自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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健康いろはガルタ 《け》 

2007-12-07 22:16:44 | Weblog
《け》  携帯トイレの 備えがあれば 憂いなし


 中高年になると、若い頃には考えられなかった悩みが続出します。
切実なのはトイレかも。小用が頻繁になっても、日本国内はコンビニや
図書館、公園にも清潔なトイレが完備し始めて、心配いらずの有難さです。
ところが外国では(国によるでしょうが)気軽に入れるトイレは多く
ありません。有料の場合は該当するコインを持っていないことが多いし、
場所によっては青空トイレの方がましなほど汚れている場合もあります。
混んでいて間に合いそうにない場合も悲惨です。

そんな悩みを我が人生の恩師の女性に話したところ、素晴らしいアイデアを
頂きました。それが100円ショップでも売られている携帯トイレ(たった10g!)と
目くらましウエアのポンチョです。「登山用雨具には不向きですよ!」と言わ
れている、あのポンチョです。山行時、私のリュックの雨具袋には、ゴアテックス
のセパレーツ雨具(もちろん!ですね。)と、このトイレセットが入っています。

尾根道で、隠れる場所もなく、人が途切れる瞬間もない登山道で、どうしても我慢
できない場合は、ポンチョをかぶり、座って休む(振りをして)両手はトイレバッグ
を操作し、用を足します。ジッパーをきちんと閉じて身支度を整え、片手を袖から
出して、少し離れた場所に移動し、袋の中身を適当な場所に捨てます。(携帯トイ
レに入っている凝固剤の粉は使いません。)もちろん、使用するのは本当に緊急時
だけです。実際に私が使ったのは、この10年で2回だけ。スイス・ツエルマット付近
をトレッキング中の広い尾根道と、国内では白鳥の撮影スポットで、人は沢山いる
のにトイレが無い場所のそれぞれ一回です。

 もちろん、なるべく緊急事態に陥らないよう、行ける時に公衆トイレを使い、
リスク管理はします。だから殆ど使わないのですが、これを持っていると本当に
安心なのです。街中では使う可能性が無さそうですが、何時なんどき地震や災害が
起こるか分からない時代です。街中ではポンチョの代わりにウインドブレーカーや
ジャンパーを持ち、一年中トイレバッグをカバンの隅に忍ばせている私は、とっても
賢いのか、とっても変なオバサンなのか?と、少し悩むところではありますが。

補足:山行時、雨具に不適なポンチョは、私の場合、ちょっとした防寒着・ウインド
ブレーカとして大活躍しています。
また、男性が一杯の混んだ山小屋での着替えとか、目隠し、寝具としても重宝です。
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