マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

残暑見舞い・・・『百寿者の環境要因』 そして 『洗礼者聖ヨハネの殉教 記念日』・・・『力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ。』

2020-08-29 15:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月29日。土曜日。快晴。

今日も36度の真夏日。

            『ドライフラワーのリース』
 

                爽やかな花束で
              気分だけでも爽やかに・・・
            猛暑日を元気に乗り切ってください。

           友人から『残者御見舞い』が届きました。
       食卓の席に着くと、私の目の前に見えるように飾りました。
               さわやか~!  感謝!感謝!


 『元気』といえば・・・

       一昨日の新聞記事:『百寿者に特徴的な環境要因』
       
    寿命を決める原因(神様の決定ではないの?!)は、
   「遺伝」が25% 「環境」が75%   ←明らかになっている研究だそうです。
   特徴的な「環境要因」がある  ←米国ワシントン州立大学栄養学での研究が今注目されているそうです。


            『百寿者に特徴的な生活環境』
  ウォーキング(近隣を歩きやすい環境) 
  経済状態が良い(生涯現役。就労世代の人口割合の多い地域に住む。)
  経済的自立。
  生活自立。
  更に。なんと!
  ⑤独身者。結婚している人より、夫に先立たれた妻、離婚したが再婚しなかった人、独身者。
                   

        百寿には、家庭で育まれる『生活様式』が影響する。
                       ということのようです。


        皆様! 残者お見舞い申し上げます。


そして。

今日は8月29日。年間第二十一土曜日。 

       『洗礼者聖ヨハネの殉教 記念日』
 
       ヨハネによる 『キリストの洗礼』    ダ・ヴィンチ作品

      ヨハネは、その誕生においても、死においても、
     キリストの先駆けとなって『主の道』を整えました。


        祭司ザカリヤとエリザベトの間に生まれたヨハネは、
           ユダの荒れ野で預言者として活躍し、
         人びとに神の国の到来と悔い改めを説いた。
       ヨルダン川で、人びととともにイエスにも洗礼を授けた。

       ヨハネは、キリストに先立つ預言者としての使命を、
   
           『鶸(ひわ)の聖母』 ラファエロ作品
            ヨハネ(手前左)はイエズスよりも六か月年長です。


            生涯果たしたのです。

              『毎日の読書』より


『今日の入祭唱』

『わたしは王たちの前であなたの定めを告げ、 決して恥とすることはないでしょう。
     わたしはあなたの戒めを愛し、 それを楽しみとします。』

          詩編 119章46&47節


『今日の福音書 洗礼者聖ヨハネの殉教』


    『そのとき、 ヘロデは、 自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、
        そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。

ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」 とヘロデに言ったからである。
そこで、
      ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。
なぜなら、 ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ保護し、
         また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、
           なお喜んで耳を傾けていたからである。

ところが、良い機会が訪れた。

ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、
    ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、 ヘロデとその客を喜ばせた。
  そこで、
  王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、
   更に、  「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」 と固く誓ったのである。

少女が座を外して、  母親に、「何を願いましょうか」と言うと、
  母親は、     「洗礼者ヨハネの首を」  と言った。
  早速、
少女は大急ぎで王のところに行き、
     「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」 と願った。

王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。
     そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。
        衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、 
          盆に載せて持って来て少女に渡し、
  
      『ヨハネの髪を掴むヘロディアの娘サロメ』 グイド・レーニ作品
            少女はそれを母親に渡した。

ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。』
             マルコ福音書 6章17-29節


      ヘロデの日和見的な生き方 と ヘロディアの執念が
         洗礼者ヨハネの命を奪い取りました。


人の命をも左右する権力者に、私情が入ったときに、悪の誘惑に駆られるのでしょう。   


  当時、ヘロデがこの地方を治めていたが、彼は弟の妻ヘロディアを自分の妻とする、
         律法で赦されていない非難されるべき生活をし、
           ヨハネから戒められました。
      そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、ヨハネを殺そうと思っていました。
          一方、ヘロデは、ヨハネは正しい人であることを知って、
         ヨハネを恐れ、保護し、その教えを喜んで聞いていたのです。

 そんなあるとき、ヘロデの誕生日の宴席で、踊りを披露したヘロディアの娘サロメに、
        ヘロデはほうびとして望むものは何でも与えることを約束しました。
        ヨハネを憎んでいたヘロディアは、娘にヨハネの首を望ませたのです。

       ヘロデは、人びとが信頼しているヨハネを殺すことに心を痛めたが、
       公の場で誓った約束であったため、ヨハネの首を斬らせたのです。


ヘロデは、自分の『誕生日の祝い日』に、
自分の、日和見的 又 優柔不断な性格から
  ヨハネを殺す命令を出しました。

同様に。

イスラエルの指導者たちは、
 『過越の祝い日』
イエスを殺す命令を出しました。

   民の指導者が、自分の私情を優先し、正しい人たちを迫害するときがあります。
      初代教会の信者たちも、迫害されることが多々ありました。

   それでも。

      神は、 数々の辛い迫害を通しても、 『良いこと』をなさるのです。
       イエス様の受難を通して、神と人間の『和解』が生まれました。
    沢山の弟子たちの殉教を通して、世界に『福音』が伝わっていきました。

 
初代教会の信者たちは、 マルコの書いた『福音』によって、 励まされたことでしょう。
 初代教会の信者たちは、 迫害を受けても信仰を守り、 イエスを証ししたのです。


     私たちも、先人たちの信仰に倣い、イエスを証ししたいものです。
        自分の弱さの中に働く神様を信じてまいりましょう。

     『わたしの恵みはあなたに十分である。
  力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ。』

         コリントの信徒への手紙Ⅱ  12章9節


『今日の祈願』

   『聖なる父よ、 「荒れ野に叫ぶ声」と呼ばれた先駆者ヨハネが、
ことばで教え、殉教によって証ししたあなたの正しい道を私たちにも歩ませてください。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今の日本の最高齢者の方は110歳だそうですね。
私たちも『百寿者に特徴的な生活環境』を守って、110歳まで・・・♡♡ お元気で!

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