自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

食事術 「果物は太る」

2021-06-13 05:25:23 | 推薦図書


p.82 新しい常識7 果物は太る。
   果物が太りやすいのは 医学的に明白
   果物を「非常に健康にいい食べ物」と考えている人がいます。
   とくに男性の中には、果 物を野菜と同じような位置づけで捉えている人も
   いますが、認識を一新すべきです。

   たしかに、果物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
   しかし一方で、糖質 の塊とも言えます。とくに日本の果物は糖度が高く
   改良されています。果物に含まれるのはブドウ糖ではなく果糖です。
   このことを取り上げて、「果糖だから 太らない」というわけのわからない
   理屈を展開する栄養士がいるのは困りものです。

   はっきり言っておきま しょう。果糖だからこそ、果物は太りやすいのです。
   それは、生化学を学んだものからしたら明白すぎる事実です。
   人間の体はエネルギー源としてブドウ 糖を優先的に使います。
   果糖はエネルギー源としてではなく、すぐに脂肪に変えて貯蔵さ れます。
   つまり、太りやすい糖なのです。果物が好きならば、朝食の最後に少しだけ、
   ゆっ くり噛んで食べるのがベターです。ジュースにはしないこと。
   たくさんの果物を使った糖 質たっぷりのジュースを、起きたばかりの空腹状態で
   ごくごく飲むのは最悪です。

P.83 新しい常識8 疲れたときに甘いものをとるのは逆効果
   薬物と同じで一時の 興奮はかえって 疲労感を増す。体についても頭についても、
   「疲れたときには甘いものを食べると回復する」というの が世の中の共通認識の
   ようです。 その理由を聞くと、多くの人が「なんとなく」。

   ちょっと知識のある人で、「血糖値が上がるから疲れがとれるんでしょう」と
   答えます。 しかし、これは大きな勘違いです。たしかに、糖質をとれば血糖値が上がり、
   それによって一瞬だけ幸せな気持ちになりま す。だから、みんな騙されてしまうのですが、
   糖質摂取で急激に上げた血糖値は急激に下 がり、いらいら、吐き気、眠気など
   さまざまな不調を呼びます。

   疲れをとるために甘いものを口にしたのに、かえって疲れてしまうのです。
   それを察知して、「また、疲れてきた。何か甘いものを......」と繰り返しているうちに
   立派な糖質中毒に陥ります。 安易に甘いものに頼るのはとても危険です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする