自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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健康「いろはガルタ」  《た》

2007-12-13 19:11:36 | Weblog
《た》 だしをとると 健康食がついてくる

 勤めていた頃、だしをとるのは嫌いでした。理由は、
1.手間がかかる。
2.高くつく。
3.出し殻がもったいない。

 中で最大の理由は3の出し殻問題でした。
20代から玄米食で、お菓子やパンを手作りにしてきた私ですから、手間とか価格は、
かけるに値することなら惜しまずに投資してきたつもりです。美味しい出しをとるには、
良い素材を買って、きちんと使い切りたいと思っていました。

ところが鰹節にしろ、煮干にしろ大量に冷凍庫にたまる一方で、処理できないのです。
保存食作りの本を見て、ふりかけや田作りに挑戦しても、あまり美味しくなく、
ストレスが溜まる一方だったので、ついに「普段は袋入りだしパック」、
時間のある時だけ(ごくたまに・・・・)鰹節と昆布のだし。煮干はゼロ。となりました。

 ところが去年、勤めをやめ、自然料理の教室に行って教わってみると、
目から鱗の技の山。やっぱり和食は上手くできていて、出し殻から素晴らしい
常備菜が出来ることがわかりました。そして、これらのふりかけや田作りを
玄米に合わせて、良~く噛んで食べると本当に美味しく、他のおかずがいらない程です。
今日はお気に入りの2品を紹介しましょう。

A.出し殻煮干で作る <くるみ入り田作り>
 材料は 出し殻煮干:出しをとったあと、大きいものは半分に裂いて、
           小さめのジップロックに入れ、冷凍していき、一か月分位が目安

      くるみ 200gくらい(好みで増減) 

 作り方
  1.凍った煮干を適当にほぐし、オーブンの天板に重ならないように並べる。
    170℃で20~25分、ポキッと折れるまで焼く。

  2.くるみは 120℃で15分ほど 空焼きし、粗く刻む。

  3.調味料(水150cc、醤油60cc、みりん60cc、黒砂糖20g)を煮立てる。
    沸騰して全体に泡が立って、少し煮詰まってから煮干とくるみをいれて、からめる。
 
 これは煮干をオーブンで焼くのが最大のコツです。


B. 出し殻かつお節の <錦松梅>
  材料: 出しをとったあとの鰹節はジップロックの袋にためていく。この時、
      団子にせず、薄く広げて、下敷き状に凍らせると後の調理が楽。
      20cm×10cmくらいの袋(私はピーナッツの空き袋を利用)10~20個分くらい。
      その他、出し殻や蓮根の節、しいたけの軸、玉葱の芯など何でも。
      
  作り方
  1.板状の鰹節を凍ったまま、薄く切る。
  2.北京鍋にごま油大2を入れ、鰹節以外の材料(全部みじん切り)を入れ、
    点火して炒める。火が通ったら鰹節を加え、さらに炒める。

  3.調味料(醤油、みりん各100cc)を加え、さらに炒め、味を調整。
    好みで松の実を入れ、最後にゴマを加える。

  私は出来上がった田作りや錦松梅をまた、ジップロックの袋に入れて冷凍し、
  自分のおかずにしたり、家族や友人にプレゼントしています。ゴマは食べる直前に
  かける方が好きです。

*材料や調味料の分量は、非常にアバウトな目安です。ご自分の感を目一杯使い、
 適宜、足したり引いたり、工夫してください。


 





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