自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「白鳥の湖」に挑戦

2009-03-02 13:46:22 | 唄と踊り
 土曜日、ある勉強会で、バレエ・白鳥の湖第2幕の「白鳥たちのワルツ」を
踊りました。と書くと、我ながら・・・・・う~む、書き過ぎかなぁ?と思いますが、
一応事実です。
場所は豊島区立勤労福祉会館地下2階体育室。
内容は、隔月で集まる異業種交流の例会で、「バレエに初挑戦」という訳です。

20数年続いている女性限定のこの会には、主に自由業を中心に、フツーの会社員、
料理研究家、私のようにちょっと変わった公務員(←3年前まで)などが集い、
色々な例会を企画してきました。昨年はついに「元バレリーナ」という方が入会
してくれたので、早速彼女に講師役を依頼して、今年度最後が標記タイトルの
例会になりました。

バレエと自力整体は、「上虚下実」「軸を感じる」という意味では、
根っこの部分で重なります。が、表現方法としては、<対極>的な関係です。
バレエはリズムに乗って、舞い姿を美しく見せるよう素早く動くために、
筋肉を鍛え、日々精進します。一方、自力整体は
「リズム・美しさ・素早さ・鍛える・精進」とは無縁・・・・・どころか、
それらを意図的に排除して「リズム無し・格好は考えない・ゆっくり・鍛えない・
努力を忘れる」です。

でも私は昔から踊りやからだの研究が好きだったので、
(そう、左膝痛になったのも、登山・タップダンス・テニスを同時に
「ひたむきに」やり過ぎたからでした!)もちろんバレエにも興味ありありです。
退職後、近所の体育館で初歩の基礎バレエ<会費・一回500円>というポスターを
見たその日に申し込みの電話をしました。

一ヶ月にたった2回ですが、楽しいこと、苦しいこと!
講師のF先生が軽々とやってのける動作の一つ一つが、何てキツイこと!
背骨も腕も最大に伸ばしきっているはずなのに、さらに引っ張られて直されると、
本当にもっと伸びるのです。
一番困るのは、バレエをやっているつもりなのに、
「コマさ~ん、お願いだからリズムに合わせて、素早く動いてくださ~い。!!!」
という、F先生の悲鳴に近い懇願が飛んでくることです。
お願いされなくたって、自分でも必死で「バレエにしよう!」と精進しているのです。
が、いつの間にか自力整体モードになってしまうようです。
老体はそんな簡単に切り替わってくれないのですね~。

ま、老体だけでなく、頭も老頭脳のおかげで気分だけはすぐにバレリーナ。
特に今回の会場は桟敷席(じゃなくて、天井近くのランニングコース)があって、
風格のある板壁や鏡、照明も劇場風です。
「アタシって前世はバレリーナ? その前は本物の白鳥?だった・・・・・ような
気が・・・・・」して、楽しく踊りまくった一夜でした。

今回の参加者は昭和25年から10年生まれの、バレエとは無縁の中高年12人でした。
「何か一つは、ひらひら・キラキラの美しいものを身につけて楽しく踊りましょう」
の声に素直に従い、全員が綺麗なスカーフやブローチをつけて、
少女のように楽しく踊れたのは、
<さすが元バレリーナ>のF先生のおかげです。有難うございました!

ホームページのアドレス http://home.a01.itscom.net/komaria/index.html

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