拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ファルスタッフのお腹

2012-03-20 23:34:36 | インポート
ハイドンのオラトリオ「四季」を聴いてきました。アマチュア合唱団の演奏会で、とてもよかった。びっくり交響曲のメロディーが出てきて。ぱくり?とは言わない。同じ作曲家ですから(もともと、当時は、著作権の概念はない。)。で、ソリストの一人、別次元の声。いいなー。天がこんな声を与えて下さるなら、ファルスタッフ(オペラ好きはこの表記ですが、演劇好きの方にとってはフォールスタッフ。)のようなお腹でもいい(声が貧弱なのにお腹ばっかりファルスタッフになったりして。)。オペラ聴いたことがない人は、うまい人の声をかぶりつきで聴くといい。耳への衝撃は半端じゃありません。理屈抜きにすごいです。ハイドン、モーツァルトとベートーヴェンに挟まれて日本では割を食ってる?なんてったって、ドイツの国歌はハイドン作です。ドイツ国歌になる前はオーストリア国歌でした。弦楽四重奏曲の第2楽章です。別の曲の話。私が子供の頃、ハイドン作曲とされていた、ドー、ミレドー、ソファミー、ラソソファミー、レーファレドシドー。おもちゃの交響曲です。今では、モーツァルトのお父さんのレオポルド・モーツァルトの曲をハイドンの弟のミヒャエル・ハイドンが編曲した、と言われてます。

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1 コメント

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私は先週名古屋で「天地創造」を聴きました。ハイドン節満載で、熱演に会場は大喝采でした。 (2年下のM)
2012-03-24 20:24:27
歌手にかぶりつき、というのは私も大賛成です。ホールの音響云々など考えず、とにかく前へ前へ前へ、鼻の穴が見えるくらいのところで振動波を浴びるのが醍醐味と思っています。
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