自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

食事術   ポッコリお腹 対処法

2021-06-18 05:50:48 | 推薦図書


脂肪を食べても肥満にはつながらない」といった舌の根も乾かないのに
今日は、お腹にポッコリまとわりついている脂肪のお話です。
つまり、、、脂肪を食べるのはイイけれど、糖質をコントロールしないと、
お腹の周りに脂肪が溜まりますよ!というお話です。

p.102 ポッコリお腹はなぜへこまないのか?
   脂肪は簡単には燃えない仕組みになっている

   健康な人が過剰摂取した糖質が、グリコーゲンや中性脂肪として
   蓄えられるのは、飢餓 備えての当然の仕組みです。そのおかげで、
   何かの事情で食事がとれなくても、水さえ 飲んでいれば私たちは
   1か月近く生き延びることができます。

   ブドウ糖が不足すると、まずは肝臓や筋肉の細 胞に取り込まれてグリ
   コーゲンがブドウ糖に戻され、エネルギーとなります。それがなくなれば、
   脂肪 細胞に取り込まれた脂肪がエネルギーとして使われ、一部はブドウ糖に
   戻されます。逆に言うと、脂肪細胞にある中性脂肪がエネルギーに変わるのは
   後回しであり、だから こそ一度溜め込んでしまったお腹の脂肪はなかなか
   なくならないわけです。

   実は、脂肪は糖質と比べ、とてもエネルギー効率がいいのです。
    図2-2に、体重8キロの健常男性のエネルギー貯蔵量を表にしたので見てください。
   肝臓に貯蔵されているグリコーゲンは0グラムで、280キロカロリーのエネルギーと
   な ります。一方、脂肪細胞に貯蔵された中性脂肪は1万5000グラムで3万5000キロ
   カロリーです。ちょっと数字に強い人ならすぐにわかると思いますが、
   同じ1グラムでも、グリコーゲ ンは4キロカロリーなのに、脂肪にすれば9キロカロリーの
   エネルギーを放出できます。 こうした効率のいい脂肪は、より貯蔵に適しており、
   徹底して溜め込まれる傾向にあるの です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食事術   なぜ太るのか | トップ | 食事術  なぜ病気になるのか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

推薦図書」カテゴリの最新記事