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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

7月・・・夏仕様 そして 『福者ペトロ岐部司祭と一八七殉教者 記念日』・・・『人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。』

2021-07-01 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
7月1日。木曜日。曇り。

今日から7月。文月。
すべてが夏仕様に変わります。


    花も夏仕様・・・   『キキョウ』
   

        花言葉は 「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」 
         桔梗の花は私が願うものすべてを持っているということですね。

       今年の7月は、今まで経験もしなかった緊張の月となりそうです。

         7月23日の開会式~8月8日の閉会式までの17日間
    コロナ禍と熱中症そして医療対策を万全にして開催を! と願うオリンピックです。
    バブル方式で「安心安全のオリンピック」だそうです。 当然そうあらねばなりません。

聖火リレー
今日は千葉県です。
県内全区間における聖火ランナーの走行は中止。
聖火の点火だけにすると決めました。
私も今日から夏仕様。
半袖とぶかぶかズボン。

熱中対策で風通し良く、涼しく走ると決めました。

     7月に入り・・・
     沖縄は、昨夜大雨で、いよいよ梅雨明け間近とのことです。
     関西地方は、いよいよ梅雨本番だそうです。 大雨に注意いたしましょう。
       私も、コロナ禍と熱中症対策を万全に、
     今日は木曜日、聖書100週間の予習で猛勉強日です。 感謝!感謝!


そして。

今日は7月1日。年間第十三木曜日。

     『福者ペトロ岐部司祭と一八七殉教者 記念日』
     
      『ペトロ・カスイ岐部像』  舟越保武 制作:1965年

        きょう記念する『一八八人の殉教者』は、
   江戸時代初期の1603年~1639年に日本各地で殉教した人々である。


その出身地は新潟・東京・京都・大阪・広島・福岡・長崎・大分・鹿児島の九教区におよんでいる。
一八八人のうち、司祭は四人、修道者は一人で、他の一八三人は男女の信徒であった。
これらの信徒は、武士・農民・漁師・伝道師などさまざまな社会的立場の人々であり、
家族で殉教した人々も含まれている。

  ペトロ 岐部(1587年- 1639年)は、
  安土桃山時代から江戸時代初期にかけての、イエズス会の司祭
  司祭になるべくローマへ向かう途上、日本人として初めてエルサレムを訪問するなど、
  近世初頭の日本人の中で最も世界を渡り歩いたため、
  「日本のマルコ・ポーロ」、「世界を歩いたキリシタン」ともいわれる。
  1639年。52歳。 江戸で逆さつるしの刑で殉教。 

2008年11月24日。  徳川幕府時代の厳しい迫害にもかかわらず、
キリストの福音を勇気をもって証しした『ペトロ岐部と一八七殉教者』は、長崎で列福された。
          『今日の福音』より

『今日の入祭唱』

  『主に従う人の救いは主のもとから来る。
 災いが降りかかるとき、砦となってくださる方のもとから。』

      詩編 37章39節

『今日の集会祈願』

  『全能永遠の神よ、
 人間の弱さの中で働かれるご自分の力によって、
   あなたは、福者ペトロ岐部司祭と一八七殉教者を強めてくださいました。
 殉教者の模範と取り次ぎによって、私たちが聖霊に導かれ、あなたと兄弟姉妹のために、
   キリストへの信仰を力強く、喜びをもって証しすることができますように。』



『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは舟に乗って湖を渡り、 自分の町に帰って来られた。
    すると、
   人々が中風の人を床に寝かせたまま、イエスのところへ連れて来た。
 
      イエスはその人たちの信仰を見て、
       中風の人に、
  「子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される」 と言われた。

       ところが、律法学者の中に、
  
      「この男は神を冒涜している」 と思う者がいた。

    イエスは、彼らの考えを見抜いて言われた。
     「なぜ、心の中で悪いことを考えているのか。
  『あなたの罪は赦される』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、
         どちらが易しいか。
   人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」


       そして、中風の人に、
    「起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい」 と言われた。
 
      その人は起き上がり、家に帰って行った。

 群衆はこれを見て恐ろしくなり、人間にこれほどの権威をゆだねられた神を賛美した。』
      マタイによる福音書 9章1-8節


イエスの時代。
病気はその人の罪の結果である、と考えられていました。
そんな時代に、イエスは、罪を許し、人を救うために、この世に来たのです。
人々は、イエスによって病人が奇跡的に治されるのをみて、
イエスには権威があり、神から遣わされた者ではないかと
考えるようになっていたのです。



   中風の人は、 イエスによって、罪が許されて、病も癒されて立ち上がったのです。
        信仰を持ってイエスに近づけば罪の赦しを頂けるのです!
        これは、どんな罪人にも、希望が湧くことでした。


       イエス様は、『人を赦す権威』をお持ちの方なのです。
イエス様の到来は、『神の国の到来』のしるしであり、『新しい時代』の始まりのしるしです。



   イエス様は、ご自分が御父のもとへ帰る前に、弟子たちにご自分の『権威』を与えました。
   弟子たちは、イエスが見えなくなった後は、
      『キリストの権威』をもって、地上で罪を許す権威を引き継いだのです。
   教会は、『赦す教会』として、 今もキリストの仕事を続けています。
   司祭たちは、イエスの弟子として、赦しの秘跡において、罪を赦す『権威』をお持ちなのです。
   信者は、赦しの秘跡の時だけでなく、
      信仰を持ってミサにあずかり、信仰を持って『神の御言葉』を聞くとき、
      赦しを受けるきっかけとなるのです。
      
私たちも、
一人一人が、お人を赦すことで、
キリストの仕事を続けていることになるのです。
キリストを証しすることになるのです。
赦すことは、簡単なことではないからこそ、
これほどの『権威』をお与えになった神様を皆で賛美するのです。
赦して、お人も私たちも幸せでいたいものですね。


『今日の拝領唱』

  『主は言われる。
「わたしのため、また福音のために命を失う者は、それをすくうのである。」』

       マルコによる福音書  8章35節


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
7月です。コロナ禍対策とともに、熱中症対策も忘れないでいましょう。 お元気で!