Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

レコーディング日記(16)

2005年06月07日 | SideSteps
そのような中、数テイクを録ってこの日の録音は一旦時間が来たということで終了、持ち帰る演奏を落とすためにコントロールルームで簡単なミックス作業。ベースとドラムの検証が主な目的であることから、その二者の音量を大きくしてもらってミックス。MD2枚に落として、当方(岩井)と府川さんが持ち帰ることに。明日も作業があることから、スタジオ内は片付けず、そのままにして帰宅準備。スタジオを後にしたのは夜23時程度、その後府川さんを赤羽駅まで送って帰宅、道は非常に空いており、適当な道をチョイスした結果、122号を爆走して15分程度で到着。途中、橋で道が段差になっているところを高速で走り抜けたため、ラリーカーのように車がバウンド、ちょっとビビる。当方は携帯MDプレイヤを所有しないことから、音を一旦PCに落としてMP3化する作業を24時前より開始、MDラジカセとサウンドボードを接続し、一旦マスタリングソフトPeak(写真)に落として編集、それをiTuneでMP3に変換するという作業を夕食(夜食?)のパンを食べながら実行、途中で眠り込み(いわゆるマイクロ・スリープという現象)。終了後、MP3ブレイヤに落とし込んでから午前1時には就寝。瞬間に落ちるとは思っていたが、聴きながら寝るも、予想とおり1曲目の30秒も進まないうちに寝ており、全く内容検証どころではない。なお、12時間のレコーディングということで、当初は「弾き過ぎで指が痛くなって(もしくは最悪、血マメ)最後には演奏にならないのではないか」という懸念も杞憂に終わる。拘束時間は長いものの、実質的な演奏時間はそれほどでもなかったと思慮。ZZZ...

散財日記

2005年06月07日 | CD批評
お茶の水DU。最近は祟られているのか、お茶の水に向かう時はいつも雨。到着が8時を過ぎており、お約束の楽器屋/オーディオ屋は全て閉店しており、ビチャビチャになりながら坂下にあるジャズ館を目指す。しかしお茶の水DUのジャズ館は夜9時までやっているのは、本当にサラリーマンの友、いや、蓄財の敵というべきか。その営業時間延長の発想たるや”敵ながら天晴(あっぱれ)”(苦笑)。
●ジョン=スコフィールド「That's What I Say」
ジョンスコのレイ=チャールズのトリビュート作。ジョンスコは良いが、ちょっと内容的に気になってあまり期待しなかった(というのもファンク→ジャズ→ジャムと変遷してきていた中での冴えない”ジャズ”期に戻ったか?という気がしたから)のだが、期待を大きく超える素晴らしい内容。ジョンスコ、しかもボーカルが入ってもイイ感じで、大いに気に入る。これを聴くに、ジョンスコはこのレベルになってもまだ成長を続けているというのが非常なる驚異。エフェクトの使い方もまた良く、いろいろな意味で楽しめる内容、勿論曲はレイ=チャールズだから良いし、ドラムのスティーブ=ジョーダンのリズム、サウンド、全て素晴らしく、久々に手放しで賞賛。しかし、国内盤が先行発売しているのが、セコい。
●Muriel Zoe「Neon Blue」
最近ハマりの女性ボーカル系作品の一環として購入。アーティスト等の内容は知らないが、ドイツのレーベルで、もっと北欧系を期待したが、意外に空間系でもなく、Jazzyでもなく、ビミョーな感じ。曲はカバーとオリジナルが4:6という感じだが、結構芸歴(?)の長いシンガーソングライターとのことらしい。