マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

新定番の冬魚 「クエ」 づくしのグルメ旅  2/12(祭)

2007-02-27 14:29:40 | 父の日。母の日。結婚記念日。
        クエ
 ハタ科マハタ属に属するクエは、全長1m以上、体重30kg以上にもなり、
日本沿岸の磯魚としては最大級。
クエは南日本から東、南シナ海、水深5~50mの岩礁に棲息する。
紀州海岸部も絶好の棲息環境だが、漁獲量が少ないため、いまや幻の高級魚。

今日は、料理民宿 「波満の家」(和歌山県白浜町の少し手前の日高町)で
「クエづくし」、クエを食べ尽くす旅です。
息子夫婦と息子の友人(眞弓の飲み友達?)と行って来ました。
                          

神戸六甲からの湾岸線のドライブは、景色の変化も多く、楽しめます。
和歌山に入り、まずは昼飯です。 和歌山といえば、「柿の葉すし」です。
「柿の葉すし」といえば、鯖、鮭、あゆですが、「はや」とよばれる「川じゃこ」
の「じゃこすし」があるとの情報を得てたので、柿の葉すし本舗「なかむら」を探してひたすら走りました。
「なかむら」の「じゃこすし」は美味い・・・
「はや」と呼ばれる「川じゃこ」を香ばしくやき、甘辛く煮てあるのが、美味い・・・
鯖、鮭、鮎のすしも食べました。
川のじゃこや鮎、海の鯖や鮭、山の柿の葉で、海の幸と山の幸を見事に調和させた、素朴な味わいに満足でした。
じゃこといえば、イワシの小さいのを干した、出汁の素のじゃこを思いますが、
「じゃこすし」の「じゃこ」は流れの急な清流に住む鮎科の魚。中でも上流に住むものを「はや」と称するそうです。

西国三番札所「粉河寺」の由緒ある佇まいの厳かさを、穏やかな日差しの中で、ゆっくりと散策も楽しみました。

「クエづくし」の前に、和歌山といえば温泉です。
日高町煙樹海岸県立自然公園内の「みちしおの湯」の露天風呂につかりながら、
目の前に大きく広がる紀伊水道を眺める醍醐味を味わいました。

日高町町中心地に、クエの像が建っていました。口が大きくなんともいかつ姿には驚きです。これが絶品のお味なのでしょうか?って思います。

いよいよ、「クエずくし」です。
お部屋の窓から、ちょうど夕日が沈むのが見えます・・・
「先付け」は、クエの皮の煮こぼりのゼリー、アラの唐揚げ、ぬた、酢の物 他。
「薄造り」は、フグほどには薄造りにせず、少し厚めなのが食感も味わえ美味い!
「ひれ酒」は、酒好きの眞弓には、もう言うことなし・・・ただただ美味い!!
 「鍋」 は、いかついクエの姿から想像も出来ない、口当たりのよい白身の身はクセがなく上品な味わい。脂、皮の厚みのバランスがよく、皮と身の間にはコラーゲンたっぷり。
昆布だしで水炊きにしたクエをいただく柚ポン酢は、柚をしぼった物で香りが高く、厚く切ったクエの味を引き立てる。  美味い・・・・
「雑炊」は、コラーゲンがたっぷりの鍋汁でとろーりって感じ。もう最高・・・
眞弓の明朝のお肌はつるんつるん保証でしょう・・


グルメの旅の醍醐味は、美味い食べ物・・・そして楽しい仲間との至福の時!!
又連れっててね~~~。

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