(岡崎公園の紅枝垂れ桜…だと思う)
(2012年4月撮影、クリックすると大きくなります)
3月21日と27日に茶事をしました。
弥生三月も終わりに近く、桜の花を待ち焦がれての茶事でした。
それでいろいろありまして・・・ボツボツ書いておこうと思います。
茶事当日は前にも書いたように、身体中の全細胞をたたき起こして
それはもう大変・・・なのですが、
趣向を考え、茶事の支度をしている時は心躍り、楽しいです。
水汲みは自転車で梨の木神社へ。
2リットルのペットボトル6本、料理用5リットルをタンクに汲んできます。
梨の木神社の境内にマンション建設が決められていて、
埋蔵文化財の調査中の看板が建てられています。
銀杏や欅の大木がありますが、まもなく切られてしまうのでしょうね。
そんなことには全く関係ないように、
名水「染井」はいつ行っても地元の方が並んでいます。
抹茶ですが、最近は一保堂さんが多いです。
寺町通二条の一保堂さんへ自転車で乗りつけ、
「雲門の昔」と「関の白」を買いました。
それから、すぐ近くの柳桜園さんへも寄り、「錦上の昔」を買いました。
寺町通を下り、鳩居堂さんへ寄り、巻紙3本をお買い上げ、
古今集・素性法師の歌を添えてご案内のお手紙をさしあげました。
いざけふは春の山辺にまじりなむ
暮れなば なげの花の陰かは
(さぁ~、今日は春の山辺へ一緒に出かけましょう。
日が暮れたら 他には何もない桜の花陰で過ごしましょう)
疏水のサクラ・・冷泉通りにて
(クリックすると大きくなります)
3月21日のお客さまは4名でした。
お正客のGさまは二度もお茶事へお招き頂いているので、
是非一度、灑雪庵へ来ていただきたいと思っていました。
仕事と母上の介護もあり、遠出が難しい中をいらしてくださって嬉しいです。
「灑雪庵」の書
次客はRさま、三客はYさま、詰はSさま、
Rさまは私のお能のステキな先達でもありますが、
茶の湯に忙しい私はなかなかついて行けず、残念な思いをしています。
YさまとSさまは茶事や稽古に切磋琢磨している茶友です。
(古箪笥を再生した額です)
茶事の2日前に、茶室につかっている四畳半の茶道口を変えてみました。
花寄せを予定していたので、お客さまから床の花がよく見えるように
と思ってのことでした。
当日になって解ったのですが、これが大失敗でした・・・・。
その日は、さっと時雨が来るような京都独特の3月の天気で、
湿度が高く、長いこと締め切りだった襖がスムースに開きません。
「ガタピシ・・・ガタッ、ガタピシ!」
・・・う~ん! こんなつもりでは・・・。
(襖までお正客さまを歓迎していたのかな??)
桜を待ち焦がれての茶事-2へつづく
(2012年4月撮影、クリックすると大きくなります)
3月21日と27日に茶事をしました。
弥生三月も終わりに近く、桜の花を待ち焦がれての茶事でした。
それでいろいろありまして・・・ボツボツ書いておこうと思います。
茶事当日は前にも書いたように、身体中の全細胞をたたき起こして
それはもう大変・・・なのですが、
趣向を考え、茶事の支度をしている時は心躍り、楽しいです。
水汲みは自転車で梨の木神社へ。
2リットルのペットボトル6本、料理用5リットルをタンクに汲んできます。
梨の木神社の境内にマンション建設が決められていて、
埋蔵文化財の調査中の看板が建てられています。
銀杏や欅の大木がありますが、まもなく切られてしまうのでしょうね。
そんなことには全く関係ないように、
名水「染井」はいつ行っても地元の方が並んでいます。
抹茶ですが、最近は一保堂さんが多いです。
寺町通二条の一保堂さんへ自転車で乗りつけ、
「雲門の昔」と「関の白」を買いました。
それから、すぐ近くの柳桜園さんへも寄り、「錦上の昔」を買いました。
寺町通を下り、鳩居堂さんへ寄り、巻紙3本をお買い上げ、
古今集・素性法師の歌を添えてご案内のお手紙をさしあげました。
いざけふは春の山辺にまじりなむ
暮れなば なげの花の陰かは
(さぁ~、今日は春の山辺へ一緒に出かけましょう。
日が暮れたら 他には何もない桜の花陰で過ごしましょう)
疏水のサクラ・・冷泉通りにて
(クリックすると大きくなります)
3月21日のお客さまは4名でした。
お正客のGさまは二度もお茶事へお招き頂いているので、
是非一度、灑雪庵へ来ていただきたいと思っていました。
仕事と母上の介護もあり、遠出が難しい中をいらしてくださって嬉しいです。
「灑雪庵」の書
次客はRさま、三客はYさま、詰はSさま、
Rさまは私のお能のステキな先達でもありますが、
茶の湯に忙しい私はなかなかついて行けず、残念な思いをしています。
YさまとSさまは茶事や稽古に切磋琢磨している茶友です。
(古箪笥を再生した額です)
茶事の2日前に、茶室につかっている四畳半の茶道口を変えてみました。
花寄せを予定していたので、お客さまから床の花がよく見えるように
と思ってのことでした。
当日になって解ったのですが、これが大失敗でした・・・・。
その日は、さっと時雨が来るような京都独特の3月の天気で、
湿度が高く、長いこと締め切りだった襖がスムースに開きません。
「ガタピシ・・・ガタッ、ガタピシ!」
・・・う~ん! こんなつもりでは・・・。
(襖までお正客さまを歓迎していたのかな??)
桜を待ち焦がれての茶事-2へつづく