自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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高齢者集団の中で輝く 若き研究者

2023-11-29 05:10:23 | 唄と踊り

我がミュージカル研究会のもう一つの奇跡は、この青年。

フィリピンの国費留学生から東工大の准教授になった研究者です。

 

私が彼と知り合ったきっかけは、洗足池のラジオ体操です。

私はリタイア後で、早朝散歩に行き、ラジオ体操に邁進。

彼は留学生仲間と一緒に毎朝、走っていました。

 

最初は朝の挨拶をするくらいでした。

ところが2011年東日本大震災勃発を機に何かを発信したくなり、

地域のコーラス仲間やバレエ仲間に声をかけてミュー研がスタート。

ミュージカルへの夢が湧き、彼にも声をかけたら二つ返事。

 

私も夫もISASという研究機関に勤めていましたから、

学生さんたちの忙しさや、指導教官の厳しい目を熟知。

いつまで続けてくれるかなぁ?と心配していました。

(だって年寄りの中の唯一人の若者だし・・・・・)

 

一番心配したのは、彼が博士号をとった直後。

アメリカなどに就職してしまうのでは?と、ワナワナ。

でも、その能力と英語Nativeの実力、人柄の良さで教官になり、

忙しい研究生活を続けています。

 

驚くのは、日本人研究者との大きな違いです。

Work Life Balanceが確立していて、自分の時間を大切にしています。

音楽も好きだし、登山やボルダリング、マラソンなども。

 

そんな忙しくて、よくミュー研のステージに立てるわね?と思われそうですね。

実は、彼は毎火曜日の朝、30分だけ我が家に練習に来てくれ、

歌や台詞、ダンスの振り付けなどに取り組んでくれているのです。

(天性の美声、勘の良さがあるので、これで十分!なのです。)

 

ミュー研の全体練習に参加できるのは月に1回の土曜日だけですが、

皆と打ち解け、楽しんでいてくれる! 

本当に素晴らしいミュー研の宝なのです。

 

 


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