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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『あなたたちは聖なる者となりなさい。』 そして 『今や、恵みの時、今こそ、救いの日。』

2018-02-19 21:50:40 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月19日。四旬節第一月曜日。

『今日の集会祈願』

『救いの源である神よ、罪深い民をあなたに立ち帰えらせてください。
キリストの教えに導かれ、四旬節のわざに励むことができますように。』


今年も迎えた四旬節。

”神の国はあなたの内にある!”と呼びかけられておられるイエスに心を向けることが、回心です。そこに福音がある。


イエスが求めておられる回心とは、いつまでも過去のことにこだわり続けることではありません。
反省が必要なことは確かです。しかし、もっと大切なことは私たちに向けて告げられている福音に心を開くことです。

わたしたちの周囲を見渡せば、神の祝福とはほど遠い世界にしか見えないかもしれませんが、
このような世界に神の子イエスは、その世界の一員となって来て下さったのです。
 
『イエスの降誕』 神の福音です。

万物の造り主であり父である神は、愛する独り子を、この悲惨さにあえぐ世界に遣わして下さいました。
その独り子イエスが、私たちすべてのものの希望に寄り添って、『神の国は近づいている』と、保障して下さるのです。
           『御言葉を味わう』より。


四旬節の恵みは、
神の独り子イエスが来て下さることで、私たちの住むこの世に『神の国』が近づいていることを、再確認することなのですね。

そして。

『今日の第一朗読 神の御言葉』

『主はモーセに仰せになった。イスラエルの人々の共同体全体に告げてこう言いなさい。

「あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。
   
  『我が家に咲く椿』 神の望むままの聖なる姿です。

あなたたちは盗んではならない。うそをついてはならない。互いにあざむいてはならない。
神の名を用いて偽って誓ってはならない。
    わたしは主である。

あなたたちは隣人をしいたげてはならない。奪い取ってはならない。労賃の支払いを翌朝まで延ばしてはならない。
耳の聞こえぬ者を悪く言ったり、目の見えぬ者の前に障害物を置いてはならない。
    あなたの神を畏れなさい。わたしは主である。

心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。復讐してはならない。
民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。
    わたしは主である。」
                レビ記 19章1-18節


『わたしは主である。』と繰り返す神は、聖なる神です。
四旬節を過ごす私たちに、
  その信仰生活を正しく送ることで『聖なる者になりなさい』と呼びかけて下さるのです。



最後に。

『今日の詠唱』

『今や、恵みの時、今こそ、救いの日。』 コリントの信徒への手紙Ⅱ 6-2


『キリストの勝利』
イエスは、神への愛へと回心させます。これが『キリストの勝利』です。
『キリストの勝利』は、『わたしたちのいやし』です。私たちが『新しい命』に復活することです。
      『教皇ベネディクト十六世『霊的講話集』より。


  四旬節は、『新しい命』へ復活する前の、『希望の期間』ですね。
  キリストも私たちも復活です! あと40日間、頑張りましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
何かの成就のために茶断ちをしたり・・・。四旬節の恵みの成就のために何を絶ちましょうか!
喜びを持って、主を畏れながら、『希望』を目指して、頑張りましょう! お元気で!