自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ラジオ体操は 65歳以上には 向かない   3

2021-06-25 05:34:14 | 健康法


昨日の続きです。
p.52 ②ひざに負担をかける不自然な跳躍をしている

p.59 第一および第二体操の11番目にある「両脚で跳ぶ運動」は、
   「脚部の筋肉を活発に動かすことで、全身の血行を良くし、
    カラダの緊張を解きほぐす」「呼吸循環の働きを高める」

   という目的が掲げられているが、高齢者は膝に痛みがあったり、
   脚力が弱っているために、跳べない人が多いのです。

p.61 (上記理由で、跳ばないで)膝関節を軽く曲げて上下動をすると、
   重力によって脛骨が前にすべり落ちる力が働くため、膝の前後方向の
   揺れを防ぐ前十字靭帯に負荷がかかり、損傷しやすくなる

   膝を少し曲げた姿勢で脛骨が前にすべる力を抑えるためには
   大腿四頭筋(膝を伸ばす筋肉)とハムストリングス(膝を曲げる筋肉)の
   両方を鍛えることが重要です。

   残念ながらラジオ体操には、これらの筋肉を効果的に鍛える運動が
   なく、ラジオ体操をやっているだけでは膝をまもることができず、
   かえって悪化させてしまう危険性がある

私の行っている多摩川台公園会場でも、「跳ばない」で「上下動しているだけ」の
人がたくさんいます。それはそれで、「無理のない動き」だと思っていましたが、
整形外科医さんから見ると、問題あり!だったのですね。

p.63 ですから、膝が悪い人がラジオ体操をする場合には、
   ジャンプをする運動では上半身だけ動かして、
   下半身は動かさないようにしたほうが無難です。

だそうです。
けれど、私が見たところ、日本人の横並び意識の強さなのか、
膝が痛い方々でも、「跳んでいるように見える上下動」をされています。

問題は、殆どの方々が
「ラジオ体操に来て、皆と運動するだけが私の健康法なんだから、
  それが間違ってるなんて、言われたくない!!」
と、自信たっぷりなことなのです。
   
コメント
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