マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『マリア様の花』・・・『ペタルゴニウム』 そして 『聖木曜日・主の晩餐』・・・『このパンを食べこの杯を飲むごとに、主の死を告げ知らせる』そして『イエスは弟子たちをこの上なく愛し抜かれた。』

2022-04-15 03:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
4月15日。木曜日。晴れ。

今日は、
受難週の聖木曜日。
『主の晩餐』の執り行われた日です。


   咲き出した・・・  『ペラルゴニウム』
   

    今朝は3時に目が覚めました。
    その後、
    ず~と、
    『聖木曜日・主の晩餐』に出席していた自分を想像いたしました。

 私なら・・・
 ※ヨハネようにイエス様にもたれかけて座っていたでしょうか?
 ※弟子たちの足を洗われるイエス様をお助けるつもりで、
    足を洗うための洗面器を持って差し上げたのではなかろうか?
 ※足を洗われる私の番が来たら、あまりの畏れ多さに、
    その意味も分からず、”自分で洗います!” と言ったのではなかろうか?
 ※『イエスの御体と御血』の『パンとぶどう酒』を、有り難さのあまり、
    ”もう一つください!” と言ったのではなかろうか?
 
     等々。想像するうちに涙が出てきました。


色も白色、赤色など
たくさんの種類があります。

     『真っ赤のペラルゴニウム』
   

   ペラルゴニウムの花言葉は
   「愛情」「尊敬」「決心」「篤い信仰」
   など多くの花言葉を持っているそうです。


   ラジオを聴いていると・・・
   女性が、子を産む『決心』をして、
   無事に生まれてくることを願う『篤い信仰』
    を意味することもあるそうです。と話されました。

   その説明を聴きながら・・・
   正に、
   『ペラルゴニウム』は『マリア様の花』、と私は思いました

    ※マリア様はイエス様を生まれる『決心』をなさり、
      『マリアは言った。
     「わたしは主のはしためです。
     お言葉のとおり、この身になりますように。」』ルカ1ー38

    ※『神にできないことは何一つない。』ルカ1ー38
       『天使の言葉』を『篤い信仰』を持って信じて、
        イエスが無事に生まれてくることを願ったのです。

  
     私は、今朝・早朝三時から、
     キリスト・イエスをあがめ、感謝しながら、
     今夕の『主の晩餐』を黙想し、祈ることができました。
     有り難い時間を過ごすことができました。
           感謝!感謝!


そして。

今日は4月14日。聖木曜日。主の御受難の前夜。

  イエスと12人の弟子たち全員で・・・ 『主の晩餐』 
 
                     レオナルド・ダ・ヴィンチ作品

『今日の入祭唱』

    『わたしたちには、わたしたちの主イエスの十字架のほかに、
       誇るものが決してあってはなりません。
      キリストのうちに私たちの命と復活があり、
     キリストによってわたしたちは救われたのです。』
         ガラテアの信徒への手紙 6章14節参照


『今日の第二朗読 新しい契約と聖体の設定』

    『わたしがあなたがたに伝えたことは、
     わたし自身、主から受けたものです。
   すなわち、
      主イエスは、引き渡される夜、
    パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、 
 
   「これは、あなたがたのためのわたしの体である。
    わたしの記念としてこのように行いなさい」
                と言われました。
   また、
      食事の後で、杯も同じようにして、
 

  「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。
    飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」
                と言われました。
 
  だから、
    あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、
       主が来られるときまで、
      主の死を告げ知らせるのです。
       コリントの信徒への手紙Ⅰ 11章23~26節 


   今日の使徒パウロは、
   主・イエス・キリストが制定した『主の晩餐』
            について語りました。


   『主の晩餐』は、
    主イエスが十字架につかれる前夜、
    エルサレムのある二階座敷で、弟子たちと共になした、
       『記念の晩餐』です。

     イエスは、パンとぶどう酒を分かち合い、
     弟子たちに与えて、食べさせたのです。
     それは、
     『イエスの体』、また 多くの人のために流す『イエスの契約の血』
             であるとイエスは説きました。

     又、

        イエスを記念するために、
        『記念の晩餐』すなわち『聖餐』を、
        すなわち、主の死を告げ知らせる『聖餐』を、
        イエスの再臨の時まで行うようにと、
         イエス様は言われたのです。


      『最後の晩餐』は、『過越の食事』と関連し、
  旧約において、家の鴨居に塗った『過越の小羊の血』がイスラエル民族を救ったように、
  新約においては、
  『イエスの御血』が『罪人・人類を救うための御血』となることを示したのです。


『今日の詠唱』

      『新しいおきてをあなたがたに与える。
   『互いに愛し合いなさい。わたしがあなたを愛したように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『過越祭の前のことである。
 イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
   世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。

 夕食のときであった。
 既に悪魔は、イスカリオテのシモンのユダに、
 イエスを裏切る考えを抱かせていた。

   イエスは父がすべてを御自身の手にゆだねられたこと、
   また、御自分が神のもとから来て、
     神のもとへ帰ろうとしていることを悟り、
   
     食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、
     手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
     それから、
     たらいに水をくんで、弟子たちの足を洗い、  
  
     腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。

    シモン・ペトロのところへ来ると、
    
     ペトロは、
   「主よ、あなたがわたしの足を洗ってくださるのですか」
                       と言った。

   イエスは答えて、
   「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、
       後で、分かるようになる」 と云われた。

   ペトロが、「わたしの足など、決して洗わないでください」 
                        と言うと、
   イエスは、
      「もしわたしがあなたを洗わないなら、
     あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」 
                        と答えられた。  

   そこで、
   シモン・ペトロが言った。
      「主よ、足だけでなく、手も頭も」
   イエスは言われた、
    「既に体を洗った者は、全身清いのだから、足だけ洗えばよい。
      あなたがたは清いのだが、皆が清いわけではない。」
   イエスは、
    ご自分を裏切ろうとしている者がだれであるかを知っておられた。
     それで、「皆が清いわけではない」と言われたのである。』

   さて、
       イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、
        上着を着て、再び席について言われた。
 
     「わたしがあたながたにしたことがわかるか。
    あなたがたは、わたしを『先生』とか『主』とか呼ぶ。
     そのように言うのは正しい。わたしはそうである。
    ところで、
    主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、
      あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。
 
       わたしがあなたがたにしたとおりに、
    あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」』
        
ヨハネによる福音書 13章1-15節


    『最後の晩餐』の席で、イエス様は、
      父のもとへ移るべき時が来たと悟り、
    世にいる弟子たちを愛して、この上なく彼らを愛し抜かれました。
    更に、
    イエスは、弟子たちの足を洗うほどにへり下り、『模範』を残されました。

      
     神の独り子・イエス様は、
     この世においての生涯の間中、
     弟子たちを愛し、教育し、
     弱い立場の人や病人たちを大切にしました。
   
     永遠の祭司キリスト様は、
      『最も大切な掟』=『愛神愛隣』
       を徹底して生き抜かれました。
      『模範』を示された人生でした。


     更に、
     師であるイエス様は弟子たちを励ましました。
    『わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、
       わたしにしてくれたことなのである。』マタイ25ー40
       私がいなくなっても頑張りましょう! と。
     
   
私たちも、
   『聖体:イエスの御体』で、自分の中にイエス・キリスト様を受け、
         神の力に満たされ、
    『篤い信仰』を持って、『愛の掟』を実行してまいりましょう!
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
わたしのブログは半日遅れとなってしまいました。
今日・金曜日の三時には、『主の受難』となります。
憐れみ深い神は、
民のために御子キリストの血によって、
『過越の神秘』を定めてくださいました。
世界中の民を永遠の愛のうちにお守りくださいます。
今日も、皆様の一日が、穏やかで平安でありますようにお祈りいたします。 お元気で!

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