マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

伴走者

2012-07-12 20:00:00 | 私のこと

盲目のランナーと夢つなぐ


盲目のスプリンター・安藤千明選手 と 伴走者・塩家吹雪さん。   

2人の目標は、ロンドン・パラリンピック。
「金メダルを取らせて、肩車してやる」 塩家さんの誓い。 だそうです。

伴走者・塩家さん。
数少ない盲目のスプリンター(短距離走者。めちゃ早い方てことです) の伴走者として活動する。
自分の栄光のためではではなく・・盲目のランナーの栄光のために、自分の全力を使います。 頭が下がります

 
全盲の人が、本当に全速力で走ることができるの? 、信じられない人も多いはず。

    それを可能にするのが伴走者の存在。
  『絆』と呼ばれる紐が、をつなぎます。
約1mの『絆』を、互いの指にひっかけてつなぎ、スタートからゴールまで並んで走る。



スプリンター伴走者。
まず初めに・・
自分が目をつぶって,目隠しをして・・・誰かに伴走してもらいます。 
・・・スプリンターの不安を体験します。 スプリンターの求めることを自ら体験します。
足下の状態は? ぶつかるのではないか? 等等。 少しだけですが、視覚障害者ランナーの気持ちを体験します。

いよいよ・・
スプリンターとの出会い。
相手が何をしてもらいたいかを よく話し合います。
互いに分かり合うために 練習を重ねます。 目に見えない方と、心でのつながりを深めます。

そして伴走・・
一緒に走る選手を見ながら、腕の振りを合わせる。
コースの誘導。 危険と思われる事を知らせる。 周囲の状況を伝える。 等等。 視覚障害者ランナーが必要とする事を伝えます。
5m手前の地点で、ゴールを知らせる。
・・・スプリンターが安心して、まっ直ぐに全力疾走できるために。 不安を、取り除いてあげる役目です。


再び・・
伴走者・塩家さん。
全盲走者の全力疾走を手助けする伴走者。夢の伴走者・塩家吹雪さん。


スプリンター安藤千明さんは、進行性の視覚障害で、18歳の時に完全に失明。
もともと走ることが大好きだった安藤千明さん、目が見えなくなったことで、走ることをあきらめていましたが、

『もう一度全力で走りたい!!』 
伴走者として、パラリンピックや世界陸上の出場を目指して活動してきた塩家さん と。 出会いを生み、
千明さんは、全盲女子100m走で、パラリンピックを目指せる所まで来ました。

走者と伴奏者を繋ぐ一本の細い紐。 その紐の呼び名は、『絆』。
   走者と伴奏者の間の強い信頼関係の『証』です。


今日
娘から電話
「今晩、伴歩をお願いします。」  伴走ではない  伴歩。 歩くお供です。
「了解。ガッテン。」 と私

仕事で遅くなり・・家への帰路の30分・・電話でおしゃべりしながらの伴歩
これが面白い。 伴歩の幸せの時間。 あれやこれやと電話会談。 料理のレシピの交換から・・政治談議に至るまで
娘と私を繋ぐ一本の細い電波。 その紐の呼び名は『愛』。 こちらも信頼関係の『証』です


長い人生。
伴走者がいります。 強く、雄雄しくあるために。 一緒に歩む方はどなたですか? 伴侶? 子供? 友人?

神は語ります。
『一生の間、・・・・わたしは、あなたと共にいる。
あなたを見放すことも、見捨てることもない。 強く、雄雄しくあれ。』
         ヨシュア記 1章5節


私も、お人と共に歩む人になりたい。 スプリンター伴走は、あこがれても、高齢で無理なので。 いえいえ実力で無理!無理!


皆様!
今日も、私をお尋ねて下さいまして感謝です。 皆様のご訪問が、私のブログの元気の源です。 素敵な一日を!








最新の画像もっと見る

コメントを投稿