マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

一人住まい

2011-10-26 10:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。

今年も秋の庭に咲く:秋明菊
 清楚な凛とした美しさ
 秋風に楚々と揺れる

花言葉:「忍耐」 「薄れゆく愛」
英語名:Japanese anemone。アネモネ は、ギリシャ語の「風」が語源。「風の花」の意味。


「忍耐」 「薄れゆく愛」 「風の花」
・・・どの言葉も・・「はかなさ」を感じさせる。はかなく消える。凛とした潔さ。


今朝・・
一瞬にして未亡人となった義姉から電話をもらった。

「家の中に一人になってしまったわ。」
・・一言が、義姉の心の穴と家の中の大きな穴を、物語る。
「ローカルに生きてきたので・・近所に友人が沢山なの。皆さんが”毎日伺うね”と言ってくださるの。」
・・一言が、義姉の優しさを、物語った。
「一人なので、近くにいらした時は、必ず寄ってね。」
・・一言が、義姉の寂しさを、物語った。


『一人住まい』
一人は、人の原型であろう。 一人で生まれ・・一人で死んでいく。
一人は、あるべき姿なのかもしれない。 雑音に惑わされることない一人の静かさが、あるべき人の姿に変貌させてくれる。
一人は、その人らしさを生み出す。  本来の姿に戻れる。
一人で、初めて、厳しさと寂しさの中で、人と共にある喜びが意識できる。


  義姉の電話は、私に考えるきっかけを与えてくれた。


未亡人
自分の計らいではなく・・神の計らいで・・一人住まいが、突然、訪れる。


未亡人の友人達
一人で、自己主張する必要がなくなり・・『自然の命』 が友人の心の中を満たしている。
一人住まいがもたらす特権・・・『自然の命の開放』 を楽しんでおられる。

長年の日本画を極める友人。60歳から始めた社交ダンスを15年間極める友人。キャリアウーマンの娘家族と同居・・主婦業を仕事として極める友人。等々。


未亡人友人達からあふれ出る魅力
好きなことを極める生活・・・自然に・・魅力がにじみ出る。  『重厚な魅力』。いぶし銀の魅力。 
あれもこれもと迷う若い時・・努力で・・魅力を作り出そうとする。 『上っ面な魅力』。ネオンサインのような。


『一人住まい』
秋明菊のように・・悲しみを乗り越えて・・凛とした潔さの魅力を出したいものです。



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記録
毎朝の14kmラン。 付加を付け猛スピードの14km自転車。 違いを試してみた。

 今日・26日:自転車:14km








 

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