拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

練習日を間違えてドイツ語三昧になった件

2023-01-23 10:02:19 | 言葉

次に楽譜を持って江戸川を渡るのはいつだろう?と思っていたら、あっさり実現してしまった。麹味噌合唱団の本練習が始まった旨の情報がフェイスブックにあふれ、見てたら歌いたくなったのである。ところが、会場に着くと、たしかに見知った面々がいるのだがどうも様子が違う。持ってった楽譜のヨハネ受難曲を歌ってたので、そのまま最後までいたのだが、後で聞いたら目指したのとは別の練習だった。

その後、松戸まで行って中華で反省会。店員さんが中国語の達人だったことから語学談義となり、その店員さんにドイツ語をしゃべらされた。さっきまでの練習もドイツ語の歌だったから、つくづくこの日はドイツ語三昧の日であった。

「三昧」と言うのだからもう1つ(三つ目のドイツ語ネタ)。この日買った馬券は、ユーバーレーベンの複勝。

「ユーバーレーベン」=「überleben」=「長生きする」「生き残る」を意味するドイツ語である。だが、「ü」の発音は、ホントは「ユ」よりももっと「イ」が混じった音。かと言って「イーバーレーベン」はやりすぎだから、「ユーバーレーベン」という馬名はやむを得ない。因みに、この日、ユーバーレーベンは3着だったから馬券は的中。と言っても、500円が1350円になっただけだから、高騰する光熱費の足しになったとは言いがたい。え?ユーバーレーベンの馬券を買った理由?それは君、私が女好きだからである。因みの因み、2着に来た馬は「エヒト」。これもドイツ語である(echt=ホント、マジ)。

そう言えば(書いてると、話が予定しなかった方向に流れていく。すなわち、当ブログは予定調和にはほど遠い)、この日駅までの2kmの道を歩いてたら5メートル先を人が歩いている。髪を染めた細身の牝馬(人)である。抜いてやろうと思ってがんばるのだがなかなか距離が縮まらない。当世、牝系が強いのは馬も人も変わらない。ジェンティルドンナ(牝馬)も最後の有馬記念でゴールドシップ(牡馬。ユーバーレーベンのお父さん)の追い上げを許さなかった。それでも、ワタクシの場合は徐々に差をつめていってとうとう並んだ。すると、当該牝馬がスマホで誰かと話してる声が聞こえた。この牝馬、鳴き声はえらく低い……顔をチラ見すると、なんと牡馬であった。