拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ドイツパン/トラフ

2024-08-25 18:44:21 | グルメ

食物繊維が多いというのでライ麦パンを食しているが、どうせならずっしり重いドイツパンを食したい。筑波にお店があるときいたから筑波山の帰りにでも行こうか、でも、この暑さで登山もなぁ、と思っていたが、このご時世、ネットでポチれば大抵のものは届くことに思いが至らなかったのはやはり人間が古い証拠である。ということで、ポチった。来た。

早速、ハムとチーズをはさんで食す。

お昼だったがいつもの牛乳ではなくコーヒーを合わせたのは、20年以上前に体験したドイツの朝のホテル気分を味わいたかったからである。ドイツパンと併せて食卓に運ばれたのは小さいポット(ケンヒェン)に入れられたコーヒー。これが旨くて、私は、何杯も、ではなく、何ケンヒェンもお替わりをしたものである。しかし、今回、インスタント・コーヒーで当時の気分を再現しようというのは無理な相談であった。

もちろん、普通の食パンに比べれば結構なお値段のようだが、相当に凝縮しているからお昼なら1枚で十分である。であれば、不経済というわけでもない。

ドイツでドイツパンをトーストした覚えがないので、今回もトーストしないで食したが、多分合ってると思う。

ライ麦パンは、食物繊維以外にもビタミンが豊富でかなり身体によいという。だが、そんなライ麦パンを主食にしているドイツ人が際立って長命というわけではないのはなぜだろう。ビールの飲み過ぎによるダメージを和らげるので精一杯ということだろうか。

主食と言えば、最近は米不足である。南海トラフ地震と関係があるのだろうか。思い出すのは1993年の米騒動。政府がタイ米をたい量に輸入したが(韻を踏んだ)、買い占めのほかに売り惜しみもあったそうである。業者がこっそり貯めておいた米を吐き出そうとしたときには米離れがいっそう進んでいて、さほど旨い汁を吸えなかったそうだ。

因みに「トラフ」って何か?と思ったら、海底の盆地(低地)だそうだ。プレートが他のプレートに沈み込むのに引きずられて海底が低くなっている箇所だという。だったら、海溝とどこが違うの?と思ったら、違いは深さだそうだ。6000メートルより浅い場合はトラフで、それより深いのが海溝だという。

 

 



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