P.66 宇宙と生命
霊とは個人の魂のことだけをいうのではありません。
宇宙のあらゆるものに内在し、またそれぞれが繋がったものです。
「生き霊」も霊のひとつです。
生きている私たちの全てが持つ心と同じだと考えればいいのです。
著者・伊藤氏はホーキング博士の講演を聞いて、この確信を得たようです。
その理論とは、
P.67 地球の海は46億年前に地球ができてすぐ今のような姿になりましたが、
その時の塩分濃度が今のそれ(3.5%)とほぼ同じだったというのです。
ところが、それほどの長い年数に亘って塩分濃度を一定に保つ仕組みが
科学では究明されていないのだそうです。
様々な分野の科学者が消去法でその仕組みについて議論した結果、
出て来た答えが、
「地球は生きている」
地球は実は、それ自体が生命体で、
自らの力で海水の塩分濃度を調節しているというのです。
これを「ガイア理論」と呼ぶそうです。
P.68 霊とは宇宙そのものを言います。
すべての生物は宇宙に同化したものです。
それに気づいた時を仏教では成仏といいます。