マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

創世記3章・・・『人間の堕罪』  そして  『もはや死ぬことがない。』

2015-05-11 10:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

  ミケランジェロ            『蛇の誘惑』              

 『人間の堕罪:原罪』がテーマです。                   システィーナ礼拝堂


      『主なる神は人に命じて言われた。
 「園のすべての木から取って食べなさい。
 ただし、善悪の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。

      蛇は女に言った。
 「決して死ぬことはない。
それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものになることを神はご存じなのだ。」

     女が見ると、
その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるようにそそのかしていた。
女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。

     主なる神は、彼をエデンの園から追い出した。』
                                      創世記 2章16節~3章23節

ミケランジェロの『蛇の誘惑』
 蛇が木の幹に絡まって、自らの姿を惑わしながら、女に実を渡そうとしています。
             木の枝なのか? 蛇の腕なのか?
    蛇であるサタンは、木と一体となって、男と女を惑わしています。
女と男は互いに寄り添いながら、何の警戒もなく信頼しきって、蛇からの木の実を受け取ろうとしていますね。

   
       
人間の最初の罪:『原罪』は、サタンに惑わされることから始まる。 
                            ・・・てことですね。 サタンに用心! & 火の用心!

    その結果・・・ 
    死のないエデンの園に住む二人は、
         禁止の木の実を食べて…死を身にまとい、エデンの園から追い出されました。


ゆっくりと一日。

金曜日の聖書通読会の予習です。 
         範囲は、『創世記3章~5章』:『人類の堕罪 と 楽園追放』

特に興味深いのは・・・
    3章:『人間の原罪』 について。 おもしろい! やめられない!          
    
     神の天地創造で始まった人類の、最初の堕罪。
        すなわち『原罪』
 現在の、男女関係や生活問題、等等、人間の悲惨は『原罪』から由来する
                               ・・・と。考えます。


     人は・・・
創世記の時代から月まで飛んでいく現在でも、心の傾向・罪への傾きは変わらないものですね。
 
    聖書は・・・
『罪を犯して神から追放された人類』 と 『その人類に対する神の救い』 が全体を貫くテーマです。

そして。
今日は5月11日。復活節第六月曜日。
              『今日の入祭唱』

  『死者のうちから復活されたキリストは、
もはや死ぬことがない。 死はもはや、キリストを支配することはない。』
                            ローマの信徒への手紙 6章9節

   
         『原罪』で、死を身にまとった人間は、
  キリストの十字架上の死:キリストの贖罪のお陰様で、
                                  エデンの園に戻り、もはや死ぬことがない!

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。 
死んだ後に永遠に生きる者となる! 永遠の命を信じて、この世の生を有意義に全うしましょう!                                                       


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