今日は4月3日。 『聖金曜日』
キリストの受難と死を思い起こす 『主の受難』 の金曜日です。
救いの歴史におけるキリストの受難と死の意義を思い起こし、
復活への希望のうちに 『十字架の勝利』 を賛美します。
私は・・・
『聖金曜日』の意義を思い起こし、沈黙と瞑想の半日 を過ごすことにしました。
5時。16度。 庭の手入れのスタート。
沈黙と瞑想には、草木の剪定と草抜きが向いています。
現前の境界を忘れて、頭を空っぽにできます。
7時。 夫がゴルフに出かけた。沈黙が守れます!
12時。19度。 庭の手入れの終了。
7時間の草抜きで・・・ 『8つの大袋』
庭がきれいになりました。
家に入り・・・
1時。 『聖金曜日の典礼』 で、黙想のスタートです。
旧約聖書と新約聖書から・・・
『主の受難と死』 を思い起こすことにしました。
皆様!
『キリストの聖画』 を見ながら・・・
『聖金曜日』の『シーン』 を、ご一緒に、思い起こしませんか?
よろしくお願いいたします
祈願
あわれみ深い神よ、
いつくしみを忘れず、
『聖金曜日』の黙想を、これから始める私と私の大切なブログ仲間を、永遠の愛のうちにお守りください。
シーン①
『イザヤの預言』
『この人は、見るべき面影もなく、輝かしい風格も、好ましい容姿もない。
彼は軽蔑され、人々に見捨てられ、多くの痛みを負い、病を知っている。
彼が担ったのはわたしたちの病、
彼が負ったのはわたしたちの痛みであった。』
イザヤ書 52章2~4節
『十字架を抱くキリスト』 エル・グレコ作品。
波乱を含んだ黒雲が背景に描かれています。
キリストは、
人類のために、ご自分の血によって、『過ぎ越しの神秘』 を定めて下さいました。
感謝します。 賛美いたします。
シーン②
『ヨハネによる主イエス・キリストの受難-1』
『ゴルゴタで、祭司長たちはイエスを十字架につけた。
ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上に掛けた。
それには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてあった。』
ヨハネ福音書 19章18&19節
『キリスト昇架』 ピーテル・パウル・ルーベンス作品。
『キリストは、
人間の姿で現れ、
へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。』
フィリッピの信徒への手紙 2章8節
感謝します。 賛美いたします。
シーン③
『ヨハネによる主イエス・キリストの受難ー2』
『イエスは、酸いぶどう酒を受けると、言われた。
「成し遂げられた。」
頭を垂れて息を引き取られた。』
ヨハネ福音書 19章30節
『キリストの磔刑』 シモン・ヴーエ作品。
足元には余りの悲しみに気を失った聖母。
画面の両端には聖ヨハネとマグダラのマリアが描かれています。
『嘲り(あざけり)に心を打ち砕かれ、
わたしは無力になりました。
望んでいた同情は得られず、
慰めてくれる人も見いだせません。
人はわたしに苦いものを食べさせようとし、
渇くわたしに酢を飲ませようとします。』
詩篇17章21&22節
感謝します。 賛美いたします。
シーン④
『ヨハネによる主イエス・キリストの受難ー3』
『イエスの弟子でありながら、ユダヤ人たちを恐れて、
そのことを隠していたアリマタヤ出身のヨセフが、
イエスの遺体を取り降ろしたいと、ピラトに願い出た。
ピラトが許したので、、
ヨセフは行って遺体を取り降ろした。』
ヨハネ福音書 19章38節
『十字架降下』 コレッジョ作品。
イエスが十字架から降ろされた様子が描かれています。
遺骸を抱いた聖母マリアは、悲しみのあまり気を失ってしまったようです。
『ヨセフという議員は、
善良な正しい人で、同僚の決議や行動には同意しなかった。
ユダヤ人の町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいたのである。』
ルカ福音書 23章51節
感謝します。 賛美いたします。
シーン⑤
『ヨハネによる主イエス・キリストの受難ー4』
『彼らはイエスの遺体を受け取り、
ユダヤ人の埋葬の習慣に従い、香料を添えて亜麻布で包んだ。
イエスが十字架につけられた所には園があり、
そこには、だれもまだ葬られたことのない新しい墓があった。
その日はユダヤ人の準備の日であり、
この墓が近かったので、そこへイエスを納めた。』
ヨハネ福音書 19章40~42節
『キリストの埋葬』 ラファエロ・サンツィオ作品。
白い布に乗せられ運ばれるキリストと、
3人の運搬者、マグダラのマリアと悲しげにのぞき込む福音書記者ヨハネ。
『イエスが息を引き取られるのを、
婦人たちも遠くから見守っていた。
その中には、マグダラのマリア、小ヤコブとヨセの母マリア、そしてサロメがいた。
この婦人たちは、イエスがガリラヤにおられたとき、
イエスに従って来て、世話をしていた人々である。』
マルコ福音書 15章39~41節
感謝します。 賛美いたします。
最後に。
『共同祈願』
『全能の神よ、
あなたは悲しむ人を慰め、苦しむ人に力を与えてくださいます。
困難の中からあなたに呼びかけるすべての人の祈りを聞き入れ、
必要な助けをお与えください。』
聖金曜日の典礼より。
以上。
『聖金曜日』 の黙想の祈りでした。
感謝します。 賛美いたします。
皆様、ご一緒にありがとうございました
夕方5時。
夫がゴルフから、楽しそうに帰ってきました。
私の、 『聖金曜日』の意義を思い起こし、『沈黙と瞑想の半日』 も終了です。
夫と二人。 おしゃべりの始まりです!
神に 感謝!感謝!
皆様!
ご訪問に心より感謝申し上げます。
明日は復活祭です。 皆様と世界中の方々のお幸せをお祈り申し上げます。