拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

おシミちゃん(ジュリエッタ・シミオナート)

2015-06-16 07:09:32 | 音楽
「マレ」の輪子さんとジェンティルドンナ、目が似てる。さて。マリア・カラス(わが家(の人口が二人だった頃)では、烏を「アラス」と呼んで区別していた。皆はその泣き声を「カー」と言うが、私には「アー」と聞こえるもんで。)は、ベッリーニのノルマが得意だった、というよりノルマはカラスによって復活した。その「カラスのノルマ」のレコード(CD)はあまたあるが、私がもっとも好きなのは1955年のスカラ座ライブ。音は悪いが、なんたってアダルジーザがジュリエッタ・シミオナート!まろやかな深い声で二重唱ではカラスと同じ高音をなぞる。わが家(同前)では、親しみをこめて「おシミちゃん」と呼んでた。幸いにも、おシミちゃんの日本での映像がいくつか残ってる。「アイーダ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「カルメン」等。「アイーダ」はデル・モナコと共演したものが全曲残ってるが、私がこれよりすごいと思うのは、アントニエッタ・ステッラと共演した方(私が生まれる数年前)。こっちは一部しか残ってないが、この二人の対決はすごい。火花がとんでそう。しかも、このときのおシミちゃんはとってもきれい。私はおシミちゃんがタイプなのだ。いやいや、そんな軽々しく呼んではいけない。シミオナートは、スカラ座の建物の中まで自動車で出入りするほどの超超大物であったのだ。

シードル

2015-06-16 06:53:27 | グルメ

なんも変哲のない夕食だが、いちおう、野菜炒めにはクレソンが入ってるし、サラダはブロッコリーのスプラウト。テレビで「体にいい」と言われたものはすぐとりいれる。なにしろテレビっ子なもんで……もとい、テレビおじさん、え?テレビじじー?いや、自分でも最近劣化を感じて焦っているが、数十年ぶりに会った旧友には変わってないと言われた。その旧友は、歳から言って原型を留めてないことを予想したようだが、かろうじて原型は留めている模様。そうだとすれば、理由は食生活だろう。朝からたっぷりラーメン。必須アイテムは肉、卵、もやし、これにそのとき冷蔵庫にある野菜を混ぜる。かつて卵は一日一個、と言われていたが、4個食べてもコレステロールは変わらない、という話がある。都合のいい情報にはとびつく。さて、昨夜の夕食の話に戻る。合わせた飲み物はシードル。英語名はサイダー。といっても清涼飲料水ではなく、リンゴの醸造発泡酒。こっちが本来の意味。日本の某サイダーは、大昔「○○シャンペンサイダー」と言ってたそうだ。すごい、シードルでもシャンパンでもないのに。とか言って、昨夜、シードルを注いだのはシャンパングラス。