建治寺は昨年の春、奥の院で納経したのですが、36不動でもあるので再度のお参りです。昨年の時点では36不動は全く頭の中になかったので、もう一度行くとは思いもしなかった。昨年は童学寺の後で行者野橋からの道を登ったので、今回は本来の登山道を行く。焼山寺から15.1km、広野小学校の500m先から始まる赤点線の道です。雨が降っていたのでその地点の写真は撮りませんでした。
第11版のへんろ地図ではH135のところから舗装道を離れて建治寺遍路道保全道が始まりますがその前半の舗装道を短絡する山道は途中で荒れていて歩けなくなっていると数年前遍路掲示板で報告がありました、だからこの道を行くのは躊躇があったのですが、昨年の秋松山のNさんが歩かれたとブログで書かれたので、なんとかなると思い直して歩き始めました。英語の地図を見てみるとこの短絡路は赤線どころか道そのものがありません。実際に歩き進めるとそれらしい山道の入り口は2ヶ所あったのですが入り口に道しるべはありませんでした。通行不能になったので道しるべも取り除かれたと思われます。結局ぼくは英語の地図の赤線の通り舗装道をずっと行くことになりました。上の写真は舗装道をちょっとだけ短絡するところで保全道ではありません。古い石碑があるからこちらの方が本来のへんろ道であったのかもしれません。
太い舗装道に上がってきて、また右の短絡路に入ります。この二つの短絡路は英語の地図にも書ききれていない、でも道しるべははっきり。
ここもちょっと短絡、
基本的にほとんど舗装道だったのでちょっと意外でした。
昨年歩いた道が見えてきました、ここで合流するのかとやっと納得、
合流したところが山道の登り口です。
ここから先は奥の院の時にアップしたので写真は撮りませんでした、雨も降ってるし。
山道が終わって最後の舗装道に出たところ、
山門はなくてこの門柱が山門の代わりになっています。駐車場に車はない。参拝者はぼく一人。
入り口は二つに分かれていて、右が本堂へ、左は不動像がある広場に出る、ぼくはまず右へ。
エントランス、一番奥の大きな屋根が本堂です。
お迎え童子は波羅波羅童子、童子の教えは、物の道理をわきまえましょう
童子のすぐ前から不動像の広場に下りていきます。
こちらでは雨が降っているので本尊真言だけ唱えて、本堂できっちり般若心経を詠ませてもらいました。
2020年4月1日 参拝