拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

【閲覧注意】真夏の闖入者

2024-08-10 14:56:10 | 日記

奥地の家の浴室の窓の簾の外側に闖入者が現れた。苦手な人がいるだろうから、次の写真には目隠しを付けたが、目隠しなしの写真は下の方に載せた。

大丈夫な方は二枚目をご覧あれ。G等の害虫を捕食することから、「屋守」と書いて家を守る守り神とされているそうな。思えば、お友達(ヤモリではなく人間のお友達)がやはり浴室に現れたと言って2年連続で同様の写真をアップされていた。これは、夏から縁起がよい!その全貌は次のとおりである。

元気に夏を乗り切り、守り神で居続けてほしいものである。

因みに、イモリもまた「井守」と書いて家の守り神の任にあっているそうだ(ヤモリはは虫類で、イモリは両生類である)。因みの因みにタレントの井森美幸は、あんな風に三枚目のキャラを演じているが、大昔に深夜テレビでオペラを特集したとき、「夜の女王」の最高音であるハイFを楽々出すのを私はこの耳で聞いた。それ以来、一目置いている。競馬好きであるところも好感が持てるところである。


金メダル置き忘れ事件/ドアクローザー戦線から撤退/おじさんよりキッズがやかましい件

2024-08-10 08:39:15 | 日記

レスリング男子の最軽量級で日本の選手が金メダルを獲得するのは36年ぶりとのことだが、36年前の人って、あの金メダルを置き忘れた人?その後「天才たけしの元気が出るテレビ」に出てた人?もう36年も経ってるってつい昨日のことのようだけど(私もそこそこ長く生きている)。置き忘れたのが公衆電話ってところが時代だ。同じ最軽量と言っても36年前は48㎏で今回は57㎏。相当違う。人類の体格が大きくなったということだろうか。因みに、ベートーヴェンの頃のドイツ人の平均身長は160㎝台だったそうだ。短期間で人間の体格が大きく変わる一例である。

さて。奥地の家の激戦地区は玄関。ドアクローザーを巡る攻防戦である。現在、ドアクローザーは、ネジ一本でぶら下がっている。陥落は目の前。だが、ここからが超しぶとい。当方の攻撃をことごとく跳ね返している。そこで、既報の通り、当方は、新兵器第2の2号を準備し、再再度の攻撃をかけた。新兵器は、なめた(ネジ山がつぶれた)ネジ専用のペンチである点は新兵器第2号と同じだが、ブランド品であり(その分お高い)、狭い箇所で使えるように先が尖ってる点が「の2号」である所以である。思惑通り、見事に敵(ネジ)をがっしとつかんだ。

ところが、つかんだはいいが回らない。びくともしない。作戦はまたまた失敗。かくなるうえは、新兵器第3号を用いた究極の作戦(電気ドリルでネジに新たなネジ穴を作る方法)にかけよう……と思ったら、(以下、プロジェクトXのナレーションの感じで)「本社から連絡が入った。作戦を中止しろというのだ。これ以上の作戦は採算がとれないというのだ。拝島は泣いた(ホントは泣いてない)」。これがVHSのビデオデッキの開発なら開発者は会社に内緒で研究を続けるのだが(プロジェクトXより)、ドアクローザー戦線の膠着状態は如何ともしようがなく、戦場には厭戦気分が広がっていた。現場司令官は、本社の命令に従い、撤退することを決断した。現場はビニール袋で被われた(油が垂れても大丈夫なように)。

今後、この封鎖が解かれることがあるかは誰も知らない(眠り姫の眠れる城は100年後に目を覚ましたが)。

なお、今回の作戦がまったく無駄に終わったわけではない。以前は、油漏れでもドアを閉める方向にだけは張力が働いていて、開けた後支えてないと急速に閉まって大きな音をたてていたが、現在は、いずれの方向にも張力が働いてないので、急速に閉まることがなくなった。

こうやって、部隊は束の間の休息を得たが、この後は、草木の森の攻防戦が控えている。

現在、作戦を練っているところである。敵を殲滅するか、反抗ができない程度に弱体化させるにとどめるか、さらに、戦いを自力で行うか、傭兵(業者)に委託するか、懸案事項は多い。

因みに、車がないので駐車場とは名ばかりの無駄なスペースの隅はミントで覆われている。

近くに行くと、かなりミントの香りがする。このたび、その一部を収獲してきた。料理法を研究する所存である。

さて、そうやって奥地から23区の奥地に戻ったワタクシは久々に五文字の店に行った。すると、やかましいのなんのってない。通常、飲み屋の騒音の音源はおじさんだが、ここで圧倒的に音場を支配しているのはキッズである。以前、曲がりなりにもイタリアンを名乗っていたこの店にキッズの姿はなかった。ファミレスに分類されるようになった今は、もはやキッズのたまり場である。それにしても、よくぞ、こんなにでかい声が出るものだ。大きくなったら合唱団にお入りなさい、と言いたくなる。私、出会い系アプリに入力する条件の一つを「五文字のお店でデートができる人」にしようと思っていたが、やめた。さすがに、キッズの悲鳴が飛びかう場所ではデートはできない。

因みに、お前はおじさんやキッズのことを言えた義理か?自分の声だってでかいではないか?と言われるかもしれないので言っておく。たしかに私は、どんなに喧噪甚だしい店内でも「すみませーん」と言うと必ず奥の店員に通じる。だが、これは怒鳴っているわけではない。声を一箇所に集中して照射しているのである。すなわち、声を「通している」のである。