ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

プロ野球界を去った後、素行不良がひどくならないか心配だ

2020-08-27 00:00:00 | スポーツ

すこし旧聞ですが、こちらの記事を。

>西武、佐藤龍世と相内誠の「無期限対外試合出場禁止」及び「ユニホーム着用禁止」処分を発表
2020/08/20

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baseballchannel

 埼玉西武ライオンズは20日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から自宅待機及び不要不急の外出禁止と定めていた期間中にも関わらず、千葉県内のゴルフ場でゴルフをするために外出し、その際、自動車が道路交通法に違反する危険な走行をしていた事実が判明したとして、佐藤龍世内野手と相内誠投手を無期限の対外試合出場禁止及びユニホーム着用禁止の処分とすると発表した。
 
 
 西武球団が自宅待機及び不要不急の外出禁止と定めていた2020年4月12日、相内が同乗する自動車を佐藤が運転し、千葉県内のゴルフ場へ向かう途中、首都高速道路中央環状線山手トンネル内を法定の最高速度を大幅に超過する速度で走行。8月17日に、佐藤から球団に報告があり、違反内容が判明した。
 
 西武は再発防止策として、両名に対しては、本件違反内容の重大性・危険性を改めて説明するとともに、プロ野球選手としての自覚を持ち、自らの行動に責任を持つこと、また、法令や社会のルールを遵守するよう厳しく指導。また、他の選手に対しては、今般の事態を伝えるとともに、あらためてコンプライアンスの徹底を図るなど再発防止に全力で取り組むとしている。
 
◇佐藤龍世のコメント
「自分の置かれている立場を考えず、また自らの甘さがこのような事態を招いてしまったと考えています。深く反省しております。今後、二度とこのようなことを起こさないよう、十分に注意するとともに、社会人としてのルールをしっかり守り、責任ある行動をとってまいります。この度は大変申し訳ございませんでした」
 
◇相内誠のコメント
「日頃から応援していただいている多くの方に、ご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。深く反省しております。今回のスピードの出し過ぎやチームのルールについてのみならず、日常から年上の私が模範になるべきでした。社会人としての責任を痛感し、今後、同じ過ちを犯さないよう行動してまいります」
 
◇飯田光男常務取締役球団本部長のコメント
「日頃から、佐藤龍世や相内誠をはじめ当球団を応援していただいているファンの皆さま、関係の皆さまに心よりお詫び申しあげます。当球団といたしましては、今般の事態を大変重く受けとめ、選手2名に対して厳しく指導するとともに、厳正に処分いたしました。今後は、ファンの皆さまのご期待を裏切ることがないよう、コンプライアンスの再徹底と教育を強化してまいります」

私は野球に詳しくないので、佐藤という人はまったく知りませんでしたし、相内という人も良く知りませんでしたが、「もしかしたら前不祥事起きした人?」と思って確認したら、やっぱりそうでしたね。Wikipediaによれば

>だが、仮契約後の12月4日深夜に東京湾アクアライン木更津金田インターチェンジ付近で仮免許運転違反速度超過の容疑で千葉県警に摘発され、高校側は7日に相内を無期限謹慎処分としたことを発表した。これにより入団手続きは一時凍結され、12月13日に行われた新人の入団会見も欠席した

2014年1月22日、球団は相内が未成年にもかかわらず飲酒・喫煙をした事実があったと発表した。 これは1月14日に球団公式ホームページの意見欄に相内が飲食店で飲酒をしているという投書があり、球団が本人に確認したところ事実と認めたもので、更にその中で2013年11,12月にも東京都内で飲酒ならびに喫煙をしていたことも明らかになった。これに対し球団は22日付で相内に対し6カ月間の対外試合出場停止等の処分を課し、併せて夜間外出禁止や、ユニフォーム着用禁止などの処置を検討し、2月1日から開始される春季キャンプについては、B班(二軍)帯同とすることとした。(引用者注:注釈の数字は削除)

とあり、さらにこちらの記事では

>今年はすでに、コロナ禍で外出自粛が要請されていた3月にも、金子とともに六本木で合コンに興じる模様が週刊誌に報じられ、球団から注意を受けた。それから半月もおかず今回の不祥事を起こしたのだから、あきれるしかない。  「これでアウト4つめ。即刻契約解除でなくても、さすがにもう残しておくことはできないよ」と球団関係者。相内が生き残って他の選手がクビになるようでは、示しがつかないというわけだ。

とあります。さらに彼の恩師の方は、

>厳しく指導することができない

 相内が2012年に無免許でスピード違反を犯して謹慎処分になった際、高瀬氏は自宅に彼を住まわせ面倒をみたという。

「3年生は、学校の寮に居られるのは12月まででしたから、うちに呼んだのです。謹慎処分で外出禁止でしたが、かえってストレスが溜まって、いきなり家を飛び出して近所を歩き回ったこともありました」

 相内は、高校時代はあまり練習熱心ではなかったという。

「彼は、強く叱ったりすると、すごく反発する子でした。だから、厳しく指導することができなかった。反発して野球をやめてしまったら、せっかくの才能を潰してしまう。それが怖かったですね。でも、今考えると、もっと厳しく鍛えておけば良かったなと思っています。鍛え方が足りなかった。その分、プロで苦労することになってしまった」

 高瀬氏は、今でも時々、相内と連絡を取り合っているという。

「この8月に、1軍に上がれそうかもしれないと連絡があったのです。そうしたら、ゴルフ場へ行ったことが発覚して……。今度の処分でどうなるか。このまま終わらせるのはもったいないですよ。野球を辞めて変な道に行っても困ります。なんとかもう一度チャンスを与えてあげてほしいと思っています」

語っています

恩師の方が一番心配しているのは、

>野球を辞めて変な道に行っても困ります。

というところでしょう。この相内という人物は、相当に素行不良なのでしょう。そしてそれが、野球をやめるとさらにひどくなることをこの恩師は心配されているのでしょう。

このブログでも、やはり相当に素行不良な(元)プロ野球選手についての記事を書いたことがあります。

人間落ちればここまで落ちる(元プロ野球選手の少女買春および対価不払い)(3月15日更新)

犯罪傾向がかなり進んでいるようで、けっこうほんとにやばい気がする(元オリックス バッファローズ所属の野球選手奥浪鏡の犯罪)

奥浪はその後、神戸地裁で児童買春と特殊詐欺への関与で懲役2年6か月、執行猶予なしの実刑判決となりました。それ以前に道路交通法違反で懲役8か月、執行猶予3年の判決を受けていますので、これもプラスになるので3年以上の服役となりそうです。仮釈放が認められれば早く出られます。神戸地裁の判決に控訴したという情報は見つけていませんので、これで確定したのかと思います。

奥浪は、免許取り消し後に無免許運転の人身事故を起こして謹慎処分となりました。球団は、本人の将来を鑑み、いきなり契約解除とせず、シーズン終了後まで支配下登録に置き、その後戦力外通告する予定だったようですが、本人の希望で早急に契約を解除、その後トライアウトを受けたり野球の専門学校にも入ったようですがうまくいかず、その後児童買春で摘発、特殊詐欺のリクルーター役で逮捕されるなど、不祥事連発という始末になってしまったわけです。

こちらの記事によると

>犯行理由について奥浪被告は、「競艇にハマっていて金に詰まっていた。100万円くらいの借金があった」「勝った時の快感が忘れられなかった」などと供述。

とのことで、ギャンブル依存症なのか定かでありませんが、まったくもってどうしようもないですね。

私の個人的な意見ですと、プロ野球の選手だったりドラフトで指名されている立場の人間がなんで無免許運転なんかするんだよと思いますが、依存症なのかどうかはともかく、そういうことを我慢する能力というものがはなはだしくかけるのかと思います。それでもプロ野球選手の立場ならまだよかったのですが、その地位も失ったとなると、もはや怖いものなしで不祥事を重ねたということでしょうか。

そうなると、奥浪よりはマシかもしれませんが(もちろんそんなのわかりません。はるかにひどい可能性もあります)、相内も相当に心配ですね。何しろ野球選手と言ったって、強盗殺人までした人もいるわけです。さすがに現段階ここまでひどい人間はこの人物が空前絶後のようですが、今後このような人物がまたでない保証はありません。なおこの犯人は2006年に無期懲役が確定、千葉刑務所にて服役中です。1962年生まれとのことなので、最低でも2036年74歳くらいにならないと仮釈放になる見込みはありません。おそらく刑務所内で死ぬ可能性が高いと思います。

そこまではいかずとも、このままですと奥浪のようなアウトローへの道に進みそうな予感がしますね。伊奈龍哉という人物は、Wikipediaには「武士の情け」のためか(?)書かれていませんが、窃盗で複数回逮捕されていますし、堂上隼人のように、社会人野球時代に性犯罪の不祥事を起こしてドラフト会議で忌避されたにもかかわらず、独立リーグで頑張って念願のプロ野球に入れたのに、またまた性犯罪で逮捕、当然即刻クビ、実刑判決を受けた人物までいるわけです。堂上の場合、素行不良というより病的な性犯罪常習者というレベルでしょうが、相内も今から相当に気を付けないと、かなりこれからの人生やばそうに思います。プロ野球選手でなくても、オリンピック金メダリストだって、お話にもならない性犯罪をした人もいます。

それはちょっと違うんじゃないのと思う。また、JOCも全柔連も、内柴を注意しなかったろ

内柴正人は、北京オリンピック直前に渡瀬恒彦の付き人に、後遺症を残すくらいの大けがを負わせ、当然オリンピック代表など辞退すべきだったのですが、金メダル候補というので示談で済みました。ふつうこのようなことがあれば、その後の行動は慎重になるものですが、どうも内柴は、自分は特権的な人間だ、治外法権の立場だとかいうようなひどい勘違いをしたようで、その後指導する女子選手に性犯罪をしてしまい、求刑通りの5年の判決を受けました。初犯で求刑通りの判決ですから、そうとう裁判官も内柴について悪質なものを感じたのでしょう。

それにしても内柴なんて、上の記事でも指摘したように、

>で、内柴がオリンピックの代表の時の全日本の監督は斉藤仁です。彼は国士舘の教員ですから、文字どおり内柴の師匠です。斉藤だって、内柴がやばい人間であることは重々承知だったはずで、彼の日ごろの態度その他に目を光らせていたんですかね? 大学時代はともかく社会人になってしまったらそこまでするのは酷だのたぐいでしょうが、でもやはり彼の日ごろの人格上の問題を見て見ぬふりをしてきたんでしょうね、きっと。

内柴はたしかにどうしようもない人間のクズでしょうが、そのクズぶりをさらに助長したのは、柔道関係者とその周辺じゃないかと思います。もちろん関係者みな「あいつがあそこまで馬鹿とは思わなかった」ということでしょうが、そういった甘い態度、見て見ぬふりをした態度が、あまりにひどい次元にまで彼を暴走させてしまいました。

ということでしょう。さすがに国士舘や旭化成の人間は、内柴が女子柔道の指導をするというのは、それは非常にまずいと考えた人が少なくないはず。

ほかにも清原某の覚せい剤や、里谷某のクラブでの不祥事とか、アスリートのしょうもない話もたくさんありますが、仮にこのシーズンオフで戦力外になったとしても、相内にはぜひ、ギリギリの線で踏みとどまってほしいと思います。崩れるのは人間ほんと簡単だし、彼の周囲には彼を崩そうとする様々な人間がいるのでしょうが、プロ野球にかかわれる時間より、その後のほうが長いのです。相内にフロントやスカウトなど裏方、コーチへのお声はかからないでしょうから、自分で何とかするしかありません。本当に大変だと思いますが、ぜひきちんとしてほしいと思います。

コメント (2)
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