MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大町公園の紅葉(11月20日撮影)

2016年11月20日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


早朝は晴れていたものの、7時過ぎから濃霧が発生した為、
日差しが遮られ、見通しも芳しくなかった。
が、
日曜日だけ散歩に来る常連さんに会うため、
9時過ぎに大町公園に入った。

公園内はまだ霧が晴れておらず、
霧の中の紅葉も写真的には面白いかと・・園内を半周。

自然観察園路では一番の見ごろの場所が巻頭の写真で、
10m先は霧で見通しが悪くなっている。

日差しが欲しかったが・・・撮れる場所はいくらでも有り、
葉一枚の美を追って撮り歩いた。


一枚とて同じ色のものは無い。


日が出て来ると、照葉紅葉もまたおもしろい。




場所に寄っては散紅葉も面白い。


この時期ならではの散紅葉の錦に染まる地衣類も面白い。


暫くは錦秋を撮り続けることになるかもしれない。
秋晴れが続けばフィールドにも出たいが、予報では芳しくなく、
天候不順のまま師走に突入しそうである。
コメント

越冬蛹(並揚羽蝶の蛹)

2016年11月19日 | 写真俳句

以前このブログで紹介した「ベランダ生まれの並揚羽蝶の蛹」は、
蛹になってから1ヶ月を経過しても羽化することは無かった。
調べてみると、
蛹のまま越冬し来春に羽化すると言う「越冬蛹」だった。

枝を切って部屋で保管しようとしたが、
自然の寒暖の変化や風雨などは「蛹の羽化にとって必要な条件」のようで、
暖かな部屋で保管して居ると、羽化しない恐れがあるという。

初冬に詠むべきか、厳冬に詠むべきかで、
「春待ち」のニュアンスが違ってくると思われるので、
厳冬期に入ったら再考するか新作かを考えてみたいと思う。
コメント

大町公園の楓の紅葉

2016年11月18日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


快晴だった昨日の大町公園は楓の紅葉が面白かった。
今年初の紅葉撮影は、
樹木ごとの色の変化の面白さや、
逆光の中で輝く一葉一葉の葉脈やぼかしの入った色合いが面白く、
あれこれと撮っているうちに、いずれ日本画にしてみようかと・・・・思った。


赤い葉の配置は自然の成せるデザインでもある。


楓の紅葉の美しさは、一葉ごとに見て居るときりが無いが、
一葉ごとの美しさが楓の素晴らしいところなのだと思う。


下の写真は上の写真と同じ場所で撮ったもの。


逆光の紅葉も面白い。


大町公園は明日から12月4日まで「もみじ鑑賞会」が行われ、
私有地である「もみじ山」の一部が解放されるが・・・・、
南斜面やもみじ山の見ごろはもう少し先のようである。


巻頭の写真は水面に写った紅葉風景。
漣が油絵のような世界を演出していた。


今日は通院のため散歩には行けなかったが、
武蔵野線から見えた「21世紀の森と広場」も紅葉が進んでいた。
コメント

劇的な変化をした今日の夕焼け

2016年11月17日 | 写真


今日は朝から快晴のため、大町公園の紅葉も進んでいることだろうと、
5日ぶりの散策。

予想通り紅葉はあちこちで見ごろを迎えている。
特に「せせらぎ園」は見頃で、長田谷津の遊歩道でも紅葉は進んでいた。
最も華やかな「南斜面」や、週末の19日から鑑賞できる「もみじ山」は、
もう少し待たないと染まってこないようである。

と言うことで、
今日は大町公園の紅葉を記事にする予定だったが、
日没後の残照による夕焼けが凄過ぎたので、これを記事にする。


日没前の夕焼けが始まった頃に見られた「幻日(写真左ビルの上空)」
「16時09分撮影」


いつもの夕焼けの中、富士山の左側へ日没。
「16時29分撮影」


日没直後、富士山方向に向かって飛行する旅客機は、
飛行機雲を作りながら日に輝いていた。
今日の上空は湿度が高かったようで、昼頃から飛行機雲が見られ、
しかもなかなか消えず、そのまま下降しつつ分散し雲となっていた。
「16時30分撮影」


日没後の残照で空はいつものように茜色に焼け、
そのまま黄昏時間帯に入るはずだった。
「16時34分撮影」


が・・・・
上記の撮影から5分後、上空に強風が発生したようで、
漂っていた雲が筋状に発達し、
その雲が茜色に焼けると言う劇的な変化をした。
「16時40分撮影」


16時43分頃には夕焼けのピークを迎えた。
「16時43分撮影」


上記の写真まで約100コマも撮影してしまったが、
朝焼けや夕焼けはどこに「美」のピークがあるか判らず、
僅かな雲の変化や光の変化が有るとシャッタを切っている。

ピークが過ぎれば後は様子見で、撮る枚数も少なくなってくる。
下の写真は「16時46分撮影」で、この後カメラを収めた。


気がつくと、周囲が冷え込んでいた。
上空の風の変化で、冷えた空気が地上に降りてきたのだろう。
また、
茜色に焼けた帯状の雲は飛行機雲から生まれたものと思われ、
上空を超え東の空まで伸びていた。

巻頭の写真は「16時41分撮影」で、
これがAPS-C一眼レフ、18mmレンズの限界である。
10mm~20mmの広角ズームレンズが欲しいが・・・・カメラ本体よりも高価である。
コメント

秋深し

2016年11月16日 | 写真俳句

小さな公園の芝生の上は、桜の落葉で埋め尽くされていたが、
遊歩道とベンチの上は綺麗に掃除されていた。

桜の赤い落葉の美しさにカメラを構えた。
その奥にあるベンチをどう処理すべきか迷ったものの、
ベンチには人それぞれに様々な思い出があるはずで、
入れることに寄って物語性が出てくるのでは・・・

そんなベンチを見て居ると、様々な出来事が脳裏を駆け巡った。

もう帰らないあの日あの時・・・・愁思の秋でもある。
コメント