自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「50歳からは 炭水化物を やめなさい」②

2013-05-21 05:52:23 | 図書メモ

例によって、夕方は近所の散歩。

どこに行っても、美しい山々と緑の大地、洒落たホテルや牧場。
日本との違いに溜息が出ます。

さて、50歳を過ぎると何故、炭水化物が必要でないのか、
少し抜書きしておきます。

P.18 「人体は二つのエンジンで動いている」

  私たちが話したり、歩いたり、考えたりできるのは、

  酸素や食べ物などを取り込み、体内でエネルギーを作っているからです。


  そのエネルギーを生成するエンジンは、二種類あります。

  この二種類のエンジンは同時に働くものですが、

  メインとサブに分かれており、ある年齢を境に

  メインが入れ替わるということが分りました。

  その年齢こそが50歳前後だったのです。



耳新しい概念ですね。私自身は、随分前に安保徹医師の著書で
解糖系とミトコンドリア系の存在を知り、お遊びで

ミュージカル「ミトコとカイトの妥協結婚生活物語」を考えたりしました。


以下、本分の続きです。

  その二つのエンジンとは、

  「解糖エンジン」と「ミトコンドリアエンジン」といいます。

  「解糖エンジン」は、糖分を燃料としてエネルギーを作るエンジン。

  主に炭水化物を糖に変え、瞬発力のある働きをしたり、

  皮膚や粘膜、骨髄の細胞の材料を作り出します。


  もう一つの「ミトコンドリアエンジン」は、

  酸素を燃料としてエネルギーを作り出します。

  こちらは瞬発力は弱いのですが、持続力に優れ、心臓や脳の神経細胞など、

  持続してエネルギーの必要な部位への供給を担当しています。


  このように、人間の身体は、二つの異なるエンジンからなる、

  ハイブリッドエンジンを搭載していたのです。

  このハイブリッドエンジンは、若いときには「解糖エンジン」メインで働き、

  やがて「ミトコンドリアエンジン」へと移行します。

  この切り替わる時期が、だいたい50歳なのです。


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「50歳からは 炭水化物を やめなさい」 藤田紘一郎・著

2013-05-20 15:51:38 | 図書メモ


Hotel Myriamの窓からの風景。
山の陰が雲に映っている珍しい写真が撮れました。



標題の本は、かの有名な回虫博士・寄生虫学の専門家です。
副題は
   <病まない・ボケない・老いない 腸健康法>

私自身が炭水化物を控え始めたのは、
「自力整体」通信で「糖質制限」が紹介された2012年3月からです。

その後、以前に増して体調が良くなり、身体が軽く、
美味しいモノを欲しいだけ食べまくっても平気な身体になりました。

が………、それを生徒さんに薦めても、親戚や友人に話しても

「え~~っ、ご飯を食べないなんて、考えられな~い!

 美味しいご飯が生き甲斐なんだから、

 それを我慢して長生きしたって、楽しくな~~い!!」の大合唱です。


ええ、もちろん、ご本人が満足なら、何も言う筋合いではありません。
知り合いの中では、やはり「不調を抱えている人」は挑戦して、
良い結果を得ています。

我が夫も、始めは不承不承でしたが、やってみると具合が良いので
最近、我が家から「主食」という概念がなくなってしまいました。

   <正確には、炭水化物の全てを止めたわけではなく、「おかず」として

   とうもろこし、かぼちゃ、じゃが芋、春雨などは食卓にあがっています。>

孫達を呼んでのパーティーでは炊き込みごはんが喜ばれるし、
彼が撮影のため、山に行くときは、自分で梅干ご飯を炊いておにぎりにしています。
撮影の時は、片手で簡単に食べられるものでないと困るのだそうです。

なので、臨機応変。

そんな食生活の快適さを、なんとかフツーの方々に知ってもらうためには、
この本は結構分り易く、説得力があるので、お薦めです。


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寒河江 正  素晴らしき人道主義のドクター

2013-05-19 11:22:05 | 生き方

美しいミズリーナ湖を後にして、

今回のイタリア旅行・最後の目的地トレ・チーメ目指して出発です。

予備日を見ていたので2泊予定ですが、飛び込みで何とかなりました。


目的地 Cortina d’Ampezzoで通りすがりの、
花が綺麗な Hotel Myriam(70Euro)に決定。
安いのでバスタブはもちろんなくて、ベッドも柔らかめ。
でも、朝食のパンやハム・チーズは美味しく、Reasonableでした。


標題の寒河江(さかえ)正氏は、母のマンションに住む友人の父上です。
戦時中の満州で国籍の区別なく人道的な医療活動をされた様子を描いた
「あの時、僕らは13歳だった」という映画を見せていただきました。

「あの時、僕らは13歳だった: 誰も知らない日韓友好史」という後著書も
出版されています。

団塊世代の私は近代史に弱く、恥ずかしいのですが、
このような映画で実際にあったことを見せていただくと、
「平和の尊さ」「戦時でも失ってはいけない信念」「品位」など、

多くのことを学べて、とても良かったと思います。
高齢者マンションということもあり、同席された多くの方々がご自分の体験や、
ご意見を発言されたことも心に残りました。



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カーヴィー・メソッド ④

2013-05-18 05:32:19 | 図書メモ


文庫本のP.32

  樫木さんのコンセプト(提唱するエクササイズ)は


  「重力に逆らって、

   上へ上へと引き上げること」
 だそうです。



しかし……、言うは易く、行なうは難し…… なのです。

  P.42「粘りのポイントは、筋肉を激しくバンバンと切って使わないこと」


   「グニュグニュとソフトに柔らかく筋肉に刺激を与えていくこと」



彼女自身、ボディメイクのコツは

P.52 「自分でよく見て、よく読んで、気づくこと」と言っています。

  これが……、腰を回したことのない男性や、

  「お腹が引き上がる」ことを知らない人には、想像がつかないことなので、

  どうやって伝えるか???が大問題なのです。









 
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カーヴィー・メソッド ③

2013-05-17 21:35:55 | 図書メモ


今回は2012年9月出版の「うの 樫木やせ」という本からのメモです。

P.16 骨盤を動かす (丸める/反らせる = 猫 )

  ヨガで言うなら、「猫」というポーズみたいですが、
  背中を持ち上げるのではなく、お腹を引っ込める
  反らすときも、お腹をグーっと伸ばすイメージ

  ロールアップもお腹で。仕上げに<引き上げ>

  Pushするポイントが違うのが新鮮です。



P.18 立て膝で お腹のマルソラ (お臍にパンチ/両手で身体を引っ張る)

  これも、「自力整体」で行うときは、「背骨を割る」とか
  「背中を開く」というイメージを持ってしていましたが、

  <お腹にパンチを受ける感じ>というのが面白い点です。













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本栖湖畔からパノラマ台へのHiking

2013-05-16 17:59:19 | 登山&Trekking


5/6(日)は家族ハイキング。珍しく孫たちも一緒です。

高山植物には未だ早い時期ですが、最近あまり見られない「錨草」がありました。
本当に船の錨のような形です。






ピーカンの日曜日だというのに、誰も居ない頂上。
ここはキャンプ場の真上で、あまりにEasyなせいか、
夏には子供たちの遠足が多いそうですが、
普通のハイカーには人気が無いようです。



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毛無山 猫連れ登山 発見記

2013-05-14 17:42:50 | 登山&Trekking


このオジサンの背中に大きな猫が乗っかっているのを見た時の驚き!
我が眼を疑いました。
6kgもあるという、美しい毛並みの猫ちゃんが
飼い主のリュックの上で落ち着いて風景を楽しんでいる?のです。



色々な山旅や猫の風景を追ってきましたが、
こんなペアは初めてです。脱帽!  

 そして羨まし~~~い!!



天気の良い日は、猫主体の登山を楽しむそうで、
背中から降りたがれば、自分で歩かせるそうで、テンポは超スローです。
猫ちゃんは見ず知らずの私たちの足にも擦り寄ってくれる愛想の良さ =^-^=

目っ茶しあわせな毛無山の朝でした。



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多摩川マルシェ

2013-05-13 12:41:21 | 生き方


昨日(日曜日)はミュージカル仲間のYAMASHIROさんが主宰する
「多摩川マルシェ」に出かけました。

ここに居たのは、ちゃんと愛情を注がれて育っている赤ちゃんヤギ「さくらちゃん」。
くったくなく、無邪気な姿に私の心も暫し童心に……

いつも童心でいたいけれど、そうしてばかりはいられない、
「ちゃんと仕事を見つけて、やり抜かなきゃぁダメなんだよ」という声が
いつも何処かから響いているような気がするのは、

心配性の老婆心?!?

抜けるような青空も哀しみを含んでいるようでした。

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洗足池の猫

2013-05-12 05:51:45 | 猫物語


毎朝散歩に行く洗足池には沢山の捨て猫が居ます。
みんな丸々と太って、野良っぽくなく、可愛い猫たちです。
(写真提供は散歩仲間のHANANOさん)

だからって、彼ら/彼女らの不安定な境遇を思うと、
捨てた人間の身勝手さに腹が立ちます。

この春に公演したミュージカル「夢~猫たちの春」では
捨て猫ゴロニャーゴがパパゲーノのアリアに乗せて

  ♪僕はトラ猫ゴロニャーゴ 街の人気者

   語り合う友達もいりゃ、恋人も居る

   幸せな暮らし  気楽な野良猫だよ


   辛いときもあるが なんとかなるものさ

   身体を鍛えて 歌い踊るのさ


   こうやって、友達の手を取り、足並み揃え高く ピョンと跳ぶのさ

   こんなもんさ!  極楽だよ♪

と、歌います。(作詞:KoMaria)


人間でも「恋人」はおろか、「友達」も居ない高齢者が居るそうですから、
自由と友情・愛情を手にできれば、猫も人間も同じかもしれません。

でも、でもでもでも、

人間は自分の努力で、人間関係や住環境を改善できるけれど
猫たちに与えられた選択肢は少ないのだから、
私の心は捨て猫達を見るたびにモヤモヤと疼くのです。



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カーヴィー・メソッド ②

2013-05-11 22:14:20 | 健康法


樫木さんの文庫本を読むと、

P.30 「私のメソッドの根本は、カラダを整えることであり、

    整えること=美ボディへの近道と考える」

  カラダを整えるということは、自分のカラダに実感させながら

  知るということです。

    弱点を改善するための正しいカラダの方向を意識づけさせて、

    カラダをよい状態に安定させるよう調整していくこと


まさに「自分でする整体」という共通の根っこを感じます。


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