Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年06月23日 | CD批評
前回散財日記、お茶の水DUのその2。今回のアタリCDはこれ↓。
●JOSHUA REDMAN ELASTIC BAND 「MOMENTUM」
最近のハマり。この人のCDはどれを購入してもハズれがないのがハマる理由か。今回のようなエレクトリックな作品もそうだが、ストレート・アヘッドなジャズも同様で、演奏が異様に上手い。まだ結構若い筈だが、柔軟性に富んだ内容に感心(だからELASTIC-Bandっていうのね...)。テクニカルな話でいえば、演奏にポルタメントを多用しているのだが、あれってどのようにやっているのだろうか?口(アンブッシュア)だけでは結構限界あるよな~と。バックの演奏も素晴らしく、メンツが違うところを見ると、この程度の上手い人がゴロゴロいるのね、と。しかし、ジョシュア=レッドマンって、サッカー選手のロナウドに似ているな~、と。会社のTVをふと見遣るとサッカーの一場面でそのロナウドという選手が出ていたのだが、それをみた瞬間にジョシュア=レッドマンがサッカーやっているのかと思いました(通常は逆か)。
●MULGREW MILLER 「LIVE AT YOSHI'S Volume Two」
マルグリュ=ミラー(Pf)ってとても良く名前は聞くけれど、完全にサイド=マンと思っていたが、その人のライブ盤。トリオだが、演奏が非常にしっかりしていて、ある意味、模範的なのが非常に好印象。悪く言えば"華もなく毒もなく"という感じだが、華とか毒とかの他CDを聞いた後に聞くのは非常に効果的で、”お口直し”?。