鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

石が出た! 伏見稲荷の効験か

2008-01-17 | Weblog
 16日のことである。昼に知人と新春そばで新年会をして会社へ戻り、トイレに行ったところ、おしっこから何やら黒いものが飛び出して、小便器のなかに転がった。とっさに結石である、とわかった。おしっこが終わってその黒いものを取ろうかな、と思ったら、すぐに使用後の水が自動的に流れ出して、石も流されそうになった。だめかな、と思ったら、下に流されず、表面にとどまった。幸い、だれもトイレに来なかったため、ティッシュで石を摘まみ上げ、取り出した。
 よく見ると、縦2ミリ、横3ミリくらいの楕円形で端っこに根っこのようなものがついている。こんなものが腎臓から尿管を通って、飛び出てきたのだ。以前にもこうした経験はあるが、珍しく今回は結石でお腹が痛むような症状はほとんどなく、それで飛び出てきたのだから、ラッキーなことであった。部屋に戻って、同僚や、秘書の女の子に見せびらかそうかな、と思ったが、見せられた方があとで気持ち悪くなっても困る、と思って止めた。
 鈍想愚感子はもう40年来の石持ちで、腎臓結石との付き合いは長い。このところは毎年のように冬場になると結石の痛みが出る。毎年受診している人間ドックの腹部エコー検査では腎臓にたくさんの結石があるのが発見され、いつも要注意の警告が出される。20年くらい雨にはあまりの痛さに溝の口の病院に2回も入院したことがある。入院といっても脱水症状を起こし、痛くて食事も摂れないので、点滴を打って、安静にしているだけだ。1回目の入院でおさまったので退院したら、電車の中で腸が破裂したのではないか、と思われるほどの痛みで堪らず再入院したことがる。
 大体はバランスよく栄養を摂らない偏食する人が罹り易い、という。だから、いつもなるべく水分を取り、冬場は身体が冷えないようにするほか、常に痛み止めの薬を常備するようなことにして、入院するようなことはなくなった。代わりに痛みが出てからしばらくして、今回のようにポロッと飛び出てきて、「またか」と思うようなことが続いている。一度などは新幹線のトイレのなかで、飛び出してきて、拾おうかな、と思ったら、シャワーで流されてしまった・
 今回は考えてみれば、年明けの元旦の京都のホテルで朝起きたら、結石の痛みが襲ってきた。で、今年は健康に気をつけよう、と思って、翌2日に初詣でに伏見稲荷大社へ行った際にいつになく「健康祈願」のお守りを買った。
 早くもその効験があったわけで、伏見稲荷大社に感謝、感謝である。
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