ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

今年も東ドイツ美女のカレンダーを注文した

2018-05-21 00:00:00 | 美女探求

この数年(2012年から)、このカレンダーの話を拙ブログでは記事にさせていただいています。(5/20)

 

で、ここ何年か5月にこの記事を書いているのですが、今年も先日、ああそろそろ東独美女カレンダーの季節だなと思ったのでAmazonを確認、さっそく購入手続きをしました。

 

 

表紙を見た限りでは、なかなかの美女ですね。またきれいな胸をしています。まあ実際には、彼女の写真は1枚しかないですけど。

それにしてもこのカレンダー、バックナンバーはけっこうなプレミアがついているようですね。複数買って売れば確実に商売になるかもです。私はしませんけど(苦笑)。

カメラマンについて詳細は知りませんが、今回は夫婦での撮影ですかね。いずれにせよこういうのも1回買うと癖になって、例年買ってしまいます。たぶんずっと買い続けるのだろうなと思います。

それで、これも毎年同じことを書いていますけど、まだカレンダーを考えるには早いかもですが、読者の皆様も自分の好みにあうカレンダーを購入してください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(2)

2018-05-20 00:00:00 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)

地下鉄に乗り、上環に行きます。

何回も行っている麺の店に行くのです。しかし地下鉄の階段を上っていたら、右ふくらはぎに肉離れをしてしまい、以後歩行に支障をきたしました。実は3月に自転車で転んでしまい(ネコの死体をよけようとしたら、バランスを崩したのです)、それで足に負担がかかっていたのです。このような旅行の最中に足を痛めるとは、まったく困ったものです。

こういうのも、いかにも香港島らしい光景です。

このあたり九龍とは雰囲気がだいぶ違います。

麺の店に向かいます。

こういう人を見るとすぐ写真を撮ってしまいます。しかしトラブルがないように注意します。

女性の写真もはずせません。

赤い色のタクシーは、この地区のエリアでの営業活動が認められているタクシーの証拠です。

ご老体も頑張ります。

入ったことはありませんが、ここは有名なレストランの模様。

おいしいのでしょうか・・・。

ここです。香港に来るたびに来てしまう店、九記牛腩です。

店の前です。

 

前はミニマムチャージHK$45でしたが、値上がりしましたね。香港の物価も高くなっています、というより日本のデフレが長引いています。

店に入ります。

席に尽きます。

男性、娘、女性2人が座っていまして、最初は同じグループかなと思いましたが、父親と娘、女性2人でした。

ミニマムチャージをクリア!

牛バラ面をいただきます。麺は卵だったっけな?

店を出ます。この女性も客でした。女性も気楽に入れる店です。読者の皆様におかれましては、香港に行かれる際はぜひどうぞ。

(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(1)

2018-05-19 00:00:00 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)

年末年始の旅行を先に取り上げようかとも思ったのですが、それだといつ終わるかわからないので、4月末の香港近辺の旅行についての記事を書きます。関西国際空港から、LCCのピーチで香港に向かいます。

機内サービスはLCCなので皆無ですので、そのあたりは飛ばして香港に無事入ります。

こういう写真を撮るのも、旅の楽しみです(って言っちゃいかんか)。

バスに向かいます。

東涌駅まで行くS1のバスに乗ろうとします。停留所の場所が変わりました。

が、八達通(オクトパスカード)の残額がゼロだったため、空港で改めてチャージしなおします。セブンイレブンでしました。

バスを待ちます。

バスに乗ります。

ロープーウェイ(昂坪360)です。1回くらいは乗ろうかと思います。

駅に着きます。たぶん日本では、耐震基準に引っ掛かりそうな建物です。

駅舎に入ります。

香港の広告には、このように何気に日本語が使われていることが多くあります。

地下鉄に乗ります。

香港でも、イスラム系の人が増えた印象があります。昔から、日本よりは様々な国籍の人が往来する土地です。

こういう写真を堂々と撮るのが、私の無謀なところです。

尖沙咀駅で降ります。

ネイザンロードを歩くと、ああ私香港に来たなと感じます。

この建物も、いつも「香港らしいな」と思います。

重慶大廈で両替をします。

今日は右の店がレートがよかったので、ここで両替します。

外に出ます。

重慶大廈の写真を撮ります。この建物を「いかがわしい」と考えるか「心のオアシス」と考えられるかで、香港旅行のアプローチはだいぶ変わってきます。もちろん私は、後者です。

また地下鉄に乗ります。

(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは非常に危険なタックルだ(日本大学対関西学院大学のアメリカンフットボールの試合)

2018-05-18 00:00:00 | スポーツ

ちょっと気になった記事を。いろいろ報道されていますが、とりあえずこちらを。

>悪質反則で選手けが 関学アメフト部が日大に抗議文

5/12(土) 18:29配信 関西テレビ

関西学院大学のアメリカンフットボールの選手が日本大学の選手の悪質な反則でケガをしたとして、チームは日大に対して、正式な謝罪などを求める抗議文を送りました。

青の関学の選手がボールを投げ、無防備になった直後…赤の日大の選手が背後からタックルをします。
今月6日に行われた関学対日大の定期戦の映像です。

この反則で、関学の選手は全治3週間のケガをしました。

関学アメフト部はこの反則を「選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為」として、今月10日、正式な謝罪や見解を求めて日大に抗議文を送りました。

【関学アメフト部・鳥内秀晃監督】
「長年指導者やってますけど、あのレベルは初めてです。
交通事故と一緒ですよね、これ。道路を歩いていて、後ろから約100キロの人が来て、一気に知らないところからタックルされたと。その衝撃考えたら分かるでしょう」

この選手はその後も反則を繰り返し、退場処分になっていて、日大アメフト部は「厳粛に受け止め指導を徹底する」とコメントしています。

また、関東学生アメリカンフットボール連盟は当面、この日大の選手の対外試合の出場禁止を決めています。

もう1つ

>アメフット関学大「あってはならない」日大厳重抗議
[2018年5月12日22時32分]

 アメリカンフットボールの強豪関学大が12日、兵庫・西宮市内の同大学で日大との定期戦(6日)における相手選手の反則行為について説明する記者会見を行った。

 鳥内秀晃監督(59)は「スポーツを超えている。あってはならないこと。これを認めるとスポーツが成り立たない」と怒りをにじませ、小野宏ディレクターは「普通に道を歩いていて、後ろから100キロ(程度)の選手が全力でタックルしてくるのを想像してもらえればと思います」と生命にかかわる事故につながる可能性があったことを指摘した。

 同戦は第51回の定期戦。第1クオーターでの出来事だった。ボールを投げた関学大QBに対し、日大DLが約2秒後にタックル。関学大QBは負傷退場し、試合翌日には医師から膝軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間の診断を受けたという。現在は左足にしびれが出ており、あらためて精密検査を受ける予定にしている。

 日大DLは以後も2度のラフプレーを行って退場となり、10日には関東学生アメリカンフットボール連盟が追加的処分内容が決まるまでの当該選手の対外試合出場禁止を発表した。

 関学大は10日付で日大の部長、監督宛に厳重抗議の文書を送付。内容は以下の通りとなっている。

 <1>日大DLの関学QBへの1回目のパーソナルファウルに対するチームとしての見解を求めると同時に、関学大QBおよび保護者へのチームからの正式な謝罪を求める

 <2>日大監督が試合後にメディアに出したコメントの見解と、コメントの撤回および前項の行為が発生したことについての指導者としての正式な謝罪を求める

 日大のコーチからは11日午後8時15分、関学大スタッフに対して「当該選手を連れて謝罪に行きたい」という申し入れがあったという。その上で小野ディレクターは「抗議文書を読まれていなかったので、まずはそこに対して正式な回答をしてほしい」という旨の返答をしたことを明かした。日大は10日に同部の公式サイトで謝罪文を掲載したが、11日夜の電話まで関学大側に直接の謝罪はなかったという。関学大は日大からの回答について、誠意ある内容であると判断できない場合は、次年度以降の定期戦は行わない意向としている。

 両大学は17年12月の甲子園ボウルで戦い、日大が23-17で勝利。27年ぶり21度目の大学日本一を果たした。

それでこれらの一連の報道を見て、関西学院側の怒りが半場じゃないなと考えまして、当該タックルの動画を探してみてみました。それがこれです。

関学大アメフット部が会見で問題視した日大選手のタックル

個人的な意見を申し上げますと、これが一発退場でないというのがちょっと信じがたいんですが。これは審判団なり当日の試合を監督する立場の人が即刻それなりの処分を下す性質のプレーだし、そうでなくても日本大学の監督らが、自主的にプレーを外させる措置が必要でしょう。

アメリカンフットボールには正直そんなに詳しくないのですが、ラグビーでもレイトタックルには相当厳しい処分が科せられるご時世です。この件で、審判団なり日本大学なりが、どうして選手を即刻退場あるいは引っ込めなかったのかちょっと理解に苦しむのですが、どういうことなんでしょうか。

そうなるとこれ、常識的に考えて、監督なりコーチの指示があったと解釈されてしょうがないですね。日本大学監督も雲隠れしているなんて話もある。とてもそんな話で済むようなことではありませんが、これは監督解任、日本大学は下部リーグに落ちて、しばらく謹慎をしろというくらいの措置は必要でしょう。しばらく休部扱いになってもしょうがない。それでこの部員は退部するなんて言う情報もあるし、まったくひどいにもほどがあります。

でもこれ、明らかにスポーツでやったらまずい一線を越えてしまっていますね。アメリカンフットボールについてはいろいろ危険な部分が指摘されているし、ましてや日本ではマイナースポーツであるわけで、そのあたりを鑑みても自殺行為にもほどがあるというものです。

たぶん野球同様アメリカンフットボールが米国など一部でしか人気がないスポーツであることも、アメリカンフットボールの唯我独尊な部分を助長しているのだろうなと感じます。米国(北米)の四大スポーツのうち、バスケットボールはほぼ世界中に広まっているし、アイスホッケーも欧州でもそれなりの力がありますから、そういう意味では他の様々な文化といろいろフィードバックしあうので、あまりひどい部分がある程度緩和されている部分はあるのかもしれません。

最近スポーツにおける脳震盪の問題などもいろいろ議論されています。以前記事を書いた柔道事故や組体操の関係も、つまりはどれだけ安全にスポーツなり体育ができるかという問題でしょう。このような無意味に危険なプレーをしていたら、どうしようもないにもほどがあります。関係者は猛省して、このようなことを二度としないようにしてほしいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ライアンの娘』のロケ地を詳細に記して下さった記事をご紹介

2018-05-17 00:00:00 | 映画

 私が影響を(いろいろな意味で)受けた映画はたくさんありますが、この2本は外せません。なおポスターの大きさに他意はありません。

 ライアンの娘

マイケル・コリンズ

2本とも、アイルランドを舞台にした映画です。特に『ライアンの娘』は、私は小学生の時に最初にこの映画を観て(小学生で『ライアンの娘』を観るというのもどういうおませな少年だったんだという気がしますが)、うわ、なんだかすごい映画を観ちゃったなと感じて、それいらい長きにわたってアイルランドを自分なりに追っかけているところがあります。『ライアンの娘』を観ていなければ、たぶん『マイケル・コリンズ』に現在ほどの感動はしていないと思うので、やはり『ライアンの娘』は私にとって至上の映画なのだと思います。

それで、私がいろいろ勉強させていただいているサイトさんが、この映画のロケ地を詳細にご紹介してくださいました。以前にも、次の2記事でお世話になっております。

サンフランシスコに行ったら、「ホテルめまい」に泊まることにしたい

外国人が好きな米国と、「イージー・ライダー」の主人公たちを殺す米国

それでは、ぜひ読者の皆様におかれましては、リンク先に飛んでいただきたいのですが、こちらの記事です。

居ながらシネマ

家に居ながら映画を楽しみロケ地を巡るものぐさなサイト

『ライアンの娘』 Ryan’s Daughter (1970)

この映画は、ファーストシーン(ロージーがパラソルを断崖から落とすシーン)が、アイルランドの観光名所であるモハーの断崖のほか、主だったロケ地がディングル半島と、もっぱらアイルランド西部の海岸でロケーションされていますが、実は南アフリカのケープタウンでも、海岸のシーンの一部がロケされています。当時はアパルトヘイトの時代でしたので、あまりこの件は語られていなかったようですが(公開当時のパンフレットにも触れられていません)、今日ではIMDbのロケ地リストにもはっきり書かれています。記事では、南アフリカのロケ地もふくめて、詳細に記してくださっています。私も、ランドルフとマイケルの海岸でのシーンが南アフリカの撮影であることは気づいていましたが、冒頭のシーンなども一部南アフリカで撮影されているようです。

それで、私が訪れた『ライアンの娘』のロケ地は、モハーの断崖のみですが、どうも私が訪れたところとほぼ同じ場所で、映画もロケーションされたようですね。つまりは、一番映像としてインパクトがあるとみなされた地点が、観光場所としても同じ扱いだったということなのでしょうが、思わず四十何年の時を経て、サラ・マイルズがパラソルを落としたところの近くにいたことに感慨を覚えました。当時は現在のような整った観光施設があるわけもなく、また時代としても、観光客が押し寄せる状況でもなかったでしょうから、いまなど比較にならないくらい鄙びたところだったはずです。また当時のアイルランドの田舎の貧しさは、現在など比べようもないものだったと思われます。映画で、サラ・マイルズが走っていくのが、写真手前の奥から4番目、手前の次の崖です。撮影のカメラは、ここよりやや下で撮影したのだと思われます。このことを上の記事でご教示いただいた際は、体が震えるような感動を覚えました。

ところでこちらは、YouTubeにアップロードされたこの映画のロケ地のその後です。

RYAN'S DAUGHTER - THEN & NOW

ほかにも動画はありますが、私も確認したわけではないので、興味のある方はご自分でお調べください。それにしてもつわものどもが夢のあとですね。この映画では、舞台となる村は、映画のために初めから作られましたが、撮影終了後に取り壊されました。が、学校は今日まで残っています。

それでこの記事を拝読しまして、前にも記事に書いたこの本を購入しました。

The Making of 'Ryan's Daughter': Troubled Epic

英語の本ですので読むのも大変ですが、やはり通読したいと思います。それでわかることもいろいろあるかと思いますので、またこのブログ等でご紹介できればと考えています。DVDのコメンタリーも充実しているようですし、またこの映画は70㎜フィルムによる撮影の一つの終わりでもあったので(その後20年ほど70㎜フィルムによる映画の撮影は行われませんでした。次の作品は、『遥かなる大地へ』で、たぶんねらったのでしょうが、『ライアンの娘』と同じアイルランドのディングル半島のダンキンでロケされました)映画史におけるエポックメイキングな作品でもあります。


 

ライアンの娘 特別版 (2枚組) [WB COLLECTION]

これから本格的にオーディオコメンタリーも聞いて、この映画の研究をしたいと考えています。また関係するグッズも鋭意入手に努めたいと思います。

でもこの映画も、サラ・マイルズを除く主だった出演者はみな亡くなっていますね。彼女と不倫した英軍将校を演じたクリストファー・ジョーンズの死については、記事を書きました。

「ライアンの娘」に出演していたクリストファー・ジョーンズの死を遅ればせながら知る

それにしても私の事実上の無理なリクエストに応えてくださった居ながらシネマ様には、感謝の言葉もないくらい感謝しております。よってブックマーク欄に「居ながらシネマ」様をブックマークさせていただくことにしました。ほんと、これはすごい、とうならされるサイトです。ぜひご覧になってください。デヴィッド・リーン監督、脚本のロバート・ボルト(マイルズの夫でした)、撮影のフレディ・ヤング、音楽のモーリス・ジャール息子の奥さんが、シャーロット・ランプリング)という偉大な4人のスタッフたちもすでにこの世の人ではありません。撮影から50年くらいたっているのだから当然といえば当然ですが、まさに映画自体が歴史の存在となっています。上は撮影時のスナップで、左の黒い帽子をかぶった人物が撮影のヤング、カメラの右側下にいるのが、リーン監督です。

居ながらシネマ様に深く御礼を申し上げて、本日の記事を終えます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七光りのあまりの劣化ぶりと愚劣さに絶句する

2018-05-16 00:00:00 | 社会時評

bogus-simotukareさんの記事を読んでいて、「おいおい」と思いました。

2018.5.11 11:00
【正論】リベラル国際秩序を守る気概を 防衛大学校教授・神谷万丈

で、内容がまたひどい。

>≪中露に対抗していけるのか≫

 要するに彼は、国際協調によって世界がよりよい場所に変わるとは思っていない。貿易にも外交にも勝ち負けがあり、協調ではなく2国間の取引こそが米国に利益をもたらすとみている。リベラル国際秩序への挑戦がかつてなく強まっているときに、米国の指導者が秩序維持のリーダーシップを放棄しかねない態度をとる。こうしたことで、われわれは、中露の挑戦に応えていけるのだろうか。

いや、この人が強く支持、高く評価しているらしい(本音では馬鹿にしきっているくせにね)安倍晋三が、ロシアとのいい関係を模索し、また先日は中国首相を歓待することで、事実上反中国の路線を打ち切りましたが?

>≪期待のキーパーソンは安倍首相≫

 ここでクローズアップされるのが、リベラル国際秩序の守護者としての安倍首相の国際的評判だ。支持率の低下にあえぐ安倍首相だが、国際社会での評価は依然高い。『タイム』誌の2018年版「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたのがその証左だが、注目すべきは選考理由だ。ターンブル豪首相は選評で、安倍首相が「地域の繁栄と安全がルールを基盤とした国際秩序の維持と発展に基づいていることを認識している」点を強調しているのだ。

いや、それ別に「高く評価している」というものでもないですから。世界第3位の経済大国の首相なら、それはそれくらいの影響力はあるでしょう。またターンブルの選評なんて、リップサービス以上のものではない。そんなこと神谷氏が理解していないわけないのにね。 

>最近、海外の国際政治学者から、安倍首相が政権を失ったら国際秩序はどうなってしまうのかという声をよく聞く。野党の内向きな態度が続く限り、私も彼らの懸念を共有せざるを得ない。

いや、そういうことを言う国際政治学者って、どこのどいつよですよね(苦笑)。神谷氏に、「それ、どこの国のなんという研究機関に属するどちら様でしょうか」と聞いたって、たぶん答えてはくれないでしょう。その人(たち)、どっかの大学や研究機関にいるのでなく、神谷氏の頭の中にいるんじゃないんですかね(笑)。万が一いたところで、そんなの神谷氏が喜ぶようにデタラメほざいている人間が少なく見積もって99%(たぶん100%)でしょう。万が一本気の人間がいたところで、そんな人間がまともなわけがないし、またそんな人間の戯言を信じたり喜んだりするほど、神谷氏も馬鹿でも狂信者でもないでしょう。

で、私、神谷万丈なる人物を、このbogus-simotukareさんの紹介記事を読んで初めて知りました。それで何者よと思ったのですが、「神谷」という名字、国際政治学者という肩書、および書いている内容から「もしかしたら」と思ったら、やっぱりそうでした。神谷不二慶應義塾大学名誉教授(故人)の息子さんでしたね。

神谷名誉教授も、自民党ブレーンだし、かなりの保守派、右派といってもいいでしょうが、しかしさすがにこんな愚劣なデマほざいて、時の首相(自民党総裁)を擁護するなんていうアホなことはしなかったんじゃないんですかね。いや、よくわかりませんけど。しかし神谷名誉教授は、私の知っている限りでは、政治的には相いれない左派系の学者、当時の社会党や共産党などのような(当時の言葉でいう)革新政党からも、その研究実績や見識は、それなりに敬意を払われていたんじゃないんですかね。しかし神谷万丈氏は・・・。くらべるだけ野暮ですね。あまりの七光りの劣化ぶりに絶句します。なるほど、彼が安倍晋三を無理やり擁護するのも理解できなくはない(笑)。

というのはともかく、さすがに彼は、東京大学(教養学部)を卒業後、コロンビア大学大学院に進んだくらいで、安倍なんかとは比較にならない優秀な人間ですが、神谷名誉教授も、息子の無様で無残な姿には呆れかえっているんじゃないんですかね。不肖の息子というものでしょう。

ただ、これは正直書くのが気が進まない部分もあるのですが、神谷万丈のWikipediaを確認すれば目に入るので書くと、彼は痴漢による東京都迷惑防止条例違反で有罪判決(罰金40万円)が確定しています。ご当人否認しているので、実際のところどうなのかは最終的には不明ですが、防衛大学校から停職処分を受けているわけで、やや人間性にも問題がありそうな人物です。たぶんこれは、彼のキャリアその他にかなり悪い影響をもたらしていると考えられます。それで自尊心を犠牲にしてでも、産経界隈にすり寄っているという可能性は否定できないかなと考えます。どっちみち彼が冤罪犠牲者だとしても、とてもこんな与太文章は許容できるようなものではありませんが。

bogus-simotukareさんに感謝を申し上げて、この記事を終えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けっきょく元号というのが時代錯誤きわまりないことが明らかになったわけだ(追記あり)

2018-05-15 00:00:00 | 社会時評

先日の朝日新聞の記事より。

>改元後も「平成」利用へ 納税や年金システム、混乱回避

2018年5月13日07時03分

 税金や社会保障などに関わる行政システムの一部について、政府は新しい元号となる来年5月1日以降も「平成」の元号を一定期間使い続ける検討に入った。行政機関と民間の金融機関など複数がネットワークでつながっているシステムが対象で、納税や年金支給などで混乱を避ける狙い。こうしたシステムを利用する場合には、改元後も「平成」を使う必要がある。

新元号の発表、定まらぬ時期 免許や銀行…生活に直結
 税金や年金、医療などに関するシステムは、国税庁や日本年金機構といった行政側と銀行など民間側との間で元号を記号化したやり取りをして、時期を認識する。システムの改修には相当な時間がかかる一方、いずれも国民生活に直結する分野のため、政府が対応を検討している。

 昭和から平成に改元した当時に比べ、近年はコンピューターシステムを利用する仕組みが格段に広がった。システムによっては来年5月1日の改元日に新しい元号へ移行できるものもあるが、すべてのシステムを新元号に切り替えるのは困難と判断。そこで一部では新元号の利用を遅らせ、一定期間後に移行する。

(以下有料部分)

あらかじめいつから元号を制定するかを決めておいてですらこの様ですか。だいたいそうなるんじゃないかなと予想できたような気もしますが、これじゃあ元号とうのが、現代のシステムに全く対応できていないということじゃないですか。

元号がいつから切り替わるということが事前にわかっているのだったら、たとえば1月1日か4月1日の年度初めに切り替えればすっきりするのですが、それすらできず、また

>行政機関と民間の金融機関など複数がネットワークでつながっているシステムが対象で、納税や年金支給などで混乱を避ける狙い。

というのは、けっきょく元号というのが時代錯誤きわまりなく、単なる迷惑な存在でしかないということにほかなりません。そういう関係の記事を私も昨年から何篇か書いています。

たぶん次の元号になったら、元号の衰退はさらに進むだろう(くだらん追記あり)

日本人の脳みそに元号がしみついているのも困ったものだ(ついでに保険と保険レディの話)

西暦と元号の親和度は、40代が分かれ目かもしれない

現在の40代というのはみな「昭和」の生まれですが、上の記事で指摘したように、元号はますます使われなくなるのが確実ですね。役所や産経新聞のような一部右翼が固執するだけになるでしょう。

それで困るのは、来年5月1日以降の、××(元号)元年というのが、7か月しか続かないということです。2019年生まれの人は平成31年生まれか××元年生まれかというのが誕生日がわからないと判定できない。昭和元年と昭和64年というのは、12月26日から31日までしかなかったし、昭和64年というのは7日間だけですから、実際には1926年生まれと89年生まれの大多数は大正15年、平成元年生まれであると考えることができたわけですが、この次の改元はそうはいかない。不合理なことを推し進めるからこういう馬鹿な事態になるのです。「たぶん・・・」の記事で書いたことを繰り返せば、

>「元号法」というのは、日本は不合理な道を行く、ということを決意しちゃった法律だと思います。ああいったことを突き進むのは、決してお利口さんな態度ではないし、またそういったことがどんどん現実性を失っていくことが事実によって証明されるのだと思います。

まったく無理が通れば道理が引っ込むの典型です。馬鹿らしいことです。これからは役所でも西暦を使って、元号はと聞かれたら、頭が悪いからわからないといって回答を拒否することにします。

5月21日追記:こんな記事が出ました。読売新聞です。

>省庁データ、近く西暦で統一…来春は間に合わず
2018年05月21日 07時16分
 政府は、各省庁が運用する行政システムの日付データについて、和暦(元号)を使わず西暦に一本化する方針だ。

 近く、データ管理のあり方を定める運用指針に盛り込む。改元に伴うシステム改修費の大幅削減につなげるほか、データ形式を統一してシステムを連携しやすくする狙いがある。

 国の行政システムは現在、日付データを元号か西暦で管理している。2019年5月1日の皇太子さまの即位・改元に伴い、元号を用いるシステムは新元号に書き換える必要がある。政府関係者によると、システムあたり約10億円の改修費がかかる例も見込まれる。

 これを踏まえ、内閣官房は行政システムの「共通ルール」として定める運用指針に、日付データを西暦で一元管理する考えを盛り込むことにした。

 西暦で一元管理するための抜本改修には時間がかかり、来春の改元には間に合わない見通しだ。各省庁は将来の改元を見据え、個々のシステム更新に合わせて順次、改修する。

中央省庁も、元号なんていいかげん迷惑きわまりないんじゃないんですかね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさらだが、昔は煙草を吸うということが大人の男性のたしなみだった(追記あり)

2018-05-14 00:00:00 | 映画

先日、1982年に放送されたテレビドラマについての記事を書きました。

CSで、倉本聰脚本、萩原健一主演の『君は海を見たか』を放送している(追記あり)

この記事発表時点で3回目まで放送されていますが(本日4回目放送予定)、本日はドラマの内容とは関係ないことを。

ドラマの中で、ほんと、出演者が煙草を吸っています(苦笑)。以下写真を。写真は第2回と3回からです。

まず2回目。医者の下條正巳が、診察室で面談中に煙草を吸っています。こんなの現在では考えられないですよね。

萩原健一も吸うし、

大木実も吸います。

萩原の義弟(まだ結婚はしていませんが)役の高岡健二です。そうは見えないでしょうが、高岡のほうが萩原より1歳年上です。萩原は1950年生まれで撮影当時32歳ですが、これでは11歳(同じ日の追記:シナリオによると9歳でした)の子どもを持つ父親としてはやや若い年齢です。設定では、30代後半くらいなのでしょう。同じ日の追記:シナリオを確認したら、36歳とのこと。

3回目を。萩原は、繰り返し喫煙しています。

煙草やその灰で、時間の経過、本人の心境を表すというのは、以前はよくありました。『新幹線大爆破』のオープニングにもそんなシーンがありました。これは子どもの手術の最中、亡くなった奥さんとの想い出、奥さんが交通事故死した際の回想をしているという設定です。

柴俊夫も。

ちょっと現在その写真をお見せできませんが、『太陽にほえろ』の宣伝用写真で、石原裕次郎がくわえ煙草にピストルを持っているというものを見たことがあります。さすがにどこの国の官憲でも、くわえ煙草でピストルを持つなんてことはないでしょうが、しかしその写真が撮られた1970年代は、そういう姿が「かっこいい」(?)と考えられていた時代だったのでしょう。

それにしても医者が、私的な場でなく診察室で煙草を吸っているというのはほんと隔世の感がありますね。なお私は非喫煙者なので、煙草を吸うということが世間でいい顔をされなくなったのは、実はうれしく感じています。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルカタ紀行(あと昆明・上海)(2017年9月)(24)(終)

2018-05-13 00:00:00 | 旅(中国本土ー広州・深圳以外)

ホテルの部屋からの夜景です。蚊に襲われて、ろくに眠れませんでした。窓を閉めると暑くて寝られません。私のような肥満体は、暑さに弱く、また蚊も体内からの汗他の分泌物や二酸化炭素、熱などでホイホイ来るので、まったくこういう場合は苦しんでしまうわけです。

チェックアウトします。

リムジンバス(このホテルから直通が出ています)もまだ出る時間ではないので、タクシーを頼んで空港へ向かいます。中国は北京の経度で時間が全国統一ですので、西部は朝遅く夜遅いということになります。

空港の中に入ります。中国の鉄道駅とか空港の巨大さというのにはいつも圧倒されてしまいます。

それにしても上海行のカウンターを探すのも一苦労です。

手続きをして、無事乗れそうです。

警備を抜けて、椅子に座って休みます。日本人団体客がいました。

機内です。機内食も出ました。

上海に到着します。時間があるので、上海市内に行くことにします。それでリニアモーターカーに乗ろうとしたら、私の持っているペットボトルについて、警備の人が飲めといいました。あ、液体持ち込み不可なのねと飲み干そうと思ったら、あ、大丈夫といいます。一瞬「?」でしたが、あ、油とかでないことを確認したのだなと理解しました。

リニアモーターカーに乗ります。

地下鉄に乗り換えて、食事をすることにします。

何回も行っている麺の店に行きます。前回行った記事最初に行った時の記事です。

この「大腸麺」という店、麺は「面」ですが、おすすめの店です。

今回は、値段はちゃんと訂正してある模様。

列ができています。食通の中国人、ましてや上海の人間が並ぶのならおいしいということです。いや、私は上海の人間ではありませんが。

牛肉とモツのコラボです。うまい。

このように列がつづくわけです。

洗濯物が外に干してあるのは変わりません。

空港に戻ります。

この女性、スカート短い・・・。しかもタイトです。

またリニアモーターカーに乗ります。

空港に無事到着します。

いよいよ帰国です。皆さんお疲れの模様。

職場への土産を買います。

飛行機に搭乗します。

機内食です。無事今回も帰国することができました。よかったよかった。なお今回は、中国の旅ですので、カテゴリーを中国に設定しました。また来週からは、先月の香港・マカオ・深圳紀行の記事を発表しますのでお楽しみに。それが終わったら、年末年始の旅の記事を書きます。

(終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コルカタ紀行(あと昆明・上海)(2017年9月)(23)

2018-05-12 00:00:00 | 旅(インド・パキスタン・バングラデシュ・ネパール・スリランカ)

インドでの最後の朝食をいただきます。

ホテルをチェックアウトします。なかなかいいホテルでした。

で、ここで素直にタクシーに乗ればいいのですが、そんなのはつまらないと下らんことを考えて、バスで空港に向かうことにします。そっちのほうが安い。

地下鉄の駅に向かいます。

で、ひいひい歩いてこのバスに乗ります。バスが違う方面に行ったら目も当てられないので、複数の人間に確認します。

幸い前の頭の薄い男性が空港に行くというので、彼についていくことにしました。

女性も豪快に脚を伸ばします。

ね、バスもカラフルでしょ。 

車掌が料金を徴収します。最近昔の日本映画を割と見ますが、路線バスに女性の車掌がいるのが時代を感じます。そういえば、「小さな恋のメロディ」にも、黒人だったっけの車掌がいたっけな。

リムジンバスのようなものと勘違いしていて、実にゆっくりとバスは走り空港に着きました。といっても終点ではありません。この人がいなかったら、降りられなかったかも。私は運がいい。それにしてもあんなバスをみれば、リムジンじゃない一般の路線バスだとわかりそうなものです。私もしょうがない人間です。

ひいひい歩きます。男性と途中で別れます。名も知らないあなた、本当にありがとう。

それで空港らしいところに来ても、一向に国際線ターミナルらしきところが見つからず、そこら中の人に聞きまくりましたが、なかなか要領を得ません。リキシャーが来たので、ギャーギャーわめいてとめて、国際線ターミナルまでというと、近いぞと言われましたが、1歩たりとも歩くのが嫌になったので運んでもらいました。そうしたr本当に近くでしたが、当然チップをはずみます。空港は撮影禁止ですので写真はありません。絵葉書を空港内郵便局で出しましたが、残念ながら届かないはがきもありました。昆明行きの飛行機に乗ります。

それで昆明に到着します。ここで1泊して明日上海行に乗り、日本に帰るのです。

夕日がきれい。

なかなかの美女です。男性に難癖をつけられないように注意します。

昨今の中国の女性は、ほんとレベルが高い。

行きにバスに乗って苦労した痛い目があったので、今回は素直にタクシーに乗ります。まあコルカタでも苦労しているしね。

タクシーを待つ列です。

行きと同じホテルです。

中国共産党の標語(?)が誇らしげに出ています。

ロビーです。

ね、標語がそこら中にあるでしょ。

部屋です。

空調が悪く、窓を開けると蚊に刺されるという最悪のパターンです。

夕食を食べるため外に出ます。

ここでお菓子を買います。

こちらの店で、持ち帰りを注文します。いや、私はここで食べるつもりだったんですけどね。なぜかそうなってしまいました。

こちらのお店です。

部屋でいただきます。

タルトもおいしくいただきます。

(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする