自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

食事術   なぜ太るのか

2021-06-17 05:40:46 | 推薦図書


世の中には、「甘いモノは食べたい。そして痩せていたい!」
という女性が満ち溢れています。そして、かなりの女性が
「油は肥るから控えるけど、少量のあんこやケーキはイイのよね」
などと、自分勝手な解釈をしている場合が多いと思います。
(↑ かく言う私も昔は・・・・)

でも、こういった本を読んで、しつこく何度もあの手この手で説明されると、
嫌でも「肥満の制御は、血糖値の正しい知識だ!」と分かってきます。

*************************
肥満のメカニズム   なぜ太るのか?

p.98  長年、肥満の犯人は脂肪とされてきたが、これはまったくの冤罪。
   犯人 は糖質である。そして、多くの生活習慣病を生み出す原因も糖質
   だとい うことが徐々にわかってきた。そもそも肥満とは何か?
   どのようにつ くられているのか?

   なぜ、脂肪ではなく糖質を摂取することで太るのか、そのメカニズムを
   簡単に説明しま しょう。

   まず覚えておいてほしいのは、脂肪を食べたから体の脂肪が増えるのでは
   ないというこ とです。食べたものは、消化・吸収の過程で、新しい物質に
   分解・合成されていきます。 脂肪を食べたから、そのまま脂肪になると
   いうのではなく、糖質を過剰摂取してブドウ糖 が余ると、中性脂肪が
   蓄積されるのです。 中性脂肪は、トリグリセリドとも呼ばれ、
   「使い切れなかったエネルギー」と考えていただければいいでしょう。

p.99 健康診断で「血中中性脂肪値」が測られますが、この数値は肥満の
   バロメーターでもあり、太っている人はみな高めです。ただ、非常に
   動きやすい数値 で、検査の前日に食べたものによっても大きく左右されます。

   だから、「中性脂肪値が高い」 と指摘されても、さほど怖がることはありません。
   やせれば確実に下がっていきます。 では、やせるにはどうしたらいいのか。
   大事なのは「血糖値」です。 私たちの血液中には生きるために普段から
   ある程度のブドウ糖が存在し、血糖値が一定 の基準(0~140)に保たれています。

   この水準が保たれず血糖値が上がりすぎたり下 がりすぎたりしたら、命に
   関わります。実際に、自分の血糖値の変化についてまったく知 らず、ある日突然、
   昏倒して亡くなる人もいるのです。

   そして、そのブドウ糖の元となるのは糖質です。 「糖質にも種類があり、
   ごはんやパン、パスタ、イモ類などは「多糖類」、砂糖は「二糖類」、
   ブドウ糖や果糖は「単糖類」に分類されます。二糖類はブドウ糖や果糖が2つ
   連なったも のであり、多糖類はブドウ糖がさらにたくさん連なったものです。

   食物として口から摂取したこれら糖質はすべて、消化酵素によって1個1個の
   ブドウ糖 や果糖に分解されます。ごはんもパンもパスタもイモも、最終的には
   ブドウ糖に分解され て吸収され血液中に放出されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする