柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

連立

2009-12-16 08:08:35 | Weblog
朝刊各紙、社説で普天間問題叩いてます。読売と産経は宮内庁長官に対する小沢発言も叩きます、他一面コラムでも各紙天皇陛下の政治利用に対して反発してます。日経も産経と同じ様に非難調です。ううむ、この閉塞感が危機感を煽っているのでしょう。皆あれこれ言いながらも、アメリカを怒らせて中国に付くなんてのは望まぬことなのです。それを小沢さんがごり押ししようとしている。いつまで経ってもパンとサーカス政治から抜けられない鳩山政権に、明らかに二重支配、というより黒幕支配の現内閣への不満、閉塞感です。昨日の小沢会見、まさに語るに落ちた観。外国要人との謁見(象徴天皇なれば会見と呼ぶのですか)は内閣の助言に従うべき国事行為だ、憲法すら知らぬ宮内庁長官は民主主義も知らぬ人間だと言い放ち罵倒したことでしたが、憲法にはそんなこと書いてなくて、要人との会見は公式行事なんだそうです、つまり内閣やらが決めることではないというわけです。ならばそれこそが越権行為、政治利用そのものじゃないですか。天皇陛下は嫌とは仰言るまい、なんて言動もあの時代の(戦前戦中)軍部の決め言葉に似て危険なことだと、日経が書きます。おお、なるほど。天皇陛下の思し召しである!と叫べばそれで全て終わっていた、軍部独裁のあの時代背景です。辞表書いてから文句言え!という傲慢横柄さも地金がギラギラ光ってます。昨日の産経は亡国政権、中国の走狗とまで書きました。果たして昨日天皇陛下は副主席とお会いになりましたが、そういう目で見るからかもしれませんが御表情が堅く見受けました。会えと言うなら会うが・・といった風情。忙しいからとか体調慮ってとかではなく、一番やんごとなき方、つまり日本人の芯とも言うべきお方に会おうとするなら相当の手続きをちゃんと踏め!という気持ちですね民草とすれば。昨日も書きましたが、どうしてここで谷垣さん吠えないか?保守を任ずるなら今こそ好機でしょうに。向こうがギラギラの反天皇、つまりは反日(反米親中)思想を見せ付けている今こそ反攻の機でしょうに。新聞に載るのは二階さんを党の役職から下ろしたなんて記事だけ。おいおい、頼むでしかし、怒るで正味(ここは横山やすし風に抑揚つけて読んでください)。普天間問題も大問題。以前の合意を反故にするつもりかといえばそんな度胸もないくせに、鳩山さんは相変わらず沖縄県民のお気持ちを考えさせていただくと言うばかり、国民新党の何とか言う飛び上がりの若い衆(亀井さんより若いという意味)が勝手にアメリカ行って、期限を切られたなんてリーク(これもパフォーマンスなんでしょうが)する。そして新聞の見出し使えば、同盟より連立という選択。福島瑞穂は何も大きなビジョンなく、今までの慣習どおりに反対反対といってるだけなのに、こんな売国奸に振り回されてる。考えさせていただく、のはいいんだけれど早く鳩山さん国の建て直しビジョンを見せていただけまいか。専門家ならずともそう思うことです。
コメント
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