自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「病気にならない人は……」 5 料理をする

2017-10-08 08:18:47 | 図書メモ
今年のベストショット。この写真のためにNorwayに行ったわけではありませんが。


P.185 「料理をする人は ボケない」


言われなくたって、これは常識です。
でも、実際問題として、<トシと共に料理をしなくなる>人が激増しています。
私の周囲でも、
「色々な材料を買っても使い切れないから無駄が多いし、調理も面倒。」

「白米だって、自分で少量炊くより、科学的に工夫されたパックの方が
 ず~~っと美味しいのよ。安いし。」
という意見も。

でも、料理(自分が食べるもの)に無関心になると、
まずいと思います。
栄養学の常識も結構、コロコロ変わります。
人によって、「あれはダメ」「これはイイ」という内容が正反対のことも。

古いところでは<トランス脂肪酸>問題。
私が若い頃は、「動物性のバターより、植物性のマーガリンの方が良い」
と、思い込んでいました。ヘルシー嗜好のレシピ本でも、
マーガリン使いまくり!でした。
ちょっと洒落た人は舶来の「CRISCO」(クリスコと呼んでいました)も
使っていましたね。

でも、今や両社とも欧米では「使用禁止」の有害食品です。
日本では、「消費量が少ないから」という理由で規制なしですが。
そう、家庭ではお菓子を焼いたり、パンを作る人は少数派です。

が、、、、、市販のお菓子やケーキ、菓子パンには大量に使われていそう。
だって安価で、扱いやすくて、ショートブレッドやスコーン、タルト生地など
「生地がダレやすいモノ」には最適だそうです。

安い!

モノを作って売る側にとって、違法でも何でもない食材は
非常に魅力的だと思います。
主食じゃないんだしね・・・・って、気休めの声も聞こえてきそう。

でも、世の中には、菓子パンを毎日(ひょっとしたら毎食?)食べている人も
いると思います。袋菓子を食事代わりに与えられている子どもも?
悪気はなくても、
空腹を紛らわすのに手っ取り早い食品が、安価に入手できれば、手が出ます。

幸い、「トランス脂肪酸というモノは、健康に悪いらしい」ということは
巷に広まりつつあると思います。
では、「実際に出回っているお菓子やパンに、どれだけ含まれているのか?」
「自分が一日にどのくらいの量のトランス脂肪酸を摂取しているのか?」

政府は「マーガリンは家庭での消費量が少ないから規制の必要なし」
と言っていますが、
どんな食品にどれだけのトランス脂肪酸が含まれていて、
「一日の摂取許容量がどのくらいなのか?」と示して欲しいと思います。

製菓業界などから猛反対がありそうですが。。。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする