拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

バッハ、バッハ、バッハ……(馬へのコール)

2019-12-19 11:36:52 | 日記
藤田菜七子騎手ががんばっている。通算100勝、重賞初勝利等々、その活躍には目を見張る。だが、騎手の下でがんばっているのは馬である。人気馬が勝つと騎手の名前のコールが起こるが(武豊騎手に対する「ターケ、ターケ」とか)、馬名のコールが起きないのは馬に気の毒。その理由として、馬の名前を呼んでやっても馬には分からないのと(馬の耳に念仏)、あと、馬名が長いこともあるが、これについては省略して呼ぶという手がある。バッハ好きのみなさんにお勧めなのは「ショウナンバッハ」。馬券のお勧めではない。名前のコールのお勧めである。負けても負けても走り続けて今8歳だが、ようやく年明けに引退するらしいから、是非競馬場に行って「バッハ、バッハ」と呼んでやったらいかがだろう。因みに、ちゃんとしたドイツ語にこだわって「バッハ」の「ハ」を「ch」で発音しちゃうとコールにならない。で、騎手にまたがられているお馬さんの話であるが、女性騎手ががんばっているが、女性のお馬さんはもっとがんばっている。アーモンドアイは、現役最強。牡馬牝馬ひっくるめて図抜けて強い。これはすごいことだ。例えて言えば、男女混合の陸上の試合で女性ランナーが他を圧倒して勝つがごとしである。私はそういう牝馬が大好きである。だからジェンティルドンナが好きだった。もちろん、牝馬限定のレースもあるが、競馬では強い牝馬は男馬と一緒に走る。もともと馬を含めた草食動物には雄雌で走るスピードに差はない、もしあったら肉食動物に追われたとき雌ばかり食われてその種は絶滅したはずだ、という人もいる。今度の日曜日の有馬記念にそのアーモンドアイが出走。心なしか、FBに「有馬記念」の文字を多く見かける気がするのだが、気のせいだろうか。

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