拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

どろソースはカレーに合う(は本当だった)

2017-11-21 08:32:44 | グルメ

間違う人がいるかもしれないから最初に言っておくが、「あいつもとうとう生活に行き詰まって泥をソースに使うようになった」ではないからね。「どろソース」という商品名だから。で、その「どろソース」の宣伝文句に「カレーに合う」とあった。もともとお好み焼き用に買ったのだが、なにごとにも素直な私は言われたことをすぐ試す。おろ、ほんとだ、カレーが美味くなった。写真でカレーの茶色の中でひときわ色が濃くなってるところがどろソースをかけたところ。そういえば、こないだお好み焼きに三種のソース(オタフクのお好みソース、どろソース、オリバーの中濃ソース)をかけて写真に撮ったっけ(写真2枚目)。急遽アップ。色の濃さは一目瞭然、中央にかけたのがそう。因みに、カレーライスのためにご飯を炊いたのだが、お米を研ぐのにこないだ百均で買った水切り板(3枚目)を使用。先端に研ぐとき用のスクリューみたいのがついていて、なにこれ、こんなの使わないよ、と思ってたが、ここんところの寒さで水が急に冷たくなった。この数年、冬になると「♪しもやけおててがもうかゆい」だったので、無理は禁物。このスクリュー、結構使えたわい。

「団」と「会」

2017-11-20 08:09:15 | 音楽

本題の前に枕話をいくつか。その1。昨夜の「おんな城主直虎」でいよいよ家康が妻を斬り息子を自刃させた。信長のつけた言いがかりに家康が抗しきれず泣く泣く妻子を死なせたという話だが、史実はどうだったんだろう。なんでも諸説あるそうで、家康自身がわが子信康に脅威を感じていただとか、家康の居城の浜松城派と信康の岡崎城派の間の勢力争いが根底にあるだとか、なーんて話を聞くと、日馬富士暴行事件を思い出す。その2。「直虎」の後、九時からは3チャンネル……でなくて教育テレビ……でなくてEテレで音楽を聴こうと思ってチャンネルを回したら(今は回さない。でもいいのだ。語源が残っているのも面白い。ビデオだって今だに「回す」「巻き戻す」という)、おおっ、フォークトがヴァルキューレを歌っている。バッハ以前を歌う集まりでは絶対明らかにしない私の裏の顔=ワグネリアン。その血が騒ぐ。男声にはとっくにおさらばした私であるが、ヴァルキューレのジークムントだけは一度歌ってみたい。そうだ!一人でジークムントとジークリンデの二重唱(第1幕)を歌うというのはどうだ!?上手を向いたときと下手を向いたときで両役を歌い分ける。まるで落語だ。そう、この二重唱は片っ方が歌ってるときもう片っ方はだまってるからまさに落語的なのだ。それにしてもフォークトはリートのようにヴァーグナーを歌う。これなら古楽ファンにも受け入れられるかもしれない。指揮は次期ベルリン・フィルの常任指揮者のペトエンコ。この人はバイロイトのリングで初めて聴いてその素晴らしさにびっくりした。ベルリン・フィルの常任になったと聞いて、さすがの人選だと思った。以上、枕話。いよいよ本題……って枕話で盛り上がってしまって本題でしゃべることはあまりない。いえね。私が毎週又は毎月行ってる合唱団体には「団」(一つ)と「会」(複数)があって、「団」と「会」の違いは、「団」には鉄の掟を感じるが「会」はゆるーくて、で何かテーマがあるってこと(シュッツを歌うとか、バッハのカンタータを歌うとか)。で、私はゆるい方が好きだということ。ほら、本題はこれで終わってしまった。後はコーダだ。合唱で会った人には言えない私のもう一つの裏の顔=競馬ファン。人生つまづいたときは、いっつも大好きなジェンティルドンナ(牝馬。人間も馬も女が好き)が引退レースの有馬記念で勝ったレースの録画を見て元気をもらってる。因みに、アップした写真で、遠くからケメ子がいかがわしそうな顔をして見ているのがジェンティルドンナ(のぬいぐるみ)。

歌う気億億のマタイ受難曲の通唱会

2017-11-19 08:41:29 | 音楽

昨日は楽しみにしていたマタイ受難曲(バッハ)の通唱会。わがアルトの面々は事前から気合いが入っていて、ソロを「歌う気まんまん」とのコメントが多数。みなさんも歌う気まんまん、私も歌う気まんまん、万×万=億!(「万」+「万」だと2万。まんまん度が足りないので「×」にした)結果。他のパートの方からもアルトの充実を言ってもらえてうれしかった。が、個人的には最初から飛ばしすぎて、控えようと思っていたのについつい調子に乗ってレチタティーヴォも歌ったりして後半ばて気味。いくつになっても大人になれない。毎度のことながら、スタッフの皆さんには心から感謝します。ありがとうございました。実は、大きな声では言えないのだが、私、マタイの合唱部分はこの間まであまり身についていなかった(この数年の通唱会でようやく身についてきた)。所属している合唱団でやったときはいきなりエヴァンゲリスト(その団の人材不足が伺える)。それも2週間くらいでちゃっちゃっとやっただけなのでそっちも身についてない。だから、今回もエヴァンゲリストにエントリーしなかったが、ようし!今から楽譜を読み込んで来年はカウンター・テナーのエヴァンゲリストをやるぞっ!(と毎年思うのだが、終わると楽譜をしまってしまって、直前に後悔する)。さて、終わった後の打ち上げでは、それはそれは面白い話が目白押しで、こちらも大満足であった。例えば、某さんがカウンター・テナーになったのはわれらがディーヴァY内さんに奨められたからだとか、某さんの奥さんと某さんの元奥さんは某合唱団(団員に源氏名が付けられている合唱団)で一緒だとか。なお、しらっと書いたけれど、以上の「某さん」の中には私が含まれているかもしれない。

2017-11-18 08:57:48 | 音楽

町で見かけた蝶。私、虫好きと言っておきながら知ってる蝶はモンシロチョウとアゲハチョウくらい。日本の国蝶はオオムラサキだそうだが、その幼虫には立派な角があってかなり見応えのあるものだということを最近知った。で、この蝶はなんという蝶だ?そういえば、子供の頃買ってもらった昆虫図鑑があった(発刊=昭和33年)。その中のイラスト図と見比べてみると、ヒメアカタテハとやらに似ている。因みにその図鑑、引越をした母の荷物の中にあって、捨てられそうだったやつを救出したやつだ。当時は私が昆虫図鑑で妹が花の図鑑という男女に対する親のステレオタイプな区別の仕方が面白くなかったが、その図鑑が60年近い歳月を経て役に立ってある種の感慨。アゲハチョウはなんで知ってたかというと、うちにミカンの木があって、それがクロアゲハの幼虫のご馳走になっていたから。父は、ミカンの実がつかないのはこいつらのせいだとばかり、見つけるなりそれはそれは残酷な殺戮を行っていた。私は、父の怒りから幼虫を守ろうと、先に見つけると飼育箱に移して育てていた。そういえば、グリム童話で魔女の怒りから子供を救うため森にかくまうという話があった。かくまわれた子供は立派なプリンセスに成長する。私の飼育箱の幼虫も立派な成虫になった。

自分の心との会話(Mache dich,mein Herze,rein)

2017-11-17 08:40:20 | 音楽
「Erbarme dich」が「憐れめ」と命じている相手は「dich」(君)。同様に「dich」に命じてるのが同じマタイ受難曲の中のこれまた超名曲の「Mache dich」(バスのアリア)。「Mache dich rein」(君をきれいにせよ)と言っているのだが、問題はその「君」が誰か?ということだ。「Erbarme dich」は「mein Gott」、つまり神様。それに対し「Mache dich」は「mein Herze」(私の心)だ。自分の心に対して「きれいにせよ」と命じているわけだ(命じる相手が文中にわりこむ形で入っている)。そういえば、今読んでるグリム童話で、主人公がいきなり「Du」(君)相手に問答するシーンが出てくる。誰と話してんのかと思ったら主人公の心だった。自分の心と会話をしているわけだ。その時「Mache dich」を思い出した。ドイツ語にはこういう用法がおとぎ話を含めて確立されていて、「Mache dich」もその例なのだと思った。その「Mache dich」、通唱会では大合唱になるんだろうなー。因みに、この超名アリアを割愛しているのが、「すすり泣きが聞こえる」で有名なメンゲルベルクの演奏。

ガマは古池に飛び込まない!

2017-11-16 08:24:57 | 言葉
昨日の記事(ガマとカエル)に対して某姐さんが万金に値する情報を下さった。まず、英語でカエルはfrog以外にないのか?という私の疑問に対して、「ほとんどfrogだが、ガマガエルのことをtoadと言うこともある」と。へーえ。「toad」って初めて聞いた。それにしてもガマと他のカエルを区別するっていうのは万国共通なんだなぁ。いやしかし姐さんの情報に後光がさすのはここから(ここまででも相当ありがたいが)。「古池や・・・」の俳句の英訳を調べて下さり、そこでの「蛙」はやっぱり「frog」だと言うのだ。そして、この後、姐さんの一言が私をノックアウトした。「toadは池にとび込まないんだろう」。姐さんは、笑い話としておっしゃったのだが、私はこの一言で追想の羽がはえてあっという間に55年前(就学前)に逆戻り。私の家は山を切り開いた新興住宅地に建っていた。家の前は造成が終わったばかりの高台。そこで一人で遊んでいたら、土の裂け目にガマがいた。なんだか気になって、毎日のようにガマの様子を見に行っていた。その様子を見た父が「お前は『子鹿物語』みたいなヤツだ」と言ったのを覚えている(つまり動物好きってことだ)。それ以来、ガマ(ヒキガエル)と聞くと、あの裂け目にはまっていたガマが目の前に浮かぶ。それにしても、カエルのくせして水が一滴もないようなところでよく生きてるな、とかねがね不思議に思っていた。で、このたび姐さんの「ガマは水に飛び込まない」を聞いて、瞬時にそのことを思い出したのであった。もちろん、ガマだって水辺には行くだろう。ヒキガエルの卵(長細いホースみたいなのに入っている)は他のカエルの卵と同様水中にある。でも、普段は水がなくても平気だとWikiにも書いてあった。やはり姐さんの「ガマは飛び込まない」は至言であった。その「姐さん」って誰かって?私もこのような至言をおっしゃった姐さんの名誉を天下万民に知らしめたいのだが、日頃から素性が分かるようなことは絶対書くなと言われてるので……

ガマとカエル(筑波山麓男声合唱団)

2017-11-15 08:50:15 | 音楽
徹子の部屋にデュークエイセスが登場。今年いっぱいで解散するんだと。もったいないと思ったが、4人のうちの初期メンバー2人が80歳超えと聞くと、ああ、もうそんななんだ、と思う一方、歌える限り歌ってもいいのにとも思う。このグループは本当にいろんなジャンルの歌を歌ってらして、私的には「鉄人28号」の主題歌。あと、「筑波山麓男声合唱団」もデュークエイセスなんだなぁ。「♪マウント・ツクバのフロッグ・コーラス、コンダクターはガマガエルー」。そういえば、筑波山の麓ではガマの油を売ってるし、頂上付近にはガマの形をした大岩がある。ガマと言えば、グリム童話で、男女のうち男が「Kröte」に、女が「Frosch」に姿を変えさせられる、という話があった。あれ?どっちもカエルだよな。何が違うんだ?と思ったら、「Kröte」はガマガエルで「Frosch」はガマガエル以外のカエルであった。違うんだ、知らなかった。日本語でもガマガエルのことをとりわけ「ガマ」と呼ぶからそんな感じか。英語では同じでしょ?筑波山麓男声合唱団だって「フロッグ・コーラス」の指揮者がガマガエルだし。因みに、ドイツワインで、「オッペンハイマー・Krötenブルンネン」というワインがある。これまで「カエルの泉」だと思っていたが、あらためてラベルを見たらガマであった。

筋肉

2017-11-14 18:10:45 | 日記

こないだNHKの人体特集で、筋肉も脂肪も体の他の臓器にメッセージを送る賢い臓器なのだ、という話をしていた。私、こう見えても結構筋肉が付いている。だから練習場の椅子も一度にたくさん持てる(が、長年の無理がたたって腰がよくない)。だが、この写真のアップには躊躇した。理由その1。私の体の一部などというおぞましいものを公にさらすことについての躊躇。だけど、生足の写真よりはましだろう(某姐さんからは「ふくらはぎにいい筋肉が付いている」とほめていただいたが。夏、練習場に短パンをはいてったときにご覧になられたそうだ。姐さんは「足の筋肉フェチ」であらせられる)。躊躇の理由その2。以前、私が中学時代に陸上競技をしていたという話を書いたら別の某姐さんに「音楽をやってる人ぽくない」と言われたこと。そう言えば、某合唱団でご一緒していて音大で教えてらっしゃったりもするピアニストの某さん(男性)は、真夏の暑い中、今にも倒れそうだった。それにひきかえ私などは炎天下何時間ちゃりをこいでへっちゃら。うーん、いかにも芸術家の対極にある感じだ。まあどうせ私などは「素人裏声歌手」で「音楽をやってる人」じゃないんだからと開き直ろう。それにしても、この写真、なんかひっかかるのは色が白いところだ。そう言えば、高校の頃(その頃は吹奏楽部で音楽一辺倒だった)、体育の先生に、体育の授業のときいつも「お前は青い顔をしているが大丈夫か」と言われていた。この先生は、私を「音楽をやる生徒」と扱ってくれたわけだ。だが、私は不満だった。こう見えても中学んときは市内で名前を知られた陸上選手だった。この先生は陸上部の顧問のくせになんで私を知らないんだ、モグリめっ、と思っていた。こんなこともあった。授業でハードルを跳ぶことになって、私の専門だったから「昔取った杵柄」で目立ったらしく、級友たちから感嘆の声が上がった。それを聞いた件の先生が「模範演技で跳んでみろ」と指さしたのは私ではなくSH君。SH君は全然跳べる人ではない。理由は明らか。当時、私は吹奏楽部の部長でSH君は副部長。この先生はわれわれを「ブラバン」でひとくくりにしてたから混同したのだ。とか言っても、運動はしないとすぐだめになる。高校の2年くらいだったか「昔の名前」でもって白組を代表するリレーの選手に選ばれたのだが、スタートこそよかったが途中でスタミナ切れ。全員に抜かれてビリになった。競馬の馬も最初飛ばすと最後ビリになることが多い。私が競馬好きになったのはそういうレースを見て、昔を思い出したからだ。それでも、気持ちだけはいまだにスプリンターに戻ることがある。チャリに乗ってて抜かされそうになると、ジェンティルドンナになったつもりで抜かせない。階段を見ると駆け上りたくなる。酔っ払って駅から家まで40分駆けたこともある。

アウフヘーベン(「持ち上げる」がどうかしまして?)

2017-11-13 17:36:24 | 言葉
今年の流行語大賞の候補を見てたら「アウフヘーベン」の文字が。ドイツ語だ。「持ち上げる」だ。「持ち上げる」がなんで流行語なんだろう?と思って見てみたら、ははーん、また例の知事さんだ。なんでも哲学用語の「止揚」の意味らしい。高校んとき、少し興味があって本を読んだ覚えがある。たしか、ものごとの議論が右だ左だとごちゃついてるうちに一つ上のステージに揚がる、ってそんな感じの話だった。小さい怪獣が数体合体して強力な大怪獣になる、って感じの話でもあった(っけ?)。でも「aufheben」は、私が日常的に使ってる辞書では①持ち上げる ②保存する ③廃止するしか出てないし、独和大辞典だって5番目にようやく「止揚」が出てくる。政治家が都民に向かって説明するのに相応しい言葉とは思えない。かと言って「止揚」と言えばいいのかというと同じくらい分からない。普通に「今までのいろんな議論をふまえてもっといい考えが生まれるかもしれません」と言えばいいのに。そうだ、「アウフヘーベン」という馬がいるかどうか調べてみよう。(ググってる最中)ほらいなかった。

コシ・ファン・トゥッテの思い出

2017-11-13 10:09:53 | 音楽
昨日は昔SM合唱団でご一緒したFさんが習ってる声楽の先生の門下生の発表会。コシ・ファン・トゥッテ(レチタティーヴォはなし)をやる、Fさんはフェランド(の一部)を歌うというので、コシは大好きだし、Fさんの歌も聴きたいのでエリザベス女王杯は録画で見ることにして出かける。Fさんは、傘寿を迎えられて久しいというのに相変わらずのご健勝ぶり。あくまでも実声の音域を高めることにこだわってらっしゃる。決してファルセットに逃げたりしないからすごいなー(FさんはFさんで私のファルセットを誉めて下さる)。さて、この手の発表会には、「がんばってます」からプロ級の方までいろんな方が出演される。「がんばってます」の方々からは勇気をいただけるのだが、最初に登場したフィオルディリージとドラベッラの姉妹はまさに「がんばってます」のお二人。一方が長く伸ばす間に他方が声を上下するところ、その伸ばす音が「低い」を通り越してもはや別の音、それでもがんばって伸ばしてらっしゃっててすごいなと思いながらも(皮肉とかではなく、自分が女声パートを歌ってるので、自分だったらこんな高音到底出ない、というか出そうともしない、と思うから)、第1幕の幕尻、私がだーーーいすきな所、フィオルディリージが高いラをずーっと伸ばし、二小節後にドラベッラとデスピーナがおっかけで伸ばすところ、これぞモーツァルト!暗いだけがモーツァルトじゃないよ、と思わせることろ、大丈夫なんだろうか、と心配したが、いや、フィオルディリージもドラベッラもデスピーナもたくさんいらして、で、私がだーーーいすきな所を歌ったフィオルディリージはプロ級で、それはそれは素晴らしかった。第2幕の幕尻(大詰め)を歌ったフィオルディリージはトト姉ちゃんに似ている人だったが、こちらも素晴らしく、ホントにお金を払ってでも聴きに行きたいような方々であった。そのコシ・ファン・トゥッテ、日本人演奏家による名演が記憶に残っている。最初に聴いたときは豊田喜代美さんがデスピーナだった。次に行ったら豊田さんがフィオルディリージになってて名古屋木実さんがデスピーナだった。外国の団体の公演もいくつか聴いた。ロイヤル・オペラの引越公演ではフィオルディリージをキリ・テ・カナワが歌って絶賛されていたが、私は、逆の意味の手のひら返しでこのときからアンチになった。それより、ドラベッラを歌ったアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが素晴らしかった。今では知らない人のいないオッターだが当時日本では無名。テ・カナワのことを持ち上げる評論家でオッターについて触れた人は記憶にない。その後のオッターの活躍をみて、自分の耳のたしかさに自信をもったものだ。あと、ミュンヘン・オペラの公演ではテオ・アダムがドン・アルフォンソを歌っていた。長くレコードで愛聴してきたアダムを生で聴いたのはこれが最初だった。

2017-11-12 10:23:25 | 言葉
なぜ「牝」(動物の雌)はウシヘンなのだろう。「牝牛」「牝鶏」も使われることがあるそうだが、普通「牝」といえば馬。「名牝」といったらジェンティルドンナのような牝馬を言う。「牝」の右側(つくり)が「ヒ」なのは、これも馬だったら分かる。「ヒーン」と啼くから(?)。牛なら「モ」だ。ミスマッチを解消しよう。雌馬は馬へんに「ヒ」、雌牛は牛へんに「モ」。以上、柳楽優弥が出てるCM(本日開催のエリザベス女王杯の)を見てふと思ったこと。

不審者

2017-11-11 16:54:03 | 日記

近所のホームセンターの通路の壁に人の気配がしてギョッ(さかなくんではない)。見ると、壁に向かって顔を隠している。なにやつ?賊か?そしたらマネキンだった。ヘルメットをかぶせているのだが、なんで、よりによって壁に向かせて世を忍ばせているのだろう。と思ったら、そのうちいなくなった(撤去された)。

上野にコーミソースがなかった件(ケバブも断念)

2017-11-11 08:42:46 | 日記
グルベローヴァのルチアの会場は東京文化会館。といえば上野。といえば松坂屋。松坂屋の銀座店にはコーミソースが置いてあるという投稿を見た(コーミソースも松坂屋も名古屋が本拠)。銀座店にあるんだったら上野店にもあるはず。よし、グルベローヴァの前に松坂屋に寄ってコーミソースを買おう、と買わぬ前から大喜び(ぬか喜び)。で、ソース売場に行ったのだが、ない。ないはずはない。良く見る。だが、ない。棚の補充に来ていた店員さんに聞く。「コーミソースないんですか?」「なんですか、それ?」「お好み焼きにかけたりするやつ」「ああ……」と言って、さんざん見たソース棚んところに連れて行かれて他のメーカーのお好み焼き用ソースを指さして「これとか……」。失望。天下の百貨店だから期待したのだが。明日(昨日)のブログはグルベローヴァとコーミソースの二本立ての予定だったのに、そのうちの一本がくずれた。ちなみに関西の「イカリソース」があった。この会社はブルドックソースが買収したからこちらでも手に入るのだろう。さて、開演まで間がある。久しぶりにアメ横でもぶらつくか。おおっ、あっちこっちでケバブを売っている。そういえば「あまちゃん」であんべちゃんが上野で「マメブー」と言ってる横で「ケバブー」と言ってたなぁ。ケバブでも買ってくか。いや、この後、グルベローヴァだ。ホールにケバブの香りが漂ったらうまくないだろう。ということで、こちらも断念。