自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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筋活 その4  異所性脂肪

2023-05-18 05:30:16 | 健康法


p.52 やせた50、60代の女性はむしろ糖尿病の
   発症リスクが高くなるという研究結果が

   (中略)もともと日本人は太っている、
   やせているといった体型には関係なく
   糖尿病になりやすい傾向があり、欧米人に比べて
   インスリンの分泌能力が低いことに原因がある

インスリンは血糖をコントロールするのが役割で、
p.53 この分泌や働きが低下すると、細胞がブドウ糖を
   取り入れることができず、高血糖の状態になる。
   これが糖尿病です。

   私たちの体で、ブドウ糖を取り込む最も大きな
   場所が筋肉です。やせていて筋肉量が少ないと、
   食後に十分な量のブドウ糖を取り込めないために
   血糖値が高くなってしまう
というわけです。

筋肉は量の減少とともに、もう一つ、「質の低下」という
問題<脂肪筋化>があるそうです。

p.54 皮膚の下につく「皮下脂肪」と、
   腹部などの内臓周辺につく「内臓脂肪」の二つが
   よく知られている。

   最近の研究で、第三の脂肪「異所性脂肪」の存在が
   わかった。
   (中略)皮下脂肪や内臓脂肪は脂肪組織にたまるもの
   だが、異所性脂肪とは、
   本来なら脂肪がたまるはずのない、筋肉や肝臓、心臓、
   膵臓、血管などの細胞の中にたまります。

  
   (中略)代謝異常を引き起こす可能性がある

   筋肉などに異所性脂肪が過剰にたまると、
   インスリンの働きを低下させてしまうのです。
   これがいわゆる「インスリン抵抗性」という状態。

   (中略)インスリンは膵臓からちゃんと分泌されて
   いるのに、筋肉や肝臓が血液中のブドウ糖を取り込めない
   状態です。そのために血糖値が下がらずに糖尿病に。

p.55 これらの原因と対策を考えると、
   ①基礎代謝を上げること。
p.56 ②そのために、運動不足を解消すること。

そして、著者が最も効果的!と考えているのが
ダブルスクワット!というわけです。

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