WALKER’S 

歩く男の日日

3日目=恐るべし建治寺崖下り

2019-04-02 | 日記

昨日は結局8時間も歩いたので朝起きるといろんな所の筋肉が痛んで動きがぎこちない。歩き始めるとほとんど気にはならないもののスピードはベストの9割5分しか出ない。今日は先ず神山温泉の近くにある番外霊場善覚寺大師堂へ参拝、地図は持っていないのですがなんとか迷わず辿り着けました。神山の国道沿いは有名なしだれ桜が満開で幾度も歩を止めました。今日のタイトルも神山のしだれ桜も満開、にするつもりだったのですが建治寺のインパクトは凄すぎました。甘く見すぎてました。初めての山登りは大抵甘く見て苦労するのが常ですが、今回のギャップは今までの最高だったかもしれません。登りは痛みの割には時速4㎞近くは出ていたようですが、下りは3㎞しか出ませんでした。2.5㎞を50分かかるなど全く想定しなかった。あの鎖場は全くもって崖でしかない、切り立った垂直な崖、2年前このお寺の魅力を語ってくれた玉井さんの思いがなんとなく感じられます、番外とはいえ、奥の院とはいえお遍路なら一度は歩いておきたい道、自然にそう思えてくるのです。こ
の滝行場の前を通る下りルートはミニ四国にもなっていて88ヵ所のご本尊の石像が安置されています。ミニ四国としては最も苛酷かもしれません。そんなことを考えながらおやすみなしていまで来れば、そこに玉井さんの納札がありました、昨年玉井さんの住まわれている区内で大変な水害があった、今年も歩かれてほっとしました。3月1日の日付だからもうどこかで区切られていることでしょう。
今日出会った歩き遍路さんは日本人2人だけ、2人とも逆打ちでした。童学寺と建治寺で3時間半も本来の遍路道を外したから全然追い付けないし知らぬ間に追い越されていました。大日寺のピークは正午前後ですがぼくが着いたのは14時でした。明日はふれあいの里で10人くらいの人と会えるでしょう。今日のお接待は建治寺でペットボトルに水を汲んでもらいました、納経所の若いお坊さんの方から声をかけてくれました。そしておやすみなしていで八朔とコーヒー、大日寺で八朔の3回。
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