拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

プレトリウス~ロッシーニ(あ~、カーン違い)

2013-11-08 09:57:47 | インポート
プレ鳥臼(ワープロの変換に身を委ねる)は、ドイツ人なのになぜギリシャ風の名前なんだ?と聞かれて、カラヤンみたいに先祖がギリシャ人(カラヤヌス)なのかな~とか思ったけど調べてみた。すると(いい加減なことを言わなくよかった)。ミヒャエルの方は、元の名字がSchultheiß。これ、ローマ時代の官職名が由来で、そのラテン語がPraetoriusなんだと。で、中世が終わった頃(「新時代」の幕開け)、Schultheißさんの何人かがPraetoriusに改名したんだと。ミヒャエルはそのうちの一人だったんですなー。ヒエロニムスの方は、お父さんときからPraetoriusです。ところで、ヒエロニムス・プレトリウスのカンターテ・ドミノの冒頭の「カーン、カーン」で「アルジェのイタリア女」を思い出したぞ(ロッシーニのオペラ。あり得ない連想!)。第一幕の幕尻の早口言葉の七重唱で、口から泡をふきながら早口言葉を歌う他の歌手を尻目にテナーが「カーン、カーン」って歌ってなかったっけ。で、楽譜を見た。「ディーン、ディーン」だった。あ~、カーン違い。