自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

新解釈の椿姫  

2024-05-26 05:43:40 | 唄と踊り


昨夜はミュー研友人のご招待で豊洲シビックセンターへ。
「椿姫」というタイトルだけで、他の予備知識はゼロ。
席について、「はて、字幕はどこに出るのやら?」などと
心配していたら、字幕は無し。

そもそも、音楽はVerdiの”La Traviata”そのものですが、
話はVioretta役・柴田智子さんの創作(新解釈)なのです。
要はパロディというか、似て非なるもので、今回は
Violettaは悲劇のヒロインではなく、幸せに結婚し、
子どもまで生まれた・・・・・という設定。

最初は、なぁ~んだかな~?と半信半疑で観ていましたが、
Verdiの曲は圧倒的に素晴らしいし、
アルフレード役・テノールの吉田連さん、
そのお父さん(ジェルモン)役・Baritoneの黒田博氏の
美しい声に魅了され、なるほど、字幕はなしでもイイか・・・・・
とさえ思えた舞台でした。

シビックホールはガラス張りの壁で、幻想的な夜景を楽しめる
素敵な場所ですから、演奏者の技量と場の持つ力などが
バッチリ噛み合ったのも良かったのだと思います。

何よりの収穫は、「そうか、こういうことをやってもイイのね」と
確信できたこと。私のミュージカルではオペラの曲を借用して
(何しろ著作権料の心配が不要なので)パロディー風にしたことが
何度もありますが、ちょっと後ろめたくもあり、心配でした。

でも、良い曲は圧倒的に良いし、誰でも一瞬で理解でき、
メロディーが分かりやすい点が素晴らしいのです。
19時開演、殆ど3時間の長丁場で、早寝早起きの私には
かなりキツイ夜だったのですが、補って余りある素敵な夜でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マズロー心理学と ガーデナ... | トップ | 野菜は最強のインベストメン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

唄と踊り」カテゴリの最新記事