マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

東日本大震災 後11年 & 聖書100週間・聖書通読会・・・『あなたはメシア、生ける神の子です。』 そして 『まず行って兄弟と仲直りをしなさい。』

2022-03-11 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
3月11日。金曜日。晴れ。


2011年3月11日金曜日14時46分
『東日本大震災 』の発生。
あれから今日で11年です。 

今日は金曜日
聖書100週間・聖書通読会、
オンラインクラスです。


     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』 
  

       11年前の2011年3月11日金曜日14時46分
          『東日本大震災 』発生


            その時間に・・・
             金曜日で、      
         私たち『聖書100週間』の仲間は
        東日本より遠く離れた神戸の集会所で
         「対面クラス」真っ最中でした。

       グラグラガタガタ・・・グラグラガタガタ

         神戸の地でも・・・
         大きな集会所が・・・大きな机が・・・ 
          大きく揺れ出したのです

           
            ”又か!?” 
      『東日本大震災 』の16年前の1995年1月17日
      『阪神・淡路大震災』を経験していた私たちは
          一瞬、動揺いたしました。
         外に逃げだそうとしました。


    高さ11mの津波、死者1万5899人 の『東日本大震災 』から11年。
    死者6434人、私たち仲間の在所での『阪神・淡路大震災』から27年。

    
       今日のクラスの始まりと終わりで・・・ 
     ※亡くなった多くの方の御冥福を願って、
     ※いまだに避難生活を余儀なくされている方々の平安を願って、
      又
      ※大災害の記憶と教訓が語りつなげられることを願って、
        毎回のクラスで献げる『聖歌』に代えて
      『平和を願う祈り・アッシジの聖フランシスコの祈り 』 
        『祈り』を捧げることにいたしましょう。



    今日の通読範囲は、『マタイによる福音書 13章~17章』です。

    弟子たちを連れて出たイエス様は、
    彼らに「私を何者と考えているか」と問います。
    ペトロが弟子たちを代表して、
    「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えます。
         マタイによる福音書 16章13-20節

    すると、
    その直後、
    イエス様は、初めて、
    ご自分の『エルサレムでの受難、死、復活』を弟子たちに告げます。16章21-28
    又、弟子である者の『道』も、『イエスの道』と同じであることを教えました。


     それ以降・・・
     イエス様は、弟子たちに、本格的に、
     ※「弟子としての生き方」や『共同体のあり方』※ を教えていくのです。
       ※財産や富や名誉から離脱すること
       ※小さい者や謙遜な者が一番偉い者であること
       ※指導者は兄弟を世話する者であること 等々。
      
     同様に・・・
     イエス様は、洗礼者ヨハネが殺されたことを聞いた後、
     御自分の亡き後を託す弟子たちに、
     ※五千人にパンを与える奇跡を見せながら、14章13-21節
       『御聖体・キリストの御体』の前表を示唆されたのです。
     ※御自分の姿が光のように白くなるのを見せ、17章1-13節
        そこに現われたモーセとエリアと共に、
       『イエスはメシアである』ことを証明されたのです。
     

   『福音』とは、『イエスは救い主・神の子』、である事実のことです。
     イエス様は、
     御自分の亡き後を託す弟子たちが、
      『信仰の心髄』、『福音』を理解したので、
        安心なさったことでしょう。



   今日も、心に響く、『マタイによる福音書』を読んで、
   仲間の皆様と、『イエスを知る喜び』を分かち合いましょう。
              感謝!感謝!



そして。

今日は3月11日。四旬節第一金曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、悩む心を解き放ち、痛みからわたしを引き出してください。
 御覧ください、わたしの貧しさと労苦を。 どうか私わたしの罪を取り除いてください。』
       詩編 25章17-18節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
   
   「言っておくが、
  あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、
      あなたがたは決して天の国に入ることができない。

      あなたがたも聞いているとおり、
  昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。
      しかし、
          わたしは言っておく。
      兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。

     兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、
     『愚か者』と言う者は、 火の地獄に投げ込まれる。

    だから、
      ※あなたが祭壇に供え物を献げようとし、
     
            早朝の祈りをささげる我が教会の祭壇前

    兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、
        その供え物を祭壇の前に置き、
        まず行って兄弟と仲直りをし、
       それから帰って来て、供え物を献げなさい。


     ※あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、
         途中で早く和解しなさい。
        さもないと、
        その人はあなたを裁判官に引き渡し、
          裁判官は下役に引き渡し、
        あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。

         はっきり言っておく。
       最後の一クァドランスを返すまで、
      決してそこから出ることはできない。」』
          マタイによる福音書 5章20-26節


     今日のイエス様は、
     弟子たちに、「律法を廃止するのではなく完成させなさい。
       そうしなければ、神の国に入ることは出来ない」
           と諭します。


         兄弟の間に対立があるとき・・・
       腹を立ててはならない。早く和解しなさい。
       許しあって初めて・・・律法を全うできるのです。
       それから
        帰って来て、祭壇に供え物を献げなさい。 
    わたしたちの間に争いがあれば、神との関わりも乱れるのです。


       祭壇は、イエスを記念し、兄弟と和睦するため、
           ミサの行われる場所です。
         感謝と和睦の捧げ物を献げる場所です。


   私たちも、
   和睦において、それは度々、犠牲となり、十字架となることもあります。
   その犠牲を通して、
   私たちは、神に近づき、そして 兄弟に近づけるのでしょう。
        祈りましょう。


『今日の詠唱』

   『悔い改めて、お前たちのすべての背きから立ち帰れ。
     お前たちが犯したあらゆる背きを投げ捨てて、
       新しい心と新しい霊を造り出せ。』
           エゼキエル書 18章31節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は関東大震災から11年目になります。
私たちも、大きな災害を忘れることなく、そこから学ぶ教訓を身につけたいものです。
  皆様の穏やかな週末をお祈り申し上げます。 お元気で!

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