自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「友だちの数で 寿命は決まる」 石川善樹・著

2015-05-23 05:55:24 | 図書メモ
写真はカワラヒワ


副題は 人との「つながり」が最高の健康法

著者は予防医学研究者ですから、病気を治す医者ではなく、
病気にならないための思考法や生活法を説いています。
ハーバード大学公衆衛生大学院出身……ときくと、
昨年読んだイチロー・カワチ氏の主張を思い出します。

ここでは、目新しい(?)(=今まであまり聞かなかった)情報のみメモします。

P.169 脂肪をめぐるウソとホント

  低脂肪は実は太りやすい

   低脂肪にするとコクとうま味が減りますから、低脂肪食品ではそれを補うために

   糖分や塩分、さらに人工的に作られたうま味成分などが添加されています。


   こうした成分の摂り過ぎは決して健康的ではありませんし、

   低脂肪食品は食べても満足度が低いので、

   そのあと余計食べてむしろ太ってくるという皮肉が事実もわかってきました。


   低脂肪や無脂肪の食品を美味しくするためによく用いられているのが、

   アスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料です。

   これらの人工甘味料は歴史が古いのですが、その一部は身体に入ると

   代謝のシステムが混乱するとも言われています。


   人工甘味料を口にすると甘みがあるので、

   身体は「糖分が入ってきたぞ」と勘違いして糖分を吸収するモードに

   代謝を切り替えます。


   ところが人工甘味料は糖分としては体内に吸収されませんから、

   待てど暮らせど糖分がやって来ません。

   「どうなっているんだ!」としびれを切らして飢餓状態になったときに、

 
   低脂肪や無脂肪の食品に満足できずに

   食べた食事から糖分をより吸収してしまうのです。

   (中略)P.171 人工甘味料は腸内細菌のバランスをくずしてしまい、

   血糖値を下がりにくくするらしい。




   
コメント
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