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7年も前の本ですが、この内容は未だ巷に広がっていないようです。
テレビ「たけしのエンターテインメント!家庭の医学」で紹介され、
国立病院機構の医師・水上 健氏が監修している本です。
私は他の色々な書籍から
「解剖学の本に載っている大腸の形は西洋人のもので、
日本人の腸は、全然違う!」と、認識してはいました。
この本には、CTコロノグラフィーの画像で実際の「ねじれ具合」や
「落下具合」が示されているので、「なるほど!」と思いました。
p.14 日本人の8割は「ねじれ腸と落下腸!」
ねじれ腸とは、主に下降結腸が下がりきるあたり(左下腹)が
ねじれていて、便が詰まりやすい。
落下腸とは、本来みぞおちの辺りに横たわるはずの横行結腸が
だら~んと下腹部まで落下している状態。
(逆立ちすれば、上部にもどる)
水上医師は2万人以上の大腸内視鏡検査をしてきた中で、
管が通りにくい人の特徴と対策を考える中で「腸ゆらしマッサージ」を
考え付いたそうです。(p.36)
ギューギュー力を入れないで、軽くトントンと刺激するだけで、
結構効果があるそうです。便秘でお悩みの方は直接読んでくださいね。