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玉肌日記

2016年08月27日 | 玉肌日記
【霧多布温泉(北海道厚岸郡浜中町)】
霧多布(きりたっぷ)岬付近にある温泉。海岸に非常に近い地にあるだけに、いわゆる”なんちゃって温泉”かと思いきや、その住所名を見るに”湯沸”(=ユワカシではなくトウブツと読む)なる地名になっており、それだけですでに本格的かつ由緒ある温泉感充分。場所は北海道浜中町にあるが、ここは釧路と根室との間にあり、釧路よりには牡蠣で有名なる厚岸(あっけし)も。霧多布は岬だけでなく、湿原も有名なのだが、付近を走行するになぜか”ルパン三世”の表記多く、温泉訪問にてその疑問が氷解。というのも、この地はその原作者たるモンキーパンチ氏の出身地なのであった...。町営と思しき温泉施設は非常に新しく、侘び寂び感は皆無で、平日夕刻というのに周辺地域の人口密度対比で結構なる賑わい。ナトリウムー塩化物泉という以上の情報がないが、循環加温されている模様で、泉温はやや高め。微妙に塩味があるかという程度の無味無臭ながら、やや黄色か褐色味を帯びた色をしている。恐竜時代の地層から創られているという表記も。申し訳程度のこじんまりとした露天風呂があるが、こちらは微妙に塩素消毒臭があるも、そもそも都内で最高気温36度と報じられている中で気温が24度、かつ海風があるという非常に快適な環境での露天風呂は気持ち良し。そもそも北海道で夏は短く、厳冬期の入浴ではなかなか露天は困難と思料。
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