柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

お家事情

2007-12-01 08:42:15 | Weblog
NYのブロードウェイ、舞台係労組のスト(アメリカに労組、アメリカにももちろん左翼がいるんですよクリントンの民主党)で舞台見られなかったそうですが、合意に達したとの記事です。役者達が、有名な(私でも知っている)コーラスラインの出で立ちで道路で踊っている写真が載っています、やっと演れるぞっていうパフォーマンスです。よくある図柄なんですが、いやすごいと思ったのは役者達の体の美しさというか姿勢やフォーム、ポーズの美しさです。ただのベタな写真、しかも新聞の白黒写真です、詳細まできれいに写っているんじゃないんです、でも何人かが列を組んでのポーズ、これがきれいなこと。そして一人一人の体の線のきれいなこと。そういう奴しか選ばれない世界だって(オーディションの厳しさは何度もドキュメンタリー番組になってますし、映画でも有名ですわね、それこそ私でも知っているくらいのことです)言ってしまえばそうなんですが、でもきれいですわ、改めて思いますレベルの違い、劇団四季との違い。日本人とアメリカ人との違い。バレリーナに一番先鋭化されるんでしょうが体つき、体そのものの美しさのすごさ。努力するとか切磋琢磨とかの次元じゃないところでの大きな差。一枚の写真で感じ入りました。持って生まれたものの差はどうしようもないのです。美しいものは美しいと眺めるべきものなんです。自分が!とするは大きな思い違いです。そう思いましたね。
 参院額賀大臣証人喚問、民主党、数に任せて自民党手法で強行採決強行突破しようとしましたが、なんと味方と信じていた共産党やら社民党やら少数左翼の反発喰らってすごすご且つあっさり引き下げました。新聞は読みます、共産党は先に衆院選では全ての選挙区には候補擁立しないと発表した、だもんでそこの議席を民主党も獲りにいかねばならぬ、共産党さんを向こうに回したくはない、それが一つ。では何故野党が割れたか、民主党に同道しなかったか。特に共産党志井委員長が珍しく「自己批判した」って話題になったくらい、あの証人喚問決議に賛成したのは間違いだったなんて突然言ったのは何故か。別に自民党に擦り寄ったのではなく、民主党に呑み込まれるのを嫌ったんでしょうね。参院の過半数には民主党と国民新党では足りないという勘定が利いていて、自民党を超えるには一桁づつの議席しか持たない共産党と社民党を組み込まねばならぬという事情。俺の言うこと聞け!と脅かしたって図です。民主党も党首の間抜けな事件があった後の事、強く出られません。で、ほくそ笑んでいるのは自民党。敵失ですから。勝手に転けてくれるんですから。何度目ですかね、民主党。横着振り回していた国対委員長もとたんにトーンダウン。自民党が「数の横暴」なんて目を三角にしているのも面白かったですが(いつもやっていた方なのに)、それよりあっさり引き下がるこの党もどうですかね。やはり能無しのガキの集団でしたか。
コメント
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