(ホテル「ネスト・ウエストガーデン土佐」)
(すぐ近くの浜辺には流木や鳥の足跡が・・・)
今回の四国遍路の旅で泊まりたかった宿が高知県に2つありました。
高知県幡多郡入野の「ネスト・ウエストガーデン土佐」と高知県津野町にある「星ふるビレッジTENGU」です。
「ネスト・ウエストガーデン土佐」は歩き遍路の時に傍を通って以来、「いつか泊まってみたい」と憧れていました。今まで2回宿泊していますが、毎回泊まりたくなるホテルです。
部屋はシンプルなツインのバストイレ付、窓から海や灯台、松原が見えますが、ホテル全体のナチュラル感が気に入っています。別棟に広い浴場があり、温泉ではないのですが、とても癒されました。
素敵なホテルだと思うのですが、宿泊者が少なく、そこも気に入っているところです。
(ワイルドな花壇やグリーンが魅力的なガーデンテラス)
(ホテル内のショップ・・・手づくり製品を売っています)
早朝、散歩に出ると、すぐ近くに「志々島の大くす」で紹介した「母の塔」がありました。
乳がたっぷり出そうな盛り上がったおっぱい、肉付きたっぷりの腹回り、太く逞しい手足、とても親近感を覚えます。
母へのオマージュの碑があり、原始古代から一家の長として強く、慈愛に満ち、太陽のように輝やいている「母の塔」です。
(「母の塔」と母へのオマージュ)
(寄せてはかえす白波と戯れて・・・)
(鳥の小さな足跡をいっぱい見つけました・・・)
海岸へは5分足らず、そこは砂地の浜辺になっていて、盛り上がっては砕け散る波をみつめ、幼子のように戯れていると、心が洗われるような気がします。 人気のない砂浜には鳥の足跡が鮮明に残り、いろいろな足跡を発見!しました。
アートにしたいような流木がたくさん流れ着いていて、1本を旅の記念に持ち帰りました。点前座の結界に使えたら・・・と。
朝食後、9時過ぎに出発し、この日(6月4日、5日目)は38番金剛福寺、月山神社、40番観自在寺をお詣りし、宇和島城天守閣に初めて上り、宇和島泊でした。(つづく)