自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「女性の医学」  ⑤

2015-08-27 05:53:02 | 図書メモ




かなり長くなりますが、重要なことだと思うので、以下、本から書き写します。
これらの文章は、私が読書ノートとして、好きなときに見返せるよう、書いています。
ブログ読者の皆さんは、是非、ご自分でこの本を読んで、その他の情報を
しっかり吟味してくださいね。

P.234 そっとしておけば、がんは苦しくない

   P.235 がんで死ぬのは、悪くない死に方です。
   日本人の死因で多い脳卒中と心筋梗塞は、ぽっくり逝けると思われているけれど、
   なかなかそううまくはいかない。
   
   何度も苦しい発作を繰り返したり、ろれつがまわらなくなったり、
   半身不随になったり、リハビリは長引き、介護する側も先が見えず疲れ果てる。
   
P.236 その点がんならば、
   死ぬ少し前まで普段通りの日常生活を過ごせることが多いですし、
   死の直前まで意識は清明です。

   最末期になったら、緩和ケア病棟やホスピスに入って、
   手厚いけあを受けることもできる。先が見えているので、
   亡くなるまで家族も気持ちを切らさず、やさしくしてくれることでしょう。


P.237 がん放置の経過がおだやかである理由は、
   大人のがんは基本的に老化現象だからです。

   太古より、人はがんとつきあってきました。だから、がんと共生する術を、
   体はちゃんと心得ているのです。一方、手術や抗がん剤、放射線などは、
   体にとっては不自然で、慣れることができない。
   だから副作用に苦しむことになるのです。

   もしかすると、がんは人を安らかに死なせるために、天が与えた装置

   なのかもしれない。

   そう考えると、わざわざつらい治療を受けて、苦しみ抜いて死ぬなんて、
   もったいないことこのうえないですね。

   検診などで無理にがんを見つけ出さず、もし見つかっても、
   苦しくなければ治療をしないと腹をくくる。そのほうが、むしろ長生きできて、
   ラクに死ねるはずです。

   固形がんについては、早期発見・早期治療ではなく、

   末期発見・治療断念で放置するのがベストだと思います。
コメント
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