柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

限界

2011-08-29 08:16:52 | Weblog
海江田が過半数獲れずに、前原と野田が組んで、鹿野、馬淵の票をどちらが獲るか、なんて下馬評です。マスコミは大騒ぎ。こんなの大好きですから。というかここで騒ぐのが仕事ですからね。浮動票なんて思わせぶりに言う。誰に投票するかまだ決めてないのか、黙っているのか、なんてまた謎めかしますが、つまりは保身と猟官、干されるか厚遇されるかの選択ですから舌舐めずりしている姿が目に浮かびます。選挙で生きてる連中です、される方からする方に回れば仕返しする気分にもなるでしょうね、選挙区に帰ればずっと頭下げねばならぬことの逆ですから。何?俺に話はないの?手ぶらで?なんてね。この陣笠どもが!。もっともそこにつけ込んでの選挙戦、切り崩し、一本釣り、刈って刈って。でも、海江田さんが総理になったら、小沢さんの傀儡ですよ、いきなり三党合意は見直すなんて言ってるし。マニフェスト(という嘘っぱち)をまたやり直すと言ってるし、財源や普天間やらであれだけうそばっかりだったのにどうやり直すってのよ?の話、そもそも海江田さんは菅内閣の閣僚だった人です、どういう思いでやってたんだ?よくもこれだけ変節するなぁ。泣いたり、揺れたり、縋ったりの頼りなさには、鳩山・菅とは違う不安定さを感じますね。後ろに小沢さんがいるってのも印象悪いし。菅さんは一点、小沢さんを排したということだけは評価されると思うのですが、事実こうやって引きずり降ろされるのも小沢さんがらみのことではなかったのですし、小沢さんは選挙区が被災地だって言うのにこれといった行動を見せなかったのも、今更このオッサンに何ができるの?という不信は拭えません。表に出ないで裏から糸を引く。何時までこんな黒幕政治を指向するのでしょうかね。それこそ民主党として排除すべき悪しき慣習と思いますがね。でも、そうなりそうなんですよ。ったく。自民党の伊吹さんがのたもうたセリフ、悪かった時代の自民党そのままの密室政治です。数は力。民主主義なるものの限界ですね。陣笠どもよ、いまこそ革命だ!なんでしょうけれど・・ねぇ・・。
コメント
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