ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

コルカタ紀行(あと昆明・上海)(2017年9月)(22)(加古里子氏が亡くなった)

2018-05-08 00:00:00 | 旅(インド・パキスタン・バングラデシュ・ネパール・スリランカ)

すみません、それで急に時間と空間が飛びますが、ガイドブックに載っていたカレービュッフェの店が並んでいてちょっと昼の営業終了まで間に合いそうにないので、違う店に行こうと思って、実にインドらしくないこのような店で昼食を食べることにしました。

カウンターもあります。

ペンネをいただきます。インドくんだりまで来て、こんなの食べなくてもいいだろうと思いますが、なぜか食べてしまいます。

店を出ます。基本経済的に裕福な人か、私のような外国人が行く店です。

この建物に入っている店です。我ながら私もガイドブックに引きずられる旅をする人間です。

地下鉄の駅に戻ります。

犬は危険です。

こういうように、車に葉っぱをつけているわけです。

頭の上に物を乗せて運ぶのは、インドでも盛んなんですかね。北朝鮮は、女性が頭の上に物を乗せるのを禁止しているなんて話を聞いたことがあります。国中でやっているのかは知りませんが、あんまり格好良くないと考えているのかもしれません。

暑いところは犬にも負担です。

こういうように堂々と寝ている人もいます。

そうこうしているうちにまた突然場所と空間がワープしますが、この旅最後の観光地として、ダクシネーシュワル・カーリー寺院へ行こうと考えまして、地下鉄に乗りましたが・・・。

この日はヤギの首が切られる瞬間を見たり、コルカタの街中を延々歩いたりで相当に体力を消耗したのと、もう時間も遅くなったので、行くのをやめました。またコルカタに行くこともあるだろうと、当てにならないことを考えます。ホテルに戻ります。

で、結局ホテルのレストランにまた行きます。

暑い国で飲むビールはうまい。

ヒンズー教の国で牛のステーキを食べるのも、なかなか面白いものです。しかしインドも昨今ヒンズー極右が強いので、どうなることか。この店は最後まで残るでしょうが。

レストランのスタッフの方々と記念写真を撮ります。

しかし、あれ…私インドに来て1回もカレー食わなかったぞ(苦笑)。

別に他意はないんですけどね(笑)。

(つづく)

以下すみません。全く別の内容です。

昨日児童文学者の加古里子(かこさとし)氏がお亡くなりになったことが公表されました。記事を。

>加古里子さん92歳=絵本作家「だるまちゃん」

毎日新聞2018年5月7日 13時12分(最終更新 5月7日 17時38分)

 「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られる絵本作家で児童文化研究家、加古里子(かこ・さとし、本名・中島哲=なかじま・さとし)さんが2日、慢性腎不全のため亡くなった。92歳。葬儀は近親者で営んだ。後日、出版社が合同でしのぶ会を開く。

 福井県生まれ。1959年に絵本作家デビュー。67年の「だるまちゃんとてんぐちゃん」は189万部のミリオンセラーで、「だるまちゃん」シリーズは累計389万部発行されている。

 化学メーカーの昭和電工に研究者として勤める傍ら、地域福祉の向上を図る「セツルメント活動」に参加し、絵本や紙芝居など子ども向けの創作に携わった。73年に退社。同年発表の「からすのパンやさん」など人気絵本も多く、刊行された著作は約600点にのぼる。日本の伝承遊びの研究者としても知られ、2008年に絵本作家の活動や「伝承遊び考」(全4巻)の刊行で菊池寛賞を受賞。工学博士でもあり、科学者の視点を生かした「かがく絵本」を約150冊執筆。09年に日本化学会特別功労賞に選ばれた。今年1月には、在日米軍基地を抱える沖縄への思いを込めた「だるまちゃんとキジムナちゃん」などシリーズの最新作3冊を同時出版した。

実は私、今を去るはるか以前の小学校1、2年生くらいのころでしょうか、氏が私の通っていた某公立小学校に来まして、お会いしたことがあるんです。母が連れて行ったのだと思います。

で、私の記憶しているのは、老けた男性というイメージでしたが、1926年生まれで誕生日が3月とのことですから、今年92歳だったわけで、私がお目にかかった時は、さすがにそんなに高齢ではなかったわけですが、しかしわりと実年齢よりお年を召したお顔だったように感じました。当時はもちろん氏が何者なのかもさっぱり知りませんでしたが、後々、あれ、すごい人とお目にかかったんだなあとけっこう驚いてしまいました。工学博士号をお持ちですが、絵本作家や児童文学者としても大家だったわけです。斎藤茂吉とか理科系で文学にも強い人というのもなかなかすごいなと思います。ご冥福を祈りいたします。

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