拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

青きドナウ(波がぶつかって渦潮発生?)

2013-11-05 12:20:45 | インポート
三日着たパジャマを洗濯機に入れるのを忘れたので、あと三日着るハメに。パジャマは限りなくルーム着に、ルーム着は限りなくパジャマに近い。違いは私の主観のみ。日曜日の合唱祭の話の続き。どっかのおじさんおばさんたちがヨハン・シュトラウスの青きドナウを歌ってた。並みじゃなくて(牛丼か)波のイメージか、おじさんおばさんたちが体を左右に揺する。ところが波の向きがバラバラなんで、ときどき肩と肩がぶつかってる。うず潮が起きるよ。青きドナウはもともと合唱曲。オケで聴く機会が多いもんで合唱で聴くと新鮮。ヨハン・シュトラウスはよいなー。誰ですか?ムード・ミュージックとか言って揶揄する人は?小難しきゃいいってもんではない。ドイツでは、シュトラウスならリヒァルトよりヨハン、と言われる(ちなみに、リヒァルトならシュトラウスよりヴァーグナーと言われる。リヒァルト・シュトラウスご本人も、おら、二流作曲家だと卑下する。二流のわけないでしょ。私の大好物です。ご本人だってそんなこと思っちゃいません。おら二流だ、と言ってる人に対して、「あー、そんなんですか」なんて言っちゃいけません(怒られます)。この方、自分を卑下する癖がある。自分を描いたオペラ「インテルメッツォ」では奥さんにやり込められる姿が描かれます。お薦めビデオはFロットが出てるやつ(英語版ですが)。長い括弧が終わってヨハンの話に戻ります。)。オペレッタの「こうもり」なんか大傑作。第2幕の「Brüderlein……」なんて官能的ですらあります。この部分、ビデオで、クライバーの指揮姿を見られる。劇中のクライバーの指揮姿が見られるのはもう一つ「バラの騎士」のオックスのワルツ。おろっ、ヨハンとリヒァルトが揃いましたねー。